小さな命のうた

　　　　




【小さな命の歌】　（僕は猫改め）


ねぇ　どうしてボクたち兄弟は　離れ離れになったのかな

おんなじお乳で大きくなって
追いかけっこしてはしゃいだり
団子になって眠ったり

あれからボクは一人だけ　眠ってるところを摘ままれて
別の世界に行ったけど
この世界もなかなかいいもんだったよ


小さな窓から見える景色は　なんだかとっても遠くに見えたけど
風が香りを運んでくれたよ
あの屋根の上に登れば　またみんなに会えるのかな・・・


ある日ボクは　まだまだ元気だと思ってたのに
急におじいさんになって　あっという間に死んだんだ


登りたかった屋根より高く
白いふわふわ雲よりもっと高く
どんどんどんどん登っていくよ


やがてボクはお乳の臭いで目が覚めたんだ
４人のちっちゃな奴もみんな団子になってお母さんと一緒に寝てるんだ

それからボクはみんなを起こして
追いかけっこをしよう！　って声をかけたよ


ボクは猫

だから　生まれ変わっても猫がいいんだ








これは　私が独身時代から飼っていた猫の『猫タロウ』が死んだときに作った詩です

以前ミクシィをしていた頃に公開したことがあるのですが、日記をごっそり消してしまったときに一緒に消滅してしまったのですが、先日下書きが出てきました

猫タロウ　享年１２歳
２年半前の冬、慢性腎不全を発症し　たった１ヶ月で死んでしまいました

結婚前に働いていた職場に居付いていた野良猫が産んだ子猫を親がいない間に保護しました
他にも兄弟猫がいたのですが、この猫タロウだけが眠り込んでいたために捕獲出来、他の子は人間を怖がって逃げてしまいました
その後、その猫たちがどうなったのかわかりませんが、野良のまま生きていったとしても野良猫の寿命は３～４歳です

猫タロウが死んで４ヶ月後、今度は旦那が子猫を拾ってきました
この子も窓辺で外の世界を羨ましそうに眺めて過ごしています



にほんブログ村　←ランキングに参加しています



スポーツの秋を堪能しすぎてネタを創作する時間がなかなか取れません
毎日覗いて下さる方には大変申し訳ないですが、しばらくの間更新サボりそうです
ごめんなさい　



ちなみに、、、、、