公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

犬のいない生活

2011-06-04 | はじめに
そもそも、私が学習塾なるものを始めるきっかけになったのが
この犬のしつけからでした。

ゴールデンレトリーバーの牡犬で、大きくなることはわかっていたので
大型に育ってもうちの中で自由に暮していけるよう、
また、楽しくお散歩が出来て、共同生活に支障の無いように
こどもの頃からしっかり「しつけ」をしておかなければと思っていました。

トイレのことから始まって、していいことといけないこと、
こちらの指示に従うこと、
二年近くはかかりましたけれど、まず、どこへ連れて行っても問題の無い
「お利口」な子に成長しつつあったとき、
知人が
「犬にこれだけ教えられるなら、うちの子の勉強みてよ」といったのが
始まりでした。
その知人に、「うちの長男が昔公文でお世話になって
鈴木メソードのバイオリン指導と同じような方式でよかったから
どこか近くの公文教室へ行ったら?」とお勧めしたら
「貴女が近くでやってちょうだい」といわれて・・・・・

もう15年も前のことになるのですけれど。

以来、うちの教室の営業部長として
我が家の愛犬はずっと活躍してきてくれたのです。

チラシHMやワンワンパトロールでも大活躍で
県警の表彰式には当人(犬)が表彰台に上がりました。
そういえば、いくつか新聞にも、テレビ出演も。

この一年ほどは寝たきり生活となり、介護の日々が続いていたので
ゴールデンとしては高齢でもあり、遠からずこの日が来ることは覚悟のうえでしたから
ショックということでもないのですけれど。

まあそれでも、16年という暮らしの重みはそれなりにあり、
ふとしたはずみに
犬がどうしているかと思ってしまい、「あ、」と肩を落とすことも。

でもその一方で、これまでは
介護のために後はスタッフ任せで早退ということが多かったのに
昨日は最終まで教室にいられて、生徒対応が出来ました。
昔、教室を始めて2~3年の頃の最長時間記録では夜11時45分までいて
こどもたちとスタッフと一緒に教室を出たこともあるのです。
今は9時までということにしています。

少し身軽になったので、プライベートでも遠出をしたりとか、
それから仕事の上でも、時間規制が外れたので有効に使おうとか
「犬のいない生活」を前向きに考えようと思っています。



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