風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

情緒のある町並み② (函館)

2015-09-17 | 北海道
 今回は北海道唯一の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の町、函館です。
 函館の重伝建の保存地区は、函館山の山麓から港へ向かう斜面地に広がる町並みと港ぎわの赤レンガ倉庫群です。
 重伝建の町並みのほか、有名な朝市も少し訪ねてみました。
 1997年7月中旬の古い写真です。

①~⑦有名な函館朝市。
 生鮮品、食料品、青果物、珍味など様々な物品を販売している。
 2015年現在、周辺部の店舗もあわせると、500店舗以上の店がある。














⑧⑨昔から天然の良港だった港町函館。




⑩⑪金森赤レンガ倉庫群と小運河。
 現在このへん一帯は、ショッピングモールやイベントホール、レストランなどが入る、函館の観光名所となっている。




⑫函館山の麓。
 かっての函館奉行所跡に建てられた、旧北海道函館支庁舎と旧函館区公会堂。


⑬函館山から基坂へ続く道。


⑭⑮基坂と八幡坂。
 函館は何度も大火にあったため、防火街路として港へ向かう道を拡幅し、また直線化した。




⑯カトリック元町教会。


⑰ハリストス正教会。


⑱~⑳教会などの夜景。
 函館山の夜景撮影のあとのため、薄暮の撮影とはならなかった。








 重伝建地区はともかく、そのほかは相当変わっていると思われます。
 特に赤レンガ倉庫群の周辺や朝市の外観などは変貌著しいと思われます。
 この写真は1997年当時の写真としてご覧ください。

 明日は、乗鞍紅葉です。

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2 コメント

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20世紀最後のころの函館 (ヒトリシズカ)
2015-09-18 01:55:04
いせえびさん

1990年代から、日本全国のいろいろなところにお出かけだったことが分かります。

函館には、10年ほど前に、札幌市に行った時に、何とか半日空けて、数時間観光しました。

もう函館観光ブームで、駐車場探しに苦労しました。赤煉瓦倉庫辺りは、多くの観光客がいました。
有名なお菓子屋さんが運営するお店は、若い女性が多く、お土産を買いに来ていました。

今回のお写真をみると、21世紀はじめの”失われた20年”の直前で、1997年は日本の経済状況を何とかしないと考えていたころです。まだ高度成長期、バブル経済の余韻があったころです。

改めて、”cool宅急便”サービスが当時はもうあり、こうした海鮮市場から、カニなどを自宅に送ったことを思い出しました。

残念ながら、ハリストス正教会までは、回っていません(どの辺だったかも思い出せません)。
昼間から夜景までを撮影されていて、さすがに風景ハンターと方と感じました。
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ヒトリシズカさま (いせえび)
2015-09-18 07:36:37
おはようございます。コメント、ありがとうございます。
これからも北海道へ行くことはあっても、もう函館へは行かないだろうと思い、20年ほど前の古い、画像の悪い、へたくそ写真をアップしました。
このような古い写真に意義を見いだしていただきありがとうございます。
やはり、あの赤レンガ倉庫群の周辺は様変わりし、大賑わいでしたか。
ああそうですね、cool宅急便はこの時、もうあったのですね。
これより何年か前に、釜石の橋上市場で、海産物を買って家へ送ったらすべてダメになっていたことがありましたが、この時はなかったのでしょう。
しかし、重伝建の指定地区や建物は規制や制限があり、あまり変わっていないと思います。
今回、岡山、広島県の倉敷、吹屋、竹原の3つの重伝建地区をまわってきましたが、あまり変わっていないのでほっとし、なつかしい時間を過ごしてきました。
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