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kasumi さん関連記事をしばらく非公開にしていました。
理由は、もう目を背けたくなるほどの不審感にさいなまれたから。それと、kasumiさんのことをあれこれあげつらうことに少しの戸惑いを感じたから。
ですが、そんなこととは関係なく、世の中にはやっぱり私たちのような関係性を持って、困っておられる方もまた多くおられるようで、函館 多重人格 などと検索をかけてまで調べておられるご様子。
このカテゴリーを設けた動機もそんな困っておられる方の一助になればと思ったためでもあるので、まあ、うちの事情はちょっとよけておきながらも、やっぱりこのカテゴリーは大切だなあと思い返し、公開を再開することにしました。それに、kasumiさんも、「私は別にいやじゃないよ。それより、みんな困っているんだもの公開していいよ」と言ってくれたので。
くれぐれも、興味本位で見ないでいただきたいし、あなたの周りの、「kasumi さん」、「多重人格では?」と思われる方にも、理解を示して接してもらいたいなあと思っています。
最近落ち込みが続くワタクシ。
いつもは破天荒でハチャメチャな連れ合いだが、ワタクシがこんな状態になると、不思議なくらいハッキリしゃっきりしてきてワタクシを励ましてくれる。
「とーちゃんが間違っているはずないでしょ」とか「とーちゃんのいいとこは、子どもたちを大切にするとこでしょ」とか言って、ワタクシの原点を気づがせてくれる。
しみじみうれしい。
世の中には、連れ合いにまでボロクソ言われたり、家族から陰口を叩かれたりする男性が大勢いるというのに。
それらがなく、なおかつ励ましてもらえるなんて夫はめったにいない。
しみじみうれしい。
ありがとね。
きのう、娘のまー☆さんに、米と食材を買い、ゆうぱっくで発送。
食材を買っていたら、なんだかわくわくして「なんか親になったみたいだねえ。」、「いや、18年親だから。」とか連れ合いと話していた。
その後、ひさしぶりに外食。
食べていたら、連れ合いが突然、「あんた、ひどい人だねえ。」と言う。「ん?」と言うと、
「ブログ、今も私がまーさんの首を絞めているみたいじゃない。『昔のことだけれど』って書いてくれなきゃ。」と言う。「そうか~、すまんすまん。」
「だけど、にいちゃんは泣いていたよ。」と連れ合い。
にいちゃんとは、前回話題にした「べらんめえ口調の中学生の男の子」人格で、家族内では連れ合いの名前をもじって”二千恵”さんと呼んでいる人だ。
私「へぇ、二ちゃん泣いてたんだ。『よくぞわかってくれた!』って思ったのかな?」
連れ合い「いや、そこまでいかない。」
私「じゃあ、存在を認められてうれしかったんだ。」
連れ合い「そんな感じかな。。。」
しばらくして、ちょっと恥ずかしそうに「だけど、本当に『ワシがなぜ夜出てくるのかわかるのか!』って言ったの?」とおっしゃる。
「おぉ、記憶にないんだぁ。さすが多重さんだねえ。」
連れ合い曰く、部分的に記憶がある時と記憶がない時があるらしい。
どっちにしても連れ合いに言わせると「みんな含めて、『私』なんだから!」と言うことらしいので、そうしておこう。
いろいろやってくれる我が連れ合い。
先日も、夜娘と長電話していたら、違う人が出てきて、「なにが『おばさん』じゃあ、こら!」とか言い始める。
夜、私と娘が楽しく話している時に限って、人格が替わって出てくる乱暴な口調のやつ。私のことを嫌っていて私が単身赴任中に家に戻ると、私のパンツ類がほとんど捨てられていた。
「夜に限って出てくるなあ。出てこないでよ。」と私が言うと、「おまえ、ワシがなんで夜に出てくるかわかるのか!」と怒鳴られた。
「わかるよ。」とは言わなかった。
そんなに軽々しく「わかる」ようなことではないからね。でもなんとなくわかるよ。夜な夜な性虐待に怯えていた連れ合いを守ってくれていたんだろう。そして、「いつか、いつか、みていろ!」と仕返しを狙っていたに違いない。だから、夜が嫌いだし、男(それも中年以上の年齢の)が嫌いだし、自由奔放にしていられる娘に切れて首をしめようとしたりするのだろう。【現在は落ち着いています。-連れ合いの抗議により追記(笑)】
連れ合いが先日、その「夜になると出てくるべらんめぇ口調の人」は、男子中学生なのだと教えてくれた。娘に、「かあさんの多重人格の中に男の子がいるらしいね。」と言ったら、「あんたが、網走に逃げる前から知っていたよ。」と言われてしまった。
そんな連れ合いだけれど、最近いろいろがんばっているし、私もいろいろな苦労をする中で彼女の長所も見つけた。
特にすごいなあ、と思ったのは、世の多くの女性と違い、陰口やひそひそ話をしないこと。
それだけで、被害妄想気味の私にとっては、たいへん楽でありがたい人である。
世の中の多くの人が、連れ合いみたいに陰口をしない人になったら、世の中もっと過ごしやすくなるんだけれどね。
連れ合いの多重人格には、今まで泣かされてきた部分、腹立たしい思いをしてきた部分が多く、単身赴任中に立てたカテゴリーだが、函館に戻ってからはそばにいてあまりに生々しいので、多重人格のことは触れずにきた。
けれど、最近よく見ていたら、彼女にプラスに働いていることもあるように思えてきた。それにほかにも多重人格の人と付き合って、クルクル目まぐるしく変わる態度に困っている人の一助になるかもしれないと思い、差し障りない程度に書こうと思い直した。
最近NPO(取得予定)の活動に忙しいカスミさん、昨日も夜遅くに息絶え絶え半分モウロウ状態でどんより暗く戻ってきて、翌日も朝早く出るというから、(これは明日も朝からご機嫌が悪いのだろうなあ)と思っていたら、翌朝はいつもに増してハイテンション饒舌なので、(あ!これは昨夜とは違う人だな!)と思い、「昨日は死にそうなくらい疲れていて、今日は大丈夫かなあと思っていたら、今日は昨日とは違う人でお出ましだね。カスミさんの多重人格は、まるでアンパンマンの顔を変えるのみたいだね~。」と感心して言うと、本人大笑いで、「どうりで体だけ疲れるわけだ!」だって。
そのあと二人で「アンパンマン!新しい顔よ!」タタララリララ~とアンパンマンの真似に興じたのでありました。