ボタ雪

2009-02-27 22:20:31 | Weblog
2月の終わり 東京は札幌より寒かったらしい。
昼からボタ雪

今は自転車にも車にも乗れないので
ゴロゴロとカートを押しながら
大きなお腹を突き出して
ボタ雪降るなか買い物に。

雪もたまにはいいもんだ。

コンちゃん 雪だよ。
初雪だねぇ きれいだねぇ ちっとも寒くないねぇ・・

たわいもないことでも
話す相手がいつも一緒というのは
結構楽しい。


お雛様近い。
桜餅を2日連続で食べてしまった。
しょっぱい桜の葉が
春の訪れを舌に知らせる。



ツバメノート

2009-02-27 22:12:55 | Weblog
久しぶりにツバメノートを手に入れた。
最近はちゃんとした文房具やさんに行かなくちゃ置いてない。


東京の荒川区の小さな工場で戦後まもなくから
メイドインジャパンで作ってるツバメノート

フランスのデザイナーアニエス・ベーも気に入って
買っていくという。

確かな職人技の仕事と書きやすさにこだわった材質。

黒澤明監督もツバメノートの愛用者だった。

さて、何を書き記そうか

心に留まったpoemを誰のでもとりとめもなく
秩序もなく出会った順に書き留めて置く。
もう数10冊そうして溜まっていった。

真っ白なノートを前に何やら
出会いの予感。

潮騒の人

2009-02-24 11:58:56 | Weblog
天童荒太(てんどうあらた)さん『悼む人』
今年の直木賞に選ばれた。
同郷の人だ。

何気なくテレビをつけていたら
[痛みに寄り添う・・」という切り口で
天童さんの特集をやっていた。
故郷 今治のどこだかわからないがどこか海の近く?で
戦争慰霊碑の前で今治の戦没者供養を続けておられる方と
話をされていた。
今治の空襲の話は両親からよく聞いていた。

近見山の竹やぶに逃げ込んだ学生達が
大勢空襲で焼け死んだこと・・
両親にとって今治空襲はとても身近なものだったようだ。
天童さんが直木賞をとられて
故郷をより身近に感じ彼の作品を読んでみたくなった。


さらに 

夜中眠れず またNHKをつけていたら
見覚えある景色が映っていた。
トランペッターの近藤等則さんが幼い頃を振り返り
再現ドラマ仕立てで故郷今治を旅するみたいな番組だった。
今治市 波止浜の生まれ
父の生家と近くで幼い頃はよく一緒に遊んでいたそうだ。
といっても父の方が10歳も上だから
彼は覚えてないかもしれないが。
「としちゃんはこまい頃から(小さい頃から)よーできよった(頭が賢い子だった」
とよく言ってた。父も同じ北郷中学の吹奏楽部で
背が高かったという理由だけでユーフォーニュームを吹いていたらしい。

懐かしい来島海峡を前にして
即興で演奏する近藤等則さん
長く病床におられる80代の母親のことを聞かれたら
声がつまっていた。
どんなに大人になっても親は親。
今は海外でずっと暮らしている彼にとっても
今治は思い出の地であり潮騒の音と造船所の音とともに
家族の記憶が強烈に記憶に刻まれているようだった。

故郷を出て活躍される
同郷の人たちを見てると
いつも一緒に潮騒の音が聞こえてくる。











モス宮崎バーガー

2009-02-21 20:29:46 | Weblog
花粉が猛威を奮い始めた。

とても天気がいいので
お昼は家人とポッカポッカとのんびり歩いて
図書館に行き、映画 ルイス・ブニュエル「哀しみのトリスターナ」を借り
帰りにモスへ寄って
宮崎チキン南蛮バーガーを食す。
前から食べたかったのよねー
おっ思ったとおりの味!!!!!
甘酢とマヨがよく合う。キャベツもよし。
宮崎 東国原知事効果はすごいなぁ・・
ちゃーんと 東国原知事お勧めバーガー!と
レジのところに書いてある。
そんなこと言われなくてもお店の大半の人が
宮崎チキン南蛮バーガーを注文していた。

お散歩の途中
やはり今日もミモザの庭先で足が止まる。
満開の春の花
ミモザちゃん なんて名前かわいいなぁ。
女の子だったら花の名前に憧れる
すみれちゃんとか椿ちゃんとかさくらちゃんとか。
名前から連想するだけでも
人から嫌われるような女の子になる気がしない名前じゃないか

男とわかってても女の子の名前しか
思いつかないのは女の性なのかしら。
男の名前は家人に任して


田舎暮らし

2009-02-21 20:09:34 | Weblog
4月の末から1ヶ月間 家人がアメリカ横断ツアーに出る。
DRAG  CITY の GHOST(ゴースト)というロックバンドのツアーだ。

西海岸ロサンゼルスから入って北米の上の方を連日ライブしながら移動・陸路横断し東海岸NYまで行ったら今度は南部の方を廻ってロサンゼルスに戻ってくるという
超過酷なスケジュールらしい。前回もこのペースだった。
わたしゃとても考えられん こんなツアー・・

ちょうどその頃私は生後1ヶ月の乳飲み子抱えて
オロオロしているだろう・・・
一人で途方に暮れて子供をいじめてしまうといけないので
家人の実家に身を寄せることにした。
こんな時に帰る実家がない嫁を気遣って
「帰ってくれば?」と家人の両親が言ってくれた。

普通に考えれば嫁が一人で家人の実家に・・など変な話だと
人によく言われるが私にとっては不思議と居心地がいい。
何より義母に傍にいてもらって子育ての基本を学ばなければならない。
彼女の近くにいられるのはラッキーだ。

自分の母親を亡くしているから
生きてるうちに色々教えてもらっておかなくちゃ という想いが
人より強いのかもしれない。

そんなこんなで1ヶ月 子連れで倉敷暮らしすることにした。

ちょうどその頃の季節
父が丹精込めて作った苺が収穫時期
田舎暮らしが楽しみ。






ピシンギーニャさん

2009-02-21 10:25:33 | Weblog
今朝はピシンギーニャというブラジル音楽の父を
目覚めの音楽に家人がセレクトしていた。

小鳥が鳴いているような
軽快なサウンド
口笛かと思うような笛の音。

週末の朝の目覚めにぴったり。

洗濯機を2度回し
珈琲を入れパンケーキを焼き
生クリームをせっせと泡立て
かねてから作ろうと思っていた
生ドラ焼き を3時のおやつに準備して
冷蔵庫へ

雨の日の翌日は快晴。

軽快な朝のはじまり





やまぎし

2009-02-19 20:15:12 | Weblog
昨日はお腹が張ってじっとしているしかない日だった。


今日は診察日。
子供は2000グラムに増えていて超元気。
よく動いて腹の中で暴れている。
もうすぐだ。

西荻へいくもう1つの楽しみは

西荻窪の定食やさん やまぎし の 定食を食べること

おじさんが毎朝築地で自ら仕入れてきた
生きのいい魚を
刺身や煮魚や焼きで食べさせてくれる
お魚定食専門のお店。意外とありそうでない。
まぐろ刺身定食 すずき刺身定食・・・
さわら塩焼き定食・・など等 旬の魚メニューが
日替わりで並ぶ。

家人が西荻に住んでた頃
かなりのペースで通ってた。
最初に連れて行ってもらった時に感動したものだ。
魚好きだからこそよくわかる やまぎし の おじさんのお魚に対する
並々ならぬ情熱を感じてうれしくなった。


昨日今日は風が強くってねぇ
市場にもいい魚が少ないんだよぉ
寒いのはいいんだけど風は困るよね、風は。
変なの掴まされちゃヤダからね、こっちも。

なんて常連さんと話しながら
魚を串に指し立派なグリルで焼いている。
早朝 始発電車が動き始める頃
バイクで出かけるおじさんの姿を見たことがある。
この独自仕入れの努力が魚の生きのいいのを
東京の中央線の駅近くにして
食べられる秘訣なのだ。

愛媛育ちで魚にはちょいとうるさい私。
西荻のやまぎし は産院の近くで久々に
通えることが嬉しいお店。
引っ越して6年以上行けなかったがまだ頑張っててくれたことが
なによりうれしいじゃないの。

正直商売 という言葉がこの店に来ると
いつも頭をよぎる。
ご夫婦で切り盛りする小さな町の定食やさん。
こんなお店がちゃんと生き残っているということは
この店に惚れた常連さんがいるということ。
健全だ。


今日は煮魚(めだい)定食。
中骨まで柔らかく食べられる。
小鉢 漬物 味噌汁付で750円なり。
焼き魚は焼きたて 味噌汁は熱々


おばちゃんが入れてくれるお茶までおいしい。

妊婦の楽しみといえば食べること。
何食ってもおいしく感じる。
ダイレクトに腹の子に届いてることを思えば
1食たりともおろそかにしたくない気分。

やまぎしのお魚定食

あぁ幸せな午後でした。


春色のカエル

2009-02-16 20:25:08 | Weblog
今日も昼からポカポカ

ベランダをふと見たら
でかいカエルがいた。
ええっ?
こんなところにカエル?しかもデカイ。
怖すぎてベランダに出られん。

しかしよーくみると
いつも自分が使ってる雑巾バケツに
雑巾が干してあるだけだった。

視力の低下は著しく
雑巾がカエルに見えることもある。。。

午後 散歩とお買い物を兼ねて
テクテクポカポカ


ミモザの咲いてた近所の垣根

ミモザは春の色

昔 フランスのルーアンに住んでた時の
大家さん ムッシューアルノーが
春のある日曜の早朝、
抱えきれないほどのミモザの大束を
持って起こしにきて
プレゼントしてくれたことあったっけ。

妙にうれしかったなぁ。
フランス男は花束のセレクトが洒落てて
渡し方もタイミングも絶妙だと感心したものだ。


ミモザに見惚れながら曲がり角を曲がろうとしたら
どうした訳かなんだか不穏な空気を足元に感じ取り
ふと視線を落とした。

道の真ん中に直径10センチくらいのカーキ色のカエルくん。
足が片方ビヨーーーンと伸びている。
自転車のタイヤに轢かれたか?
冬眠から目覚めてせっかく起きてきたのにね。

ちょっとかわいそうと思ったが
動かしてやる勇気がなかったので
道の真ん中にいるカエルくんを置き去りにして
お買い物に。

帰り道。さっきの道を通り
家の近くの河にさしかかろうとしたその途端
ハッ!
橋のたもとに鎮座しているさっきのカエルくんを発見。
傷ついた足で持ってここまで移動してきたのね。
河で水浴びでもしようとしてるのかしら。

なぜか気にしてるわけでもないのに
2度も目に入ってしまったカエルくん。
カエルを見た日は何かいいことがあるといいな。



春の玄関先に

2009-02-14 21:37:00 | Weblog
今日は20度もあった東京。
まだ2月半ばというのに。

玄関のお花を白い器と白い花に生け替えた。

器は工藤冬里
書は斗虹(とこう)さんといって
家人の従兄弟で書道家の方のもの。
香川大学の書道科で教鞭をとられている。
麻の敷物は母の手織り。

気持ちいいので一日中 窓を開けていた。
外で遊ぶ子供たちの声が暗くなっても聞こえてくる。
まるで4月の夕暮れだ。

幼い頃、こんな春の夕暮れに切り干し大根の煮物の匂いが
おかって から匂って 今日のおかずなにかなぁなんて
覗きに行って1つ2つつまみ食いしたりしたことを思い出す。


小さい宝物

2009-02-14 10:30:56 | Weblog
ちわー佐川急便でーす。
今朝10時


開けて うわっ

きゃわゆーーい(かわいいーはいまや世界共通語。フランス人にも通じる)

ベビー用のバスローブとお洋服とスタイとタオルとアクリルタワシ!

愛媛のローズマリーママからの贈り物。

アメリカ風に。アメリカでは生まれる前に贈るのだそうだ。

「晩御飯はかならず一緒に
メッセージ付き。

子供と食卓を囲むということは大事らしい。

うちのようなやくざな家業で
日々ちゃーんとできるかどうか
でも努力あるのみ。晩御飯は一緒に。
やってみよう。
チェロの練習の手を止めて家人も覗き見。


小さい小さいくまの模様のお洋服。
改めて・・赤ん坊って小さいんだなぁ・・・
こんなに小さいのがあーんなに大きくなるまで
親は育てるんだなぁ・・

世間一般 普通のことのようにみなさんやっておられるが
それってやっぱすごいこと。
神様が子供に奉仕しなさいと
小さな宝物を与えてくれるのだ。