(°∇°;) ？？？だらけ

　今日は、聖歌隊の仕事が入っていた。

　結婚式には最高のでしたね

　でもね、今日の結婚式は、変わっていた。

　　　
　　入場は、新郎新婦で。
　　お父様はちゃんといたんですよ・・・？

　　指輪の交換は、交換ではなくて、新郎から、新婦に指輪を贈っただけ。

　　誓いのキスは、キスではなくて、指きりげんまん。


　私たちからしてみれば、 (°∇°;) ？？？だらけですよ。

　この３つって、教会式では、結構ジーンとしてくる重要なシーン。

　来賓客を感動させるだけではなく、この３つには、しっかりとした意味が込められている。

　　ヴァージンロードをお父様と新婦さんが歩く意味は、この結婚をするまで、１歩ずつ１歩ずつ、いろんな苦労を乗り越えて、親子で歩んできた。
　　　そして新郎さんに途中から変わる意味は、新郎さんとこれから未来を１歩ずつ１歩ずつ歩んでいく。

　　　１歩出しては揃え、１歩出しては揃える。
　
　　　要するに、歩んできた道、歩んで行く道をゆっくり踏みしめて行くという意味なんですよね。
　　　（お父様がいない家庭は、新郎新婦入場になりますが・・・）

　　指輪の交換の意味は、誓いのしるし（愛の証）

　　　なので、神父さんは必ず、
　　　「誓いのしるしとして、この指輪を贈ります」
　　　と新郎新婦に言ってもらっている。


　　ヴェールをあげて、誓いのキスの意味は、ヴェールをあげることによって、２人の間に何の隔たりもなくなり、誓いのキスによって２人は正式に結ばれるという意味がこもっています。

　
　だからね、本当に愛し合っている新郎新婦や、親子仲が良い家庭は、見てるだけで感動しちゃうんです

　教会式って、そういう流れになっているんです


　という事で、今日のお二人は、この重要な儀式をやっていないと言う事になる。

　多分、普通とは違う結婚式をしようといろいろと考えてきたんでしょうけど・・・

　・・・・・でも、教会式の儀式なんですよ・・・・・(-_-;)


　なんででしょうかね？？？

　儀式の意味をよく理解していなかったのでしょうか？

　お二人の希望だったので、そうせざるを得なかったのですが・・・
　
　特に不思議だったのは、新郎さんからの指輪はあっても、新婦さんからの指輪がないという事・・・

　儀式でいったら、新婦さんは、誓いのしるしを贈っていない事になる・・・
　（要するに愛の証）
　　
　・・・や、やっぱり、理解していなかったんでしょうかね


　儀式で当てはめようとすると、しちゃうけど、ご本人たちが納得していれば、幸せな結婚式といえるんでしょうね


　でも、感動するシーンが抜けると、見る側にとってはこんなに味気なく、そっけない式になっちゃうんですね


　今日、こういう式を見て、私たちが言いたいのは、教会式の儀式をこうやってやらないのであれば、人前式でも良かったのではないかと・・・

　
　もし、これから結婚をする人がいるのであれば、ちゃんと理解して欲しい
　
　教会式は、素晴らしい儀式で成り立っているんですよぉ～～～