日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

花をもらって帰ったりしませんか?

2009年07月24日 | 引っ越しな日々
切り花を、家に飾ると、
なんだか申し訳ない気持ちになる。

もっと、お花が好きな人にもらわれていったら、
もっと、長く咲いていられたんじゃないか、という、
罪悪感が湧くからだ。

が、集団心理に、流され易い私は、ついつい、
持って帰ったりするんだよなぁ。

……いや、タダなら何でももらうという習性の方か。

となりのコンビニが、リニューアルオープンした。
朝7時開店。
ウォーキングにでたら、早速出くわす、
オープニングセール。

歩く前に、もらう!粗品を。そして花を。

     ★

花は、開店のお祝いに飾られている花束。
『いいとも!』のテレフォンショッキングの時に届けられている、
あぁいうやつ(わかる?)。

花の贈り主の書かれた布の周囲に飾られている花が、
朝も早くからやってくる周辺住民に抜き取られていく。

で、便乗して、私も2,3本拝借して、
写真のように飾ったりしたのだが。

……これって、どこでもやっていることなのかな?とふと思う。

はるか前のことだけど、
大阪の鶴見緑地というところで、
『花と緑の博覧会(花博)』というのが開催され、
その最終日、
道の端などに飾られていた花牡丹などが、
掘り起こされ、盗まれた、というのが、
ニュースで報道されていた。

ニュースで報道されると、それはまるで、
マナー違反で、悪質なもののように映った。

「でもこれ……最終日だから、もったいないと思って、
習慣というか、風習的な意味合いもあって、
掘り起こしたんだろうから、悪気があったわけじゃないと思うんだけど……」

と、私は思い、

「う~ん、でも……、
最終日以降ならともかく、
最終日の朝から、掘り起こすのは、どうかと……」

と、フクザツに思っていた。

開店などを華やかにするために、
飾られた花を貰って帰るというのは、
全国どこでもしているとは限らないのかなぁ……。

結婚式の披露宴などのテーブルに飾られた花は、
フツーに貰って帰りますよねぇ……。

まぁ花博でしていたのは、サスガに私もどうなんだろうとは思ったけど……。

     ★

この頃(7月24日前後)は、
引越の片付けはほぼ完了して、
あとは「いかに使い勝手を良くするか」に、
頭を使っていて、
思いついては、百均のお店へ行ったりしていたので、
コンビニが粗品でくれるカゴは、
私にとっては、とてもお得感があった。

なので、お昼前に、もう一度行く。

粗品はまだあった。が、生花は、もうなくなっていて、
店の軒下には、
緑の丸坊主のお花のたて(あぁ、これでわかるんだろうか……)だけが、
色気なくつっ立っていた。

早いなぁ。速攻でなくなっちゃったなぁ……。

しばらくは、緑の丸坊主を飾っていたが、
確か3日目には、姿を消していた。

姿を消すといえば、同じように、
私が家に飾ってた花々も、
速攻で萎れていった。

「重曹を水に溶かしたのを吸い上げさせたら、花の持ちがいい」

と、思い込んでいて、
去年の大掃除の時に使って、
余っていた重曹を、
花びんにちょろちょろと入れていたのに何故?
と思っていたら、

後に、それは、
「北見名産 ハッカ原油」の説明の記憶だったと発覚する。

数年前に母がお友達と北海道旅行をしたときのお土産として、
貰っていたものを、
引越するときに発掘されて(?)、説明書きを読んでいたから。

「中途半端に残っているものが、使えるチャンス!!」

と、生花を持って帰ったときに、
強く思ったことは思った。

だけどそれが、
「中途半端に残った重曹」ではなく、
「中途半端に残っているハッカ原油」だったとは……。

花の命は短い。
だが、短くしすぎることはないよな。

やっぱり、今回も、自己嫌悪した。

最新の画像もっと見る