

函館地方、ほぼ一週間雨雨曇天でしたので、お日様を見るのは久しぶり。
『ショッケンヒニホユ』ん?
食券費に保有?
ちがいますなぁ。
蜀犬陽に吼ゆ
の、気持ちがわかります。
でも、怪しんで吼える、ではなくシッポを振って吠えます。

函館市縄文文化交流センターは展示もとてもわかりやすく、親切。
こんなミニチュアもあります。


暗く、しかも少しブレてしまいましたが、読めるでしょうか。『循環と再生』というコーナーの説明書きです。

『循環と再生』———-説明文の内容———-
"死をどう受け入れるか"という命題はおそらく
人類が原初から共通にもっている畏れであり
すべての信仰や宗教の根幹を成しています。
森と海に囲まれ、多様な生物が息づく日本列島
において、大規模な農耕や牧畜を行わず自然の
一員として暮らすことを選択した縄文時代の人々は、
四季を通した自然のサイクルや月の満ち欠けなどの
観察から、"死と再生"は一体であり、自然が再生
を繰り返すように循環するものと考えていたようです。
亡くなった子どもの足形を粘土板に写し取る行為、
母性(再生)の象徴である土偶からは、命を大切
にした縄文の心を読み取ることができます。
————————



説明文を読み、亡くなった子どもの足形を写し取った粘土版を見た私の脳裏には、囚人道路の跡をたどって、ママチャリで北見峠へと走っていた時に見た、水子供養のお寺のたくさんのお菓子やおもちゃでいっぱいの御本尊の前の光景が浮かびました。時代は違えど、どちらの母も子どもを失った悲しみ辛さを抱えながら、生涯生きていたのでしょう。


いろいろな説明や解説を読んだ後の私には、『かっくう』が、人々の悲しみを背負っているようにも、それを救うヒーローにも見えました。





『かっくう』は、少し右上を見て、右足を少し前に、右肩を少し後ろに引いているそうです。
それは人が歩き出す時の形なのだそうです。
『かっくう』は、とっても大切な役割を担って、丹精込めてつくられたのだろうなぁと、しばし縄文の暮らしへ思いを馳せたのでした。



皆さまも、ぜひどうぞ。


建てられて結構経つこちらの博物館ですが、私は初めて行きました。

道の駅も併設されていて、なかなか落ち着いた雰囲気の建物です。



入口にも土器が置かれていて見学者を縄文世界へ誘ってくれます。

おお!これは!


さっそくの「かっくう」くん。





とっても落ち着いた空間です。
それもそのはず、建築の学会の賞をもらったほどの建物のようです。

説明も大変わかりやすく、肩がこらない展示です。
さりげなく置いてある土器がまたいい味出してます。



こちらのコーナーには無数の土器が。
なんだか縄文の人たちの生活の匂いまでが感じられるように思いました。

土器は無数にあるのだけれど、その一つ一つがとても個性的で、本当に大切に使われてきたのがわかりました。




昔は「古代史」なんて苦手で、土器なんか見ても、サササーッと、通り抜けていた私なんですよ。
なのに、50歳くらいの時に単身赴任で暮らした網走市で、北海道立北方民族博物館と、博物館網走監獄、に、出会ってから、展示物に引き込まれるように見るようになってしまい、見方がまったく変わりました。歳のせいかな?

実際に使われていた物というのはやはりその暮らしに思いを馳せるとより深く伝わってくるものがあるように思います。

こちらは貝塚の中に眠っていた鹿の骨。本来なら土に還ってしまうものも、貝塚では残っているのだそうです。貝塚はただの「ゴミ箱」ではなくて、タイムカプセルの役目を果たしているのですって。

長くなり過ぎたので一旦終えます。
次回続編はいつかな?



函館市民に親しまれてきた函館駅前のボーニ森屋さんの閉店が決まりました。
函館の歴史と共にある存在がなくなってしまうのは大変悲しい。
そこで、ボーニ森屋さんでお買い物を。

入口にはすでに閉店を知らせる案内が貼られていました。

クマさんも悲しさに耐えているかのようです。

泣くものか、と。

懐かしいですねえ。

木張りの階段が好きなんだけどなぁ…

ボーニ森屋さんの屋上では、アンパンマンショーなども昔はやっていて、24年前今年25歳になる娘を連れて見に来たのを覚えています。
隣でショーを待っていた月齢遅れの子がスタスタ歩く中まだハイハイの我が娘、その子に向かい「レロレロレロ〜〜」と、「私はこんなに早いレロレロができるのよ、まだ歩けないなんて気にしない気にしない」と猛アピールしていて親子三人で大笑いしたものです。

そんな屋上にももう上れません。

いろいろな人たちのいろいろな思い出と共にある、ボーニ森屋さん。

今までお世話になりました。

あと7ヶ月、よろしくお願いしますね。




スズランの包装紙、好きなんだよねぇ。
みんなも行こう、ボーニ森屋

お休みが不定期なのを存分に活用し、天気のよいお休みを満喫していました。

湯川漁港から雲のきれいな湯川温泉街を見たり、

青空に飛んでいく飛行機を見たりしていました。







もちろん大好きな函館山も。



久しぶりの良いお天気に恵まれた函館地方です。

私は、これでもか!と、緑の島に通い、久々函館港遊覧観光船ブルームーンを撮ってきました。

港の景色とマッチしてよい感じです。


特に函館を感じさせる、下のタワーとの組み合わせは最高です。




そしてこちらとも…




函館らしい写真が撮れました。

今日の函館地方、雨の予報が出ていましたが、なんとか降らずにすんでいます。
緑の島から見ると、函館市街は晴れていますが、函館山はすっぽりと低い雲に覆われています。
今日はそんな緑の島で半日過ごして体を休めていました。
もう少し晴れたらいさりび鉄道を撮りに行きます。
北斗市と合併して、上磯という町の名前は無くなりましたが、駅の名前としては存在しています。
函館のまわりには、西に上磯、東に下海岸という地名があり、私はその地名が好きです。
写真は上磯からの函館山。やっと雨も上がり、雲も昇っていきました。
海に突き出ているのは、セメント工場の船積み用コンベアです。

今日は久しぶりの連休を謳歌してあちこちと飛び回っていました。また明日からの仕事に備えて早く帰って寝ます。
函館のまわりには、西に上磯、東に下海岸という地名があり、私はその地名が好きです。
写真は上磯からの函館山。やっと雨も上がり、雲も昇っていきました。
海に突き出ているのは、セメント工場の船積み用コンベアです。

今日は久しぶりの連休を謳歌してあちこちと飛び回っていました。また明日からの仕事に備えて早く帰って寝ます。




函館港出港の様子は見られませんでしたが、18時ころ北斗市石別より船を見ることができました。
大海原で見る大型船は悠々としていて風格がありました。