アセンション アシスト ASーAS

地球とは、本当はどういう所でしょうか、情報を集め、知っていくページです。

ほんとうの日本神話..?5

2017年01月25日 | 歴史関連
素の神は、その言霊のエネルギーによって、八十柱の女神(陰のエネルギー)を生み、太元顕津男の神(陽エネルギー)と、め合わすことによって宇宙を創り出します。その様子が、左回り右回りの儀式のように表現されています。古事記などにもこのことが出て来ますが、意味がよく分かりませんでした。エネルギー場でのことだったんですね。

(引用ここから)

紫微天界、最奥霊国紫微の宮居に鎮まり居ます主(ス)の大神、天之峯火夫の神は、宮の清庭に弥茂り弥栄えつつ非時花咲き実る香具の木の実を、左守の神に命じてむしり取らせ給へば、其の数八十に及べり。

茲に主(ス)の神は虚空にスの言霊を鳴り出で給ひて、香具の木の実を右手に握らせ呼吸を吹きかけ給へば、艶麗なる女神の霊御口より生り出でまして香具の木の実に移らせ給ひ、茲に艶麗なる女神の姿生り出でましぬ。この女神の名は高野比女の神と申す。次に一つの木の実を手握り玉の清水に滌ぎ給ひて御息を吹きかけ給へば又もや女神成り出で給ふ。之を寿々子比女の神と申す。かくして八十の香具の木の実は、いづれも天下経綸の御柱として貴の女神と現れ出でませり。

(中略)

茲に太元顕津男の神は、主(ス)の神の神言かしこみ高野比女の神にみあひて、高地秀の宮に永久に鎮まり居まし、国を拓き神ををさめ、水火の呼吸をくみ合はせもやひ合はせて雲を生み、雨を降らせて、あらゆる天界に湿りを与へ給へば、国土に万物発生し、天の狭田長田に瑞穂の稲は実り木の実は熟し、大嘗の神業漸く完成を告げ給ふ事とはなれり。

顕津男の神は主(ス)の神の神言かしこみて宇都子比女の神、朝香比女の神、梅咲比女の神、花子比女の神、香具の比女の神、小夜子比女の神、寿々子比女の神、狭別の比女の神を近く侍らせ神業に奉仕せしめ給ひぬ。之を八柱の女神となも言ふ。この外七十二柱の比女神を紫微宮界の東西南北、遠近の国土に配りおきて、神の御樋代となし、大経綸を行ひ給ひしぞ畏けれ。

太元顕津男の神は主(ス)の大神の大神言を畏み、非時の香具の木の実に生りませる高野比女の神を正妃と定めて、茲に依さしの神業を大神の御前に執行はせ給ひ、八百万の祭司神を率ゐて厳かなる祝詞を奏し給ひ、天之御柱、国之御柱を見立て給ひて、男神は左より、女神は右より御柱を廻り、再び神前に太祝詞(ふとのりと)白し給はく、

『掛巻も綾に尊き久方の貴の宮居に鎮まり給ふ主(ス)の大神の御前に慎しみ敬ひ願白さく。久方の高天原は澄みきらひ、此の紫微天界の国々は清く清しく、五穀は豊かに実り木の実は枝もたわわに熟しつつ、神の依さしの神国は今目のあたり外字怜に委曲に生れましぬ。嗚呼惟神々々神の尊き御恵みに、今日の良き日の良き辰を婚ぎの綱と定めつつ、高野比女の神を妻となし世を治めよと神の宣らすこそ実にも尊き限りなれ。吾は之より主(ス)の神の大神言葉を身に受けて、天の壁立極み国の退立限り、清き正き天津誠の心以てあらゆる神を撫で慈しみ、荒振神を言向和し大神言に仕へ奉らむとす。仰ぎ願はくは主(ス)の大神の御稜威を蒙りて、御依さしの神業を生り遂げさせ給へ、いろはにほへとちりぬるを、わかよたれそつねならむ、うゐのおくやまけふこえて、あさきゆめみしゑひもせす、けふの良き日を微日の間も、忘るる事なく何時迄も、誠の心を経となし、愛と善との真心を緯に織りなし、御機の糸の縺れなく、乱れもあらに神の世の大御経綸に仕へ奉らむ。上は主(ス)大御神より下百神の端までも、吾が真心を誓ひ奉り仕へ奉る事の由を、主(ス)の大神を初めとし、八百万の神平らけく安らけく聞召さへと宣る』

ここに高野比女の神は、婚ぎの神祝言を声朗らかに宇宙に響けと謡ひ給ふ。

(中略)

今日の婚ぎの神祝に伊寄り集ひし神々は、遠津御幸の神、片照の神、魂之男の神、日之本(すのもと)の神以下十六柱におはせり。

遠津御幸の神は千万里の遠きを厭はず、天の浮橋を打渡りつつ真先に此れの宴席に集ひ玉ひけり。
 
(以下略)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿