朝日記150624 安保法案は合憲か違憲かのことについてと今日の絵
みなさんおはようございます。 きょうは、晴れてどんどん気温が上がっています。夜半からの降水分をも熱気化させ、局地的積乱雲の形成 そして 遅い午後は雷雨と定番的局地予測をします。
徒然こと 1 安保法案は合憲? 違憲?
ネットYahooは、facebookなどのように個人名登録者に配信する方式に変更するようです。http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/domestic/17164/result
話題の項目に賛成か反対かのpoll(意志表示)と意見掲載のページに自然に入れました。
刺青した外国人を公衆浴場にうけいれるかなどのいくつかのpollのなかで、今国会で審議中の安保法案は合憲? 違憲?というのがありました。 結局それに早朝釘づけになってしまいました。
pollの状況概容は、27万件の回答で 6割強が違憲、 3割弱が合憲。男子の回答が8割強。コメントは2千件強で、その約9割が、憲法改正を支持。 現憲法解釈のぎりぎりの線で 集団自衛権の現法案を支持している。
このような機械的な設問の目的に当惑しましたが、わたくしとしては以下のコメントを掲載しました。
(facebookにリンクしていて、友人たちがさっそくマークしておられました)
徒然こと2 わたくし掲載しポストしたコメントを掲載しておきます。
憲法を改正するのが、いちばんよろしい。安倍政権のもとでこれをおこなうべきである。
この国の国民がこれまで米国にまもられて、地政学的現実を他人ごととして受け止めてきたことは否めないとおもう。 いま、日本国と日本人は、みずからの安全保障の法的整備は喫緊の事態になっている。手段は三つある;①法理論的に憲法よりも上位にある国際法に準拠し、+(やむを得ないが)合憲ぎりぎりの法解釈線上で、いまの集団的自衛権の途をひらく。 ②国家監督権による緊急事態法の制定 ③ 憲法改正である。
①をまずおこない、ただちに③に入るべきである。②は両刃の剣でナチスの臨時制限法の登場の可能性をゆるすことになる。放っておけば この国は②に追い込まれる。このアンケート自体が短絡的である。意味論的に理念と現実政治とのかい離をうながす国論にみちびき、結局、②に至ることを危惧する。 安倍政権に問うならば③への意志があるか、あるならばその具体的な道筋を示すことを問うべきである。
徒然ことおわり
ですから、一例をあげれば自衛隊法は憲法の範囲内で構築されねばなりませんが、安全保障のあり方を憲法の範囲内で考えるというのは間違いであると思います。
安全保障のありかたを決めるのは主権者です。
主権者が、安全保障の内外的要件が変化してきたと思うなら、憲法を変え、その上に構築された諸法を変えることになります。
主権者の意思と憲法が食い違ったときに憲法を変えても良い、というアタリマエのことが(憲法にも書いてあるのに)なぜ一度も実行されなかったのか?
荒井さんが心配されている、有事が発生してから№2の路線を取らざるを得ないというのが一番よろしくないコースでしょうね。