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神々とアセンション

2016年10月16日 | 宗教

日本神道をはじめ、現在の様々な宗教の神々、あるいは神仏、即ち地上での信仰の対象は、殆んどが人格霊、つまり霊界の霊人である事についてご説明して来ました。また、地球の霊界では、9次元と言われる意識レベルまでが人格霊であることについても、すでにご説明しました。

主な宗教というものが、霊界からの霊人、すなわち人格霊の指導に基づく預言者の地上での言行が元になっていることからすれば、人格霊が神として崇拝の対象とされて来たのも、ある意味やむなきことと言えるのかも知れません。しかしながら、このことが、地上の人々の意識に分離を生み、多くの有形無形の社会問題を生じて来たのもまた事実です。

ここでも度々ご説明して来ましたように、私たちは皆、本来、創造主、すなわち宇宙の創造のエネルギーによって生み出された平等な存在です。この創造のエネルギーを神と呼ぶならば、宇宙の全ての存在が、本来、神の子であり、神のもとに平等であると言えるわけです。それが、地上では、信仰の名のもとに、多くの差異差別を産んできたのが実情でした。

この事からしますと、このまま人格霊を信仰の対象とすることが、いささか奇異に思えて来るのではないでしょうか。そして今、この高まりつつある宇宙のエネルギーによって起こる、アセンションとともに、意識を拡大する機会がもたらされ、私たちはパニャパラミタに至ると共に、そうした真実についても自らが気付いて行くことになります。

そして、誰よりもその事を知り、いま、地上の私たちに、その事を知らしめようとしているのが、自らがアセンディドマスターである、霊界の指導者の方々なのです。

霊界では、地上の人々を、原始時代と言われる時代から、様々なやり方で導いて来ました。時には自らが地上に降りて直接語りかけ、時には、荒振る砂漠の人々に厳しい神として霊示を与え、時には、地上の王として自らが社会を指導してきたのです。しかし、それも変わる時が来ました。

現代の宗教の状況に関して言えば、今のところ、過去からの神社の施設や祭礼などは、大きな社会的な負担でありながら維持継続されていますし、巨大な仏教寺院ほかの組織や宗教的施設は、いわゆる檀家や信者の大きな負担のもとに、その形骸を維持しようとしているかの様に見えます。

ですが、以上のような真実が明かされた以上、それらの現状維持は、人々にそれほどの大きな意義を見出さしめないのではないでしょうか。 適切な意識の拡がりと気付きが、求められるところです。

 


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