はじめのい~っぽ 60'S

今日生きてるのは奇跡!
鬼籍入りまでの軌跡!

おやごころ

2022年12月07日 | 孫育
だいたいの土曜日は、双子の孫(今月で3歳になります)を「孫神様 詣で(マゴカミサマ モウデ)と称して娘宅で楽しく過ごしています。

娘も私が通ってくるのを楽しみにしていますし、夫さんの両親宅へ神様たちをつれて行ってますから、子育て・多産児育てを一手に引き受けているワンオペのママからは「垂涎の的」になっていることでしょう。

パパ?☞夜勤の仕事で朝帰りの日々。日中眠らないと体が持たないので、子供たちと遊ぶ余力はありません(お勤めご苦労さまです)

で、そんな土曜日の朝、出かける用意をしている私に
夫:「今日はパラ?」
私:「今日は孫神様だよ」と。

そしたら、頂き物のリンゴ(3個)をみて、これ持ってく?
ああ・夫はすごく気の付く人なんだな~と思った

我が子はすっかり大人なのに、なぜか持たせたくなるんですよね。
その気持ち、私も同じだよ
*****
娘宅の食事を作り終え、おいとまして、自宅に戻ると
夫作の夕食が並べられていました。
・とろろ芋(娘宅の大人用のおかず・一緒だ)
・小松菜のおひたし(これもだ~)
・ふぐの煮物(食べたかったんだ・ありがたい)
・きんぴらごぼう(市販の総菜 私の好きなもの)
・お味噌汁(孫神様宅でも作ってきた。おつゆを「おいしい」と言ってたな)

食べ終えて、「おいしかった~」「たべすぎた~」「ありがとう」と話していると
「そういって欲しくて」と。
めっちゃ素直な心根だ
私も、この言葉に応えようかな。

そして思い出したよ
******やまのうえのおくら****
瓜食(うりは)めば 子ども思ほゆ 栗食(くりは)めば まして偲(しぬ)はゆ
いづくより 来(きた)りしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ
(『万葉集』)
 
訳:おいしいものを食べると、「子供に持って帰ると喜ぶだろうな」という思いがわいてくる。
瓜や栗を、うれしそうに食べる子供の笑顔を想像するだけで、幸せな気持ちになるのだ。
親子とは、なんと深い結びつきなのだろうか。
あの子らは、どこから来たのだろうか。とても、この世に生まれてからの五年や十年の関係ではないだろう。
遠い過去世から深い因縁があったとしか思えないほど、かわいくて、かわいくてならない。
布団の中に入っても、子供の姿が目の前にしきりに浮かんできて、なかなか眠れない夜であることよ。

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