これ、えぇやん!Wie geht's dir in Düsseldorf?篇

めーやんの食日記。
東欧コソボ、
世界最北端北欧ロングイヤービエンを経て
西欧ドイツ・デュッセルドルフから発信

旅立ちの日、そして、日本人ひとりからスタート(後編)

2013-05-01 23:30:44 | Place

Hvordan har du det?
(お元気ですか?)
めーやんです。

Mちゃんを空港へお見送りに行く直前
とっても悲しいお知らせが日本からきました。
私がとっても悩んでる時に
いつもその笑顔と優しさで包んでくれた友人が
亡くなったという知らせでした。
私より10歳ぐらい年上の方なのに
とってもチャーミングで天使のような女性。

実はその方から私が海外にでる前に
あるものをいただきました。
それがこちら↓



またあの天使のような笑顔と澄んだ瞳を
見たかったな・・。
光に戻ったRさんへのご冥福を心からお祈りし
おもいっきりの感謝を捧げたいとおもいます。
「本当にありがとうございました、Rさん」

その感謝を捧げた後に、
Mちゃんのお見送りに空港へ!
そこでちょっとしたアクシデント。

荷物が多かったのでタクシーを利用し、
そのドライバーさんは
うちのお店の常連さんだったんですが
タクシーのメーター料金が
いつもの倍・・(;・∀・)ハッ?

空港到着後、その運ちゃんに確認したら・・
なんと、
「祝日はノルウェー本土料金(税金付き)」に
なるとのこと。
私がいる北極(スバルバール諸島)は、
島全体が「Duty Free」で税金がかかりません。
それにタクシー料金も
恩恵をあずかってたとは・・
ビックリでした。
(ちなみに、主要ホテルをまわるシャトルバスの料金は
変わらず”60クローネ/片道”です)

そんなこんなで空港到着。
Mちゃんはとっても小柄で華奢。
なのにでっかくて重い荷物が3つ。
飛行機の関係で一つしか預け入れできず
のこり2つは手荷物です。

実は、Mちゃん、
珍しい楽器の音楽奏者さんです。
こっちのジャズフェスティバルに
地元の方に頼まれて演奏したり、
うちのお店でも何度か演奏してました。

荷物のほとんどが、その楽器関係。
アンプ、マイクスタンド、そして
作曲等に使うギターまで・・それが手持ち。

小柄なMちゃんにでっかい荷物3つ。
まるで荷物が歩いてるみたいでした(^_^;)。

音楽をやるから行き先がNYCなんです。
だから次会う時はきっと有名になって
色んな国で演奏活動してることを
信じてます、私。

そしていよいよお別れの時、
そんな祈りと今までのありがとうを込めて
ハグハグ♡

「また会おうね!」
重い荷物を持ったMちゃんは
ゲートを入っていきました。


そのあとシャトルバスに乗り込み
街にもどった途端
ふと寂しさが・・。



そして誰もいなくなった
わたし、日本人ひとりぼっち。

今までそんなにひとりぼっちって
意識することなかったのは
少なくとも日本人の方1人は
自分の周りにいたからだってことに
気づきました。

あぁ、気づいていないところで、
その存在で
支えてもらってたんだ。

そして、
今は本当にひとりぼっちです。

めったにできない体験
めったにできない体感
めったにできない感情

寂しいんですけど
なんだか不思議なもので
ふつふつと静かに力が
湧いてくる感覚。
ひとりだけど
ひとりじゃない。
見えないところに在る
エネルギー。

寂しさもふくめ
味わいつくそうとおもいます。

新しいシェフさんがくるまで・・(^_^;)

5月1日は
すべてリセット。
「ひとり」からのスタート。

新たな出発の日になりました。


 








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