松山 ライブ 3連発!

2006-05-27 18:31:23 | Weblog
今年はお里 愛媛に絶大なご縁があります。
ありがたいことにたくさんいい仲間ができたからです。
今回は美術館や中学校と普段はなかなか
立ち入れない所での貴重なライブパフォーマンス。
明日から松山入りします。
お近くの方は是非遊びに来てください。
松山はとってもいいところ。
坊ちゃん電車に言わずと知れた道後温泉
今回、温泉に入ってる暇はないかもしんないけど。
チンチン電車は風情があっていいものです。
松山駅で揚げたてのじゃこ天も最高!食べて帰ろっ。


5/28 日 愛媛県立美術館 ピカソとモディリアーニ展 
14:00 アヤコレットソロ ダンス大野八重子  13:30 David PATERSON piano

5/29 月  松山市立久米中学校  久米中SHOW!! 13:30

    出演 青木敏郎(スパニッシュギター)
 ロスコンドロス がじゅまる(奄美民謡) 大野八重子(ダンス)

6/2 金 今治幼稚園 10:30

6/4 日 愛媛県立美術館  ピカソとモディリアーニ展 
グランドフィナーレ 14:00~ラストまで。

寝て飛行機起きていくぞ!

こんな日もあるさ

2006-05-27 00:16:16 | Weblog
円盤ライブ。久しぶりにSACHI-Aさんが
参加。
名古屋でミニドラムを仕入れてきた彼女は
意気揚揚とドラムを組み立て始めた。
小型でかわいい。
モジュレーションの庄司広光氏が
これ叩きやすいー!と
トントン叩いている。(自分宅のと比べて?)
お客さんの出足が悪かったので
そのうちに円盤サロン状態になり
アヤコレはこんな日もあるさと
おもむろに演奏をはじめる。
お客の中に全く知らない小柄なおじさんが1人いた。
階段から漏れてきた我々の音を聞いて
「むむむっ」と思って
立ち寄ってくれたという。
「あんたのピアノは
和音じゃなくてメロディだから
いいね。和音をたくさんピアノが
弾くと空気を殺しちゃうんだ。
君のはメロディだったよ。だから
聞いていこうと思ったんだ・・・」
と褒めて?くれた。
通なのか変わり者なのか。
今日の驚きの嬉しい出会いであった。
こんな日もあるさ。

明日は円盤オランピアVol.4

2006-05-25 21:00:06 | Weblog
明日はもう4回目。行きますよーオランピア。ついてくるのだ。

円盤 アヤコレットオランピアへの道 Vol.4
出演は
アヤコレット
守屋拓之(comtrabass)
庄司広光(sound modulation)
SACHI-A(mini drums)
昨年の11月レコハツの時の顔ぶれに近いな。



最初にソロで新曲ご披露しよう。

(写真がないのだが
きれいなオネーサン SACHI-A drums は
SALVIAのdrums。明日は名古屋で手に入れた
ミニドラムを叩く。ご期待ください。


皐月良日

2006-05-22 23:59:31 | Weblog
朝9時-11時半 ピアノ。仕込み。リハ。黙々と。

11時半 パリ時代からの友人サチコが
お料理を学びに来る。今日はポタージュを伝授。
もちろん料理家辰巳芳子さんのレシピを参考にしたもの。
彼女の考え方はすばらしい。お料理は時間をかけてゆっくりと
やんなきゃダメ。最近の人はなんでも強火でジャーッと
やろうとするけど素材の美味しさを引き出すのは
それだけじゃない。弱火でやるから出る美味しさ、
時間をかけること、心を込めることの大切さを説いている。
まさに今流行りのスローフードを
彼女はずっと30年前からやってきたのだ。
美しい考え方だと思う。

3時-5時 近所の子供と歌を歌う。
今日は急に暑くなったせいか
みんなダラァリダラダラしていた。
遊びモード。そんな日もある。
無理矢理はしない。流れに沿って。

6時 生きのいいアジを手に入れたので
タタキにする。ショウガとねぎでトントン。
我ながら上手に出来てご満悦。

9時 家人と夕食。tvタックルを見つつ。

10時 家人のヘアカットをする。
大体3ヶ月に1回くらいのペースでカットをする。
結婚以来ずっとそうしているのだ。
ヘアサロン アヤ 開店。

11時半 風呂。ふと気が付けば風呂の天井に
蚊の友達みたいな蚊に羽がついたような
虫がいっぱい泊まっていた。
春になったな。虫がどんどん生活に入り込んでくる。

フジコヘミングの奏樂堂演奏ビデオを
見る。ラ・カンパネラは彼女のオリジナルな
ラ・カンパネラだからいい。
彼女の鐘が鳴っている。


La foule(群集)

2006-05-20 10:08:28 | Weblog
Leonard FOUJITA 藤田嗣治の個展最終日真近にかけつけたらこの群集。入るのに1時間待ちだ。

仕方ないから群集にまぎれて待っていたら
愛媛のフラメンコギタリスト青木敏郎さんから電話をいただいてるのを
見つけかけ直す。すぐにでも愛媛に飛んでいきたい気持ちになる。
皇居のすぐそばから遠く四国にいる人を想う。

ところで、
藤田が生きていたらこんな光景を想像し得ただろうか。
日本人であることを捨て
フランスに国籍を取得しフランス人になった
日本人画家にこんなにも日本人が熱狂するとは。
ダラダラと続く群集の列。
不思議なものだ。やはり外国カブレが大好きな国民性かな。
それはともかくとして
かくゆう私も彼の描く乳白色の肌にうっとりするために
個展があるたびに足を運ぶ。
彼がパリでピカソのアトリエにて
1からやりなおそうと
思ったその時代、モディリアーニも傍にいた。
腕を競い合ったそうだ。
(そういえば偶然にも今度28日に愛媛でライブする
美術館の展示はピカソとモディリアーニだ)
貧しい時代に描いた彼にとって大切な
1枚の静物画。
パリで初めて評価を受けた1枚の作品。
なんということはない目覚まし時計や人形やガラス瓶が
淡々と並んでいる。
彼の当時の部屋に飾られていたもの。
毎日見ていた風景。
この時代があったからこそという
想いが強いのだろう。
彼が最後に描いた教会の壁画を
きっと自分はいつか見に行くだろうなと
思いつつ個展を後にする。


その後 木部与巴仁さんの「新宿に安土城が建つ」朗読を
聞きに小石川図書館へ行く。
偶然にも木部さんも愛媛出身の方だ。
北条市だという。(今は松山に合併された)

今日は愛媛日和。

言葉にして

2006-05-18 09:22:52 | Weblog
朝 忙しくてなかなか最近は行けなかった
近所の小学校へピアノを弾きに。
知的障害のあるクラスの子供達のために弾くのだ。
いつも大大歓迎してくれる。
「どうぞっ!」と言って
ニコニコしながらピアノの蓋を開けて
私に指し示す。小さな小さな背丈のジェントルマン。
こんなに盛大に歓迎されては
はりきってピアノを弾かずにはいられない。
「また、来てね。」
帰りがけに小さな椅子を持ったまま振り返り、
自分の気持ちを言葉にしようと努力する彼らの
素直さが愛らしい。

昼 松山ライブのための準備。今回はサティのメドゥーサの楽譜も
展示していたり、パリ・モンマルトルな
雰囲気の展覧会だという。それなりに気分を出して。


夜 レタスをたくさん送ってもらったので
タコライスを作る。
我ながら上出来。タコスソースから作った。
もの珍しいものが
大好きな家人は相変わらずものも言わずに
召し上がる。「おいしい」と言って欲しいのだが
そういう言葉を強要するのは
バカ女だ。と細木数子が言っていたので
我慢我慢。と思ってるのだがやっぱり
気になって聞いてしまう。
「おいしい?」
「・・・・」。
やっぱり無言で相変わらず首だけ縦に振る家人。




いろんな顔を持つ日

2006-05-16 01:04:45 | Weblog
朝、9時半からあるお年寄りを病院へ連れて行く。
検査、診察。1時間以上も待たされて2人ともくたびれる。

昼、週に何度か知的障害のある子供達と歌を歌う時間。
彼らはわたしに「無垢」という言葉の
真意を現実に見せてくれる。
それにいつもいつもカウンターパンチを
くらってノックアウトされている。
この世にある目に見えないけれど
最高に美しいものが彼らの
中から見出すことができるのだ。

夜、バンドリハーサル。
ギタリストとドラマーとでスタジオ入り。
今日のようにいろんな顔を持つ日は
歌っていて不思議な気分になる。
自分が自分だと思っている自分は
一時たりとも同じ自分ではなく
こういう日常の中の出会いからいろんな影響を受けて
どんどん変化しているのだ。
鍵盤に手を置いて自分のフィールドにもどって
来るとそれがとてもよくわかる。
ピアソラピアフを聞きながらバスに
乗ってそんなことを感じていた。

22時 夕食
マグロのコリアン風丼
マグロの刺身を韓国風にアレンジ。
ニラと合わせてみた。ごま油とコチュジャン、トウバンジャン。
家人、気に入った様子。
黙々と食べる。
葉子ママから苺がどっさり届く。
傷まないようジャムにする。
明日はイチゴミルクにして食べよ。
大好物は苺。


Roseな予感

2006-05-15 01:02:00 | Weblog
横浜北仲ウォーターでのライブ。
今日もやや風がひんやりで
ビアガーデンって気分でもないが
それでもポツポツお客さんがいらしてくれていた。
夕暮れ、みなとみらいの観覧車の夜景を真正面にみつめながら
歌う。
一期一会。
昨年、フランスツアーに同行してくれた音だま言だまプロジェクト主催の川原恵理子ちゃん。
一昨年 フランスツアーに同行してくれたフォトグラファ 岩谷奈津子ちゃんと
ヨージ・ヤマモトを美しく着こなす彼。
同郷だというお客さん、グットマン時代から通い続けてくれてる友人。
さらに、お客さんの中にはフランスで知り合った
友人のお母様が来てくれていて彼女から
美しい白いバラ
ブーケを頂く。
なんという香り!まわりに幸せを運ぶ香り。
可憐な白い花びらから芳香が立ち昇る。
そういえばみなとみらい線の中で
花のような香水の香りがしていた。
馬車道に降りてもまだその香りがしていた。
気のせいかと思ったけど
それはこのお花に出会う予感だったのかなと
帰る道々ふと思った。
少し幸せを友人におすそ分け。

みんな寒い中、来てくれてありがとう。
またお会いしましょ。

お祝い

2006-05-14 14:24:32 | Weblog
お世話になってるレーベルオーナー夫妻の
結婚10周年のお祝いをタイ料理やさんで。
サプライズにしていた歌のプレゼントは
I shall be released
ディランが大好きな夫妻だからだ。
ギラーウクレレをアヤコレのチラシのデザイナーを
やってくれてるギターリストの青木君が
弾いてくれる。
フォトグラファのかやのさんに
夫妻の写真を用意してきてもらい
わたしのフランスでのマネージャー
えりこちゃんはアヤコレDVDを用意してきてくれた。
みんなでお祝い。
阿佐ヶ谷のタイ料理やピッキーヌーの2Fは
自宅のような雰囲気。というか多分オーナーの自宅だと思う。
親戚の家に来たような気分。
みんなが協力してくれて楽しい時を過せた。
結婚10周年おめでとう。
友人の幸福はとても嬉しい。

翌朝、お隣の70歳くらいのおばあちゃんが
アジの姿寿司作ったのよーと
持って来てくれた。
美味い。作り方を覚えたい。
ポイントは身をレモンやスダチやしょうが汁に
漬け込んでおくのだそうだ。
夜中に帰ってきた家人も
パクリ。美味すぎて声もでないようだった。

おもかげ

2006-05-11 20:59:35 | Weblog
忘れられないおもかげ。
ある歌手が楽屋そでに座って出番を待っている。
この写真がとても好きだ。
世の中の裏と表でいえば裏の1場面をきりとったもの。
期待感と不安と祈りが伝わってくるようだ。
あでやかな光を浴びるカーテンの裏側は
孤独と戦うアーティストのもう1つの居場所。
この写真を見る度に
この場所に私はいたことがある、と
ぼんやりとした記憶の片隅で思うのだ。