ゴジラパパVSもやもや脳出血

脳出血で倒れ意識不明の父の闘病ブログ。ゴジラのように大きな体で、持病のもやもや病と脳出血と戦っています。

ゴジラパパ電動介護リフトから転落・・・。

2007年12月27日 12時33分31秒 | 在宅介護
こんにちは。寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

実は昨日、ゴジラパパが床走行式の電動介護リフトから転落するという事故が起こりました。

ゴジラパパがデイサービスに通う日は、パパの着替え・車椅子への移乗をヘルパーさんにお願いしています。
昨日はデイサービスに通う日だったので、いつものようにヘルパーさんにお願いしていたのですが…。
車椅子への移乗の際に電動リフトの使用法を誤ったようで、ゴジラパパがリフトから転落してしまいました。
パパは、ベッドと床で頭を打ったそうです。
幸いにも、病院でCTを撮り診断してもらったところ、異常はなかったようでほっとしています。

パパは、転落したことがとても恐かったようで、転落した時は震えていたそうです。
しかしその後は落ち着き、今日はいつものように元気な姿で過ごしています。

我が家では、通常ゴジラの妻や息子、娘が介護をしています。
もちろん1人で介護を行うので、車椅子への移乗も1人です。
パパは体格がいいので、確かに重いのですが、スライディングボードを使用すると充分1人で移乗がこなせます。
しかし、ヘルパーステーションはスライディングボードで移乗を行うことは難しいと言うので、ヘルパーさんに移乗を安全に行ってもらう為だけに電動介護リフトをレンタルしています。
にも関わらず、電動介護リフトに使用するスリングシートの使用法を誤ったのです。
転落の直接の原因は、シートのセットを確実に行わなかったことだろうと思われますが、それ以外にも危険因子が重なっていたようです。
介護側の安全を考慮して依頼側が設備を整えているにも関わらず、それが一因となって転落が起こってしまったことに、なんとも言い様のない感情になります。
使用に不安があるのならば、どうしてヘルパーステーション側で使用手順を作成してヘルパーに技術を徹底させることが事前にできなかったのでしょうか。
なにも、特別な機械を導入しているわけではありません。
特別な注文をしているわけでもありません。
どうしてこのようなことになるのか、不思議でなりません。
利用者側で、使用手順を作成して依頼をしないと徹底できないものなのでしょうか。

失敗することは誰にでもあることで、仕方のないことですが、
責任感に欠ける、情けない出来事でした。