公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

特待生

2017-05-13 | 個人塾の経理
中二の生徒から、他塾の特待生になったのでそちらへ行く、との連絡がありました。

この子は幼稚園の頃からの生徒で、中学では学年トップです。
で、通学している学校のそばの大手の進学塾から
「特待生で、授業料無料ですからどうぞ」という申し出があったそうです。

大手の進学塾ではこの手の勧誘が多く
自分のところの優秀な生徒として看板にするために
あの手この手で「できる子」を集めています。

私に言わせれば当然、
「トンビにアブラゲ」というところですが
すでに「できる子」に仕上がっていますから
どこの塾でだろうとそうそう学力低下はないだろうし
授業料タダ、というのはご家庭にとっても大きいのは当然ですから
あえて引き止めることなどできません。

うちのような個人塾ではどうしようもないことですが
ふと、くもん教室でなら
例えば2先、3先の生徒については特待生にするなどの
対応が可能なのではなかろうかと思いました。

手取り足取りで進度アップをしているような邪道は別として
本当に2先、3先の実力の付いている生徒なら
指導の手間はさほどかからないわけですし
研究会の方で指導者に損がないように特待生制度をつくれば
各教室の看板にもなるし
他塾からの引き抜きにも対応できます。

この件、どうですか?
研究会に提案してみようという指導者の方はいらっしゃいませんか?




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