「謎の1万円」が各地で見つかっている問題で、兵庫県姫路市と神戸市、大阪市の霊園でも昨年7~8月、計29万円が見つかっていたことが12日分かった。姫路と神戸の計19万円は、一連の問題を受け、兵庫県警が昨年度の拾得物を調査し判明。これまでは昨年9月に静岡市の霊園で見つかったものが最初だったが、さらに早い時期から置かれていたことになる。
兵庫県警によると、姫路市名古山町の市立名古山霊苑の男子用公衆トイレで昨年7月7日、「報謝 一人一封」と書かれた紙包みを霊苑の管理者が見つけ、姫路署に届けた。中には1万円札を1枚ずつ半紙で包んだものが9通入っていた。同8月4日には、神戸市北区山田町の市立鵯越(ひよどりごえ)墓園の男子用トイレで、1万円が入った同様の紙包み10通を管理者が見つけ、神戸北署に届け出た。
いずれも各地で見つかっているのと似た内容の手紙が添えられていたが、既に処分されている。
大阪市では昨年8月10日、同市阿倍野区の市設南霊園男子トイレで、現金1万円と手紙を紙で包んだ10セットを清掃業者が発見。管理者を通じて大阪府警阿倍野署に届け出ていたことを、大阪市が確認した。手紙は各地のものと同内容だった
兵庫県警によると、姫路市名古山町の市立名古山霊苑の男子用公衆トイレで昨年7月7日、「報謝 一人一封」と書かれた紙包みを霊苑の管理者が見つけ、姫路署に届けた。中には1万円札を1枚ずつ半紙で包んだものが9通入っていた。同8月4日には、神戸市北区山田町の市立鵯越(ひよどりごえ)墓園の男子用トイレで、1万円が入った同様の紙包み10通を管理者が見つけ、神戸北署に届け出た。
いずれも各地で見つかっているのと似た内容の手紙が添えられていたが、既に処分されている。
大阪市では昨年8月10日、同市阿倍野区の市設南霊園男子トイレで、現金1万円と手紙を紙で包んだ10セットを清掃業者が発見。管理者を通じて大阪府警阿倍野署に届け出ていたことを、大阪市が確認した。手紙は各地のものと同内容だった