風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

想い出の風景 車山 ニッコウキスゲ 長野県

2019-07-26 | 信州
 長野県諏訪市、車山のニッコウキスゲです。
 車山のニッコウキスゲは異常に数を増やしたシカの食害により壊滅状態になり、かろうじて電気柵で囲まれた一角だけで見ることができます。
 電気柵の外側には安全確保のロープが張ってあり、その外側からの撮影となります。
 ロープと柵の狭い限られた隙間から望遠系のレンズで同じような方向を写すため、構図や画面も窮屈で似たような写真ばかりになり、せっかくの霧ヶ峰の大自然なのにのびのびとしたワイドな写真となりません。
 また、極力避けたつもりですが、電気柵や電線、見物客が入っている写真もあります。
 そのようなことをご了承のうえでご覧ください。



















⑦これまでで、終わってしまうと、車山のニッコウキスゲ、きれいきれいで、めでたしめでたしとなるのだが、現実は残念ながらこのようになっています。
 電気柵だ。
 これによりこの中だけが、かろうじてニッコウキスゲがシカの食害から守られています。


⑧電気柵の外側は、ニッコウキスゲなど一本も見当たらない寒々とした風景が広がっています。
 シシウドが咲いているのがかえってわびしい。
 背後に見える肩の小屋は、かってはニッコウキスゲに埋もれていた。
 ⑨の正面奥は八島湿原。





⑩最後はニッコウキスゲいっぱいの写真を。



想い出の風景 美ヶ原・レンゲツツジ 長野県

2019-06-23 | 信州
 「想い出の風景」を季節に見合った10枚以内の写真で振り返っています。
 長野県、八ヶ岳中信高原国定公園、美ヶ原です。

①美ヶ原、焼山。


②雨上がり、あざやかを増したレンゲツツジと白樺。


③雲が山頂付近を流れて行きます。











⑦北東部、白樺平。





⑨武石峰付近。
 これまでと別の日です。
 フィルム写真をスキャンして使っています。


⑩王ヶ頭と放牧。


想い出の風景 志賀高原・ワタスゲ 長野県

2019-06-18 | 信州
 長野県山ノ内町、志賀高原、田ノ原湿原のワタスゲです。
 ワタスゲは年によって出来不出来のはっきりした花ですが、この年は全国的に当たり年だったようです。
 
①田ノ原湿原です。
 ここは志賀高原のワタスゲの一番のポイント。
 標高約1600m。
 入り口のレンゲツツジと白樺。








④木道が整備されています。
 駐車場のある入り口からまっすぐ向かうと木戸池、反対側へ下って行くと、三角池を経て蓮池へ出る探勝路が続いています。











⑧こんもりした山は笠ヶ岳。


⑨田ノ原湿原から2kmほど下ったところにある一沼のヒツジグサ。
 これは別の年の小雨の降る日です。
 清楚なヒツジグサが雨に濡れてはかなげに揺れています。




想い出の数枚の写真 その2 長野県飯山市菜の花・桜

2019-04-11 | 信州
 長野県飯山市、菜の花公園と北竜湖の桜などです。
 プリント写真をスキャンしているため、画像はよくありません。
 2年分の写真をミックスして使っています。

①飯山市菜の花公園からの千曲川。


②「菜の花畠に入り日薄れ・・」唱歌「朧月夜」のモチーフとなったところです。





④背後は残雪の開田山脈。


➄遠くは残雪の妙高山(左)と火打山。


⑥菜の花公園の後方、標高の高いところにある北竜湖。




白い八ヶ岳 その2

2019-02-14 | 信州
 冬の八ヶ岳その2です。
 2016年2月中旬の写真です。

①朝、小海町・松原湖(標高1123m)からの八ヶ岳。


②キツネなどの小動物が動き回った足跡があります。
 流れ込みなど水が動くところは結氷していないところもあります。


③ワカサギ釣りのカラフルなテントが並んでいます。





⑤着いたばかり、ワカサギの穴を掘り始めた家族。
 この日は休日です。


⑥北東方向から見る八ヶ岳。
 左から赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳など。
 東側の野辺山、西側の茅野方向からの八ヶ岳とずいぶん風景が違います。


⑦これは南牧村・野辺山高原からの八ヶ岳。





⑨滝沢牧場。


⑩牛の背後は主峰・赤岳(2899m)。


⑪赤岳を望むサンメドウズ清里スキー場。





⑬西側へ回り込みました。
 原村・まるやち池からの硫黄岳。


⑭横岳。


⑮茅野市、八ヶ岳エコーラインからの八ヶ岳。


⑯右、阿弥陀岳、中、赤岳、左、横岳。


⑰八ヶ岳を車で回れる範囲で、ほぼひとまわりして来ました。
 ビーナスラインからのこれも雄大な八ヶ岳。