クリスマスとその翌日は香港は祝日です。2006年のその日、マカオに行って来ました。ジェットフェリーで1時間と、身近にあるところなのに、2003年6月以来3年半ぶりの訪問です。
マカオといえばカジノですけれど、コンサートチケットのエントリーで年に1度の大ばくちを打つ以外のギャンブルには一切興味がないので、フラフラと街を歩いて、おいしいポルトガル料理を食べる、そんな地味な目的のマカオ旅行なのでした。
クリスマスホリデーということで、ジェットフェリーは乗船まで2時間待ちの大にぎわい。マカオ着後はホテルのシャトルバスの出迎えが遅れに遅れ、自宅を出てから6時間後にようやくホテルにチェックインという異常事態。6時間あったら、日本の実家に帰れるよなぁ~。
24時間を切ってしまったマカオ滞在。時間が惜しい私は他の3人にしばし別れを告げて、ふらりひとり旅~。
大好きなエッグタルトを食べに行きました。目指すはコロアネ村にあるローズストーズベーカリー。前に訪れたのは3年半も前とはいえ、その味に感激しただけに記憶は鮮明。迷うことなくお店に到着しました。
香港で販売される時はホテルのカフェで“高級”っぽさを装っているエッグタルトも、本来はこんなごく普通の街のベーカリーで売られているんです。店の周辺ではあちらこちらにエッグタルトにかじりつく人たちの姿が見られます。私も、いそいそと店内に入り、すぐ食べる自分用の1コと持ち帰り用の4コ、合計5コを購入。ひとつ6パタカ(約90円)でした。
すぐそばの川縁のベンチで、夕陽を浴びながらエッグタルトをいただきました。
サクサクのパイ生地に、玉子っ!牛乳っ!と2大素材がしっかり主張している濃厚フィリング。あー、やっぱりおいしい!!
夕陽の傾く先、対岸は中国の珠海です。
つかの間の感激を味わった後は、口の回りのパイのカケラを払いながら周辺を歩いてみました。
街灯と石畳に異国情緒を感じます。
川沿いを少し行くと、夕日を浴びて光るクリームイエローの教会が現れました。聖フランシスコ・ザビエル教会です。日本の教科書でもおなじみの宣教師の名を掲げた教会は、小さな街に多くの主張をすることもなく当たり前のように建っていました。
写真を撮ろうと近づくと、オルガンの音とともに聞こえてきた「もろびとこぞりて」。午後5時ちょうど、クリスマスミサが始まったのでした。よそ者が入れるような場でもないので、小さな窓から様子を覗いてみると、聖歌隊がろうそくを捧げながら入場するところでした。1年でいちばん厳粛な時をおすそわけいただいたようで、うれしかったな…。
ローズストーズベーカーリー最寄りのバス停には、なぜか大きなファンタの像があります。コレを見ると「来たぞー!」という気分が盛り上がる私です。反対方向のホテル方面のバス停にひとり座ってバス待ちをしていたら、昔々、好き勝手にひとり旅をしていたときのことが懐かしく蘇ってきました。誰も知らない土地で、言葉の分からない土地でひとりになるのが好きでした。特に予定も決めずフラフラ歩く楽しみ、しばらく忘れていたなぁ…。
やって来たバスに乗り込み、曲がりくねった坂道を揺られていたら、停留所でもないのにバスがストップ。エンジンまで切ってドライバーさんが降りてしまいました。「え?なになに?」と思っていたら、ドライバーさん、いそいそと道ばたのトイレへ~。あはは。なんかいいなぁのんびりしてて。
ホテルへ戻るともう夕食タイムです。
相変わらず予定なし、予習なしの旅でしたが、夕食だけはココで食べると満場一致で決めていた店がありました。
黒沙海灘(ハクサビーチ)にあるポルトガル料理の店、法蘭度餐廰(フェルナンド)です。マカオのはずれにあるというのに、その名前は知れ渡っていて多くの人でいつもにぎわっている店です。週末、祝日は予約を入れられないため、店に着いたらまずウェイティングリストに名前を書き込み、待つこと約1時間。やっと席に着けました!
スープ、サラダ、ローストチキン、いわしのグリルなどなど。デザートのプディングまで、素朴で味わい深いポルトガル家庭料理を堪能しまくって大満足。コレで一人当たり100パタカちょっと(約1500円)とは、人が集まるのも当然というものです。
食後はバスに揺られてフェリーターミナルすぐそばにできた、澳門漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)なるテーマパークへ行きました。
マカオ政府が力を入れて作り上げた、大人から子供まで、食からギャンブルまで楽しめるテーマパークだそうですが、あまりに人工的で私にはむなしい場所にしか映りません。目の前を歩くおじょーさんは、「I Love this place!」と、わかりやすい英語ではしゃぎまくっていたので、このノリについていけないのは歳だからなぁ?などと思ってみたり。
再びバスで、きらびやかなネオンもなく変に浮かれまくる人もいない海沿いの静かなホテルに帰ってきたら、なんだかホッとして星空を眺めるヒマもなく眠気に襲われてしまったのでした。
2日目の話も聞いてくれる??
マカオといえばカジノですけれど、コンサートチケットのエントリーで年に1度の大ばくちを打つ以外のギャンブルには一切興味がないので、フラフラと街を歩いて、おいしいポルトガル料理を食べる、そんな地味な目的のマカオ旅行なのでした。
クリスマスホリデーということで、ジェットフェリーは乗船まで2時間待ちの大にぎわい。マカオ着後はホテルのシャトルバスの出迎えが遅れに遅れ、自宅を出てから6時間後にようやくホテルにチェックインという異常事態。6時間あったら、日本の実家に帰れるよなぁ~。
24時間を切ってしまったマカオ滞在。時間が惜しい私は他の3人にしばし別れを告げて、ふらりひとり旅~。
大好きなエッグタルトを食べに行きました。目指すはコロアネ村にあるローズストーズベーカリー。前に訪れたのは3年半も前とはいえ、その味に感激しただけに記憶は鮮明。迷うことなくお店に到着しました。
香港で販売される時はホテルのカフェで“高級”っぽさを装っているエッグタルトも、本来はこんなごく普通の街のベーカリーで売られているんです。店の周辺ではあちらこちらにエッグタルトにかじりつく人たちの姿が見られます。私も、いそいそと店内に入り、すぐ食べる自分用の1コと持ち帰り用の4コ、合計5コを購入。ひとつ6パタカ(約90円)でした。
すぐそばの川縁のベンチで、夕陽を浴びながらエッグタルトをいただきました。
サクサクのパイ生地に、玉子っ!牛乳っ!と2大素材がしっかり主張している濃厚フィリング。あー、やっぱりおいしい!!
夕陽の傾く先、対岸は中国の珠海です。
つかの間の感激を味わった後は、口の回りのパイのカケラを払いながら周辺を歩いてみました。
街灯と石畳に異国情緒を感じます。
川沿いを少し行くと、夕日を浴びて光るクリームイエローの教会が現れました。聖フランシスコ・ザビエル教会です。日本の教科書でもおなじみの宣教師の名を掲げた教会は、小さな街に多くの主張をすることもなく当たり前のように建っていました。
写真を撮ろうと近づくと、オルガンの音とともに聞こえてきた「もろびとこぞりて」。午後5時ちょうど、クリスマスミサが始まったのでした。よそ者が入れるような場でもないので、小さな窓から様子を覗いてみると、聖歌隊がろうそくを捧げながら入場するところでした。1年でいちばん厳粛な時をおすそわけいただいたようで、うれしかったな…。
ローズストーズベーカーリー最寄りのバス停には、なぜか大きなファンタの像があります。コレを見ると「来たぞー!」という気分が盛り上がる私です。反対方向のホテル方面のバス停にひとり座ってバス待ちをしていたら、昔々、好き勝手にひとり旅をしていたときのことが懐かしく蘇ってきました。誰も知らない土地で、言葉の分からない土地でひとりになるのが好きでした。特に予定も決めずフラフラ歩く楽しみ、しばらく忘れていたなぁ…。
やって来たバスに乗り込み、曲がりくねった坂道を揺られていたら、停留所でもないのにバスがストップ。エンジンまで切ってドライバーさんが降りてしまいました。「え?なになに?」と思っていたら、ドライバーさん、いそいそと道ばたのトイレへ~。あはは。なんかいいなぁのんびりしてて。
ホテルへ戻るともう夕食タイムです。
相変わらず予定なし、予習なしの旅でしたが、夕食だけはココで食べると満場一致で決めていた店がありました。
黒沙海灘(ハクサビーチ)にあるポルトガル料理の店、法蘭度餐廰(フェルナンド)です。マカオのはずれにあるというのに、その名前は知れ渡っていて多くの人でいつもにぎわっている店です。週末、祝日は予約を入れられないため、店に着いたらまずウェイティングリストに名前を書き込み、待つこと約1時間。やっと席に着けました!
スープ、サラダ、ローストチキン、いわしのグリルなどなど。デザートのプディングまで、素朴で味わい深いポルトガル家庭料理を堪能しまくって大満足。コレで一人当たり100パタカちょっと(約1500円)とは、人が集まるのも当然というものです。
食後はバスに揺られてフェリーターミナルすぐそばにできた、澳門漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)なるテーマパークへ行きました。
マカオ政府が力を入れて作り上げた、大人から子供まで、食からギャンブルまで楽しめるテーマパークだそうですが、あまりに人工的で私にはむなしい場所にしか映りません。目の前を歩くおじょーさんは、「I Love this place!」と、わかりやすい英語ではしゃぎまくっていたので、このノリについていけないのは歳だからなぁ?などと思ってみたり。
再びバスで、きらびやかなネオンもなく変に浮かれまくる人もいない海沿いの静かなホテルに帰ってきたら、なんだかホッとして星空を眺めるヒマもなく眠気に襲われてしまったのでした。
2日目の話も聞いてくれる??
昔、返還前と去年。
ギャンブルもしなかったので狭い町一周して時間持て余してしまいました(^_^;)
写真の撮り方上手ですよね♪
香港でフェリーの2時間待ちにもびっくりですが、ホテルまで6時間もかかったのに更にびっくりです
私も以前香港の休日の日にマカオに行きましたが、香港のある都市に居るかのように香港の若者でいっぱいでしたぁ。
エッグタル食べたい
こんな庶民的な店構えの店から、絶品のエッグタルトが生まれたなんて、なんだか感慨深いなぁ。台湾でもウマイ店ほど汚いもんなぁ。
法蘭度餐廰(フェルナンド)のポルトガル料理も食べてみたい!あぁマカオ~♡
雰囲気がすごくいいお店ですよね~。
10年以上も前に行ったお店がまだあると分かると
なぜだか嬉しくなってしまいます♪
エッグタルトも食べたかったな~…
エッグタルトをほおばっている姿がちょっぴり想像できて、親近感。私もきっとすぐ食べるように余分の1個を買うと思います(笑)。
昨日ちょうど、町外れの大きな中華食材店に行って、エッグタルトを買ったんです。それでもとっても感動。7月に香港に行って以来だったから。ポルトガルのとなれば美味しいに違いない!いつの日にか食してみたいです。2日目の話楽しみにしてます。
写真だけ見るとアジアじゃないよね。ここは。
アジアじゃないアジア。散歩してみたい町並みだねぇ。
2日目乞!
2日目の話 待ってま~す♪
マカオと言ったらやっぱりいわしですよね!
フェルナンドも何度も行きましたが、ハイアットのプール沿いのレストランもなかなか素敵です。確か<フラミンゴ>「大丈夫日記」のロケ地でもあります。
博打は<大小>くらいしかやった事ないですね。
ギャンブラーってゲームの最中に女性が後ろに立つとつきがなくなるので賭けないと聞いた事があり、ある男の人の後ろに立ってみたら本当に賭けなかった...今でもそういう迷信はあるのかな?
2話目も楽しみにしています。
昔々、オプショナルツアーで行ったマカオから数えて4回目にして
だいぶ歩けるようになりました。島の方に行くと、結構のんびりと
過ごせるところがありますよー!
ますよねぇ。民族大移動って感じで~
あのね。6時間かかったのは自宅→ホテルなんです…。フェリーの
2時間待ち込みです~。どこもかしこもものすごい混みっぷり
でしたけど、コロアネ島は人が少なくてのんびりしてました。
みんなギャンブル目的だったのかなぁ~??