公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

教室スタッフとは

2021-06-09 | くもん教室の運営

時々、くもん教室のスタッフの方からお便りがあります。

多くは現在勤務している教室への不満や疑問なのですけれども。

ただ、皆さんが勘違いしておられるように思えるところがあるのでその点について

書いておこうと思います。

それは、教室スタッフというのは一部の直営教室以外は

公文研究会とはなんの雇用関係もない、ということです。

個人経営の教室の指導者が集めた会費の中から給料を支払っているのであって

研究会は採用にも解雇にもなんの権限も責任もありません。

たとえスタッフが待遇その他研究会に訴えたところで

もしかしたら「こんな話がありましたよ」と事務局から指導者に連絡があるかもしれませんが、

教室経営者が「あら、お構いなく」と言えばそれまでです。

くもん教室というのは公文のフランチャイズ傘下にあり、

教材の使用方法などくもんのルールを順守する義務はありますが

基本的には個人経営の塾なので、指導者の裁量で運営されます。

ですから現在パートなどで働いている教室での待遇その他、

自分に合わないところがあれば教室指導者にかけあうか、やめるしかないのです。

指導者側としても、

自分の教室に合わない、使えないとなれば解雇するしかありません。

私は昔、長年のスタッフがすっかり図々しくなってしまったのを首にするのに

苦労したことがあります。

自分が先生面をしたいんなら自分で教室を開けばいいじゃない・・・・・・

研究会では常に新たな指導者を募集していますから、お好きなように教室運営ができますよ。

なお、公文教室というのは一種の習い事の範疇に入ります。

生徒側にとって、行かなくてはならないというような所ではありません。

嫌ならいつでもやめられます。

にもかかわらず、現在の教室が存続しているのであれば、それなりのニーズがあるからです。

 

 

 

 

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