ジッパーズのサポートスタッフが推奨しているECMの再設定手順ということでメモしときます。学習したIACのオフセットや燃調データを全て消去し、ECMに新しいベースマップを載せて走るまでの手順です。現行のマップは必要ならバックアップをとっておきましょう。
■ マップをバックアップするには
[LINK]後[Ctrl]+[R]→File > Save As
■ ECMをリセット手順のメモです
1. Diagnostic Trouble Code を消去する
Tuning Maps タブ > Module Configuration > Diagnostic Codes > [Clear Diagnostic Codes]
2. 学習済み燃調およびIACを消去
A. Map Editing > Clear "Learned Fuel Adjustments(CLP OFFSETS)"
B. Map Editing > Clear "Learned Idle Control Adjustments(IAC)"
3. ファームウェアの書き換え(バージョンに疑問がある場合のみ)
Configure > Firmware > Upgrade Module Firmware Now
4. 適切なベースマップを書き込む
5. 諸設定を書き込む
A. Tuning Maps タブ > Module Configuration > Basic Settings > [Write Basic Settings]
B. Configure > Closed Loop Settings
以下の4箇所にチェック入れる
・Closed Loop Processing (Module)(Map)の2箇所
・AutoTune (Module)(Map)の2箇所
6. TMAT 初期化
RUNスイッチON、イグニッションON30秒/OFF30秒x3回
7. モニターの表示
Engine Head Temperatureゲージを見たい
8. 冷たいエンジンで始動して289度Fまで暖機。
9. 乗る
誤りあれば訂正してくださいウェルカムです
Thundermax AutoTune Firmware 4.4
Smartlink IV Version 2006.17.9
Harley-Davidson 2006 FXDLI Dyna Lowrider
Smartlink IV Version 2006.17.9
Harley-Davidson 2006 FXDLI Dyna Lowrider
次回は「マップ編集TIPS 『F2』ボタン 」です。
明日、この通りに完全に初期化してみます。結果はまた報告しますね。
また結果聞かせてください、ぐっどらっく!
TMグループ掲示板内に新スレ立てました。
結果は依然、回転数落ち込み~失火です。
何が原因でしょうか?
Smartlinkでリンクしてから
1)Main Relay Locの値
2)Diagnostic Codesの確認
あと、イグニッションをONにすると、スピードメーターのセキュリティーインジケーターが点灯しませんか?その場合、エラーコード確認できます。確認の仕方はURLをご参考に。
サンダーマックスについて調べてたら、たどり着きました。
エンジン始動はすることの、ほぼアイドルする事なく止まってしまいます。
イグニッションオン、オフ後IACバルブが純正ECMならチェック動作で動くのですが、サンダーマックスの場合動きません。
やっぱりこれはおかしいですよね?^^;
IACバルブに関するチェック項目は下のURLで説明されていました。
https://www.thunder-max.com/techdocs/IAC-HowToCheck.pdf
この文書ではイグニッションON/OFFのときにエアクリーナー付近に耳を近づけてIACバルブの動作音を確認して聞こえない場合は、Smartlink につないでIACの調整をするようアドバイスしていますね。
遅ればせながら幸運を!