バンクーバー五輪・女子モーグル 愛子ちゃんメダル獲得ならず・・・。

女子モーグルでメダルを期待されていた上村愛子選手。

結果は４位であった。
残念ながらメダル獲得とはならなかった。

「モーグルの神」がいるとすれば、無情である。
ぶっとばしたくなりますわなぁ。

今回のオリンピックで、最もメダルを獲って欲しかったのが愛子ちゃんだ。
彼女を応援する人々、いや・・・国民の誰しもがそう思っていたに違いない。

彼女が決勝を滑り終った時点で２位。

不謹慎ながらも「今日だけ！今日だけいいから後ろの人転んでくれぇぇぇ！！！」と心の中で叫んでしまった。

すんまそん。

専門家ではないが、彼女の滑りは完璧に近かった。
結果、それでもまだ上に３人いた・・・ということですなぁ。

世界は広いやなぁ。

４年前、愛子ちゃんは 「どうやったらメダルを取れるのか謎です」とコメントしていた。

そして４年後・・・謎は解けなかった。

いや、謎はとっくに解けていたのかもしれん。
ワールドカップを制し、世界選手権を制し、そんなものはとっくに解けていたのかもしれん。

競技後のインタビュー。
彼女の涙をみて、泣けてきましたわ。
でも堂々としてた。
凄いよね。

頑張った。紛れもなく彼女は頑張った。誰が何と言おうが愛子ちゃんは頑張った。


愛子ちゃん！かっこよかったぜ！


ぜひぜひ、４年後も出場して欲しいですな。

横綱・朝青龍引退と白鵬の涙・・・

朝青龍　明徳　（あさしょうりゅう　あきのり）

最高位 横綱（第68代）

生涯戦歴 669勝173敗76休／838出(67場所)

幕内戦歴 596勝153敗76休／745出(55場所)、優勝25回、準優勝８回、殊勲賞３回、敢闘賞３回、金星１

横綱戦歴 463勝91敗76休／550出(42場所)、優勝23回、準優勝６回


「平成の大横綱」朝青龍が電撃？引退を発表した。
相撲界で言う「品格」はともかく、彼の残した成績は「大横綱」と言っていいでしょう。
史上最多の７場所連続優勝、歴代３位の幕内優勝25回、歴代４位の全勝優勝５回など立派なものである。

で・・・引退。
今回の暴行事件？泥酔事件？の責任を取る・・・ということだ。

日本相撲協会からは既に５回の厳重注意。
そして今回の事件・・・。

まさに八方塞がりであった。
「除名」「解雇」となる前に、自ら身を引いた形となった。
引退発表の後にはなったが、横綱審議委員会も「引退勧告」を出したみたいですがね・・・。

僕は朝青龍が好きであった。
結構お茶目なキャラクターが憎めなかった。
優勝インタビューなんかは茶目っけあるし、何喋ってんだがよくわからん日本人力士にはない何かを持っていた。
そして強い。
相撲見ていて面白いんだよなぁ。
あの気迫、かっこよかった。

が、今回はどうしようもない。
もはや救いようがないわけでしてね・・・。
暴行事件うんぬん以前に、横綱（力士）として本場所中の朝４時に泥酔してるんじゃなぁ。
おまけに警察沙汰。
飲むのは結構だが、やりすぎ。

相撲協会は「なぁなぁ」で済ますつもりだったろうが、流石にそう甘くはなかった。

相撲協会からすれば「興行」として、まだまだ朝青龍には居て欲しかったろうしね。
「解雇」だの「除名」だのは、出来るならばとっくにしていたはずだし。
そんな重い決断を、今の相撲協会には出来まい。

しっかし・・・朝青龍もここまでにならないと分かんないのかねぇ？
高砂親方も何やってるんだかねぇ・・・。
「大人」として残念すぎる。
叱ってくれる人がいない・・・残念だ。

ましてや相対するのが白鵬だけに、余計に目立つわな。

「引退」の道を選んだ朝青龍。
けじめはつけたのだから、あっぱれな引き際と言わして頂きたい。
彼はモンゴルに帰れば大英雄だ。
今後も喰って行くには全く困らないだろう。

しかし最も分かって欲しいのは、横綱・白鵬の涙だ。
彼の涙の意味をしっかりと噛み締めて、第二の人生を送って欲しい。


さらばだ、朝青龍！
ファン太郎好きだったぞ・・・。