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新興宗教って...何?2

2016年09月04日 | 宗教

宗教について触れた以前の記事で、霊界の指導者が、いわゆる預言者として地上に出て、人々を導くことがあることについてはご説明しました。その際には、預言者は、今で言うチャネラーのように、霊界に居る別の指導者からの導きを受けながら、いろいろなやり方で、指導を実行します。

例えばキリストの時代には、預言者モーゼの教えは形骸化し、ユダヤ教寺院は財産を蓄えた人々に支持され、拝金ご利益的な歪んだ信仰が行なわれていました。その社会的な歪みを修正すべく地上に出たのがキリストで、その活動に対して、今で言えば新興宗教の発生だというような見方を、当時の権力者もしたかも知れませんが、キリスト自身は、自分の行動を宗教的なものとしては考えなかったのではないでしょうか。

ブッダの時代には、すでに難行苦行を行う、いわゆるバラモン教があり、それは身分制度と社会的地位格差を伴う、小さな、いわゆる国々が覇権を争う時代でした。その社会的な歪みを修正すべく地上に出たのがブッダでした。人々がブッダのもとに集まりはしましたが、ブッダは、それを、今で言う寺院のようなものにしたり、厳しい修行を求めるようなものにすることはなく、反対に、人々が、自分の教えを、普通の一般の人の生活をしながら行なうように指導したということです。

マホメットが、もっとはっきりと、偶像を祀ることを忌避したのは、その教えが寺院宗教化することを避けさせるという、霊界の指導の意向を、より明確にしたもので、また、天使の存在などのキリスト教と共通する教えが含まれることによって、霊界からの指導がキリストの教えと共通したものである事が分かるということも言えるわけです。

こうした霊界からの指導は、残念なことに、地上では、時を経るにつれて本質を歪め、キリストやブッダの教えは、現在のような形になってしまっておりますが、もともとは同じ真実を伝えようとしたものだったという事です。それらは、その指導が行なわれた時代には、世間的には、今で言う新興宗教だったかも知れませんが、それは本来、宗教のようなものではありませんでした。つまり後付けで、預言者たちの社会活動は、無理やり宗教というテリトリーに嵌められてしまったというのが実情だったと言えるでしょう。

まあ、あえて例えて言えば、このブログを、プロバイダが無理やり宗教カテゴリーのリンクに放り込む、みたいなものでしょうか ( ゚д゚)


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