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Go Easy Nancy!

Super Positive Mindでがんばる!    

顧客が減ったのは誰のせい?

2010-08-28 09:39:04 | Weblog
こんにちは!


A「大型店が近隣に進出してきたことにより、顧客が流出した。」

B「近隣に進出してきた大型店に、顧客が流出した。」


この二つの文章、ほとんど同じ単語を使って書いてるけれど、
意味合いが、違う。

今、診断士の2次試験の勉強を頑張っている皆様には、この違いを是非とも
ピーンと肌で感じてもらいたい。

えーーー文字数が、少ないBのほうがいいって解釈は無しで


よくあるのは与件文は、Aのトーンで書かれている。実際に企業に診断に行って、
経営陣の方にヒアリングをするとA口調が一般的なのだろう、、、とも思う。

でも、問題解決型の思考プロセスをもっている私たちは、本当にそうか?と
一歩立ち止まって考えるべきであるし、それが任務の第一歩だと思う。

Aは、顧客が減ったのは、近隣に進出してきた大型店のせいだと言っている。

Bは、大型店に顧客が流出した事実を述べているけれど、誰のせいとは言及していない。


ちょっとしたことのように見えるし、たくさん勉強しなくちゃいけないことが
あるのに、ここまでのケアは必要じゃないように感じるかもしれない。

それこそ、本当にキーワード採点で合否が決まると信じている派にとっては、
どーでもいいこと、なのかもしれない。

でも、ナンシーはこういうところにこだわってこそ、と思ってる。

「ふぞろいな合格答案」に掲載されている合格答案と、残念な結果に終わった
自分自身の不合格答案を比較しても、同じ言葉が並んでいて、何が
合否を分けたのか、わからないっていう声を何度も聞いたことがある。

その一つの答えは、こういうところにあるんじゃないかな~。

本題に戻って、AとBの違いは、、、
Aは書き手の主観が入っているのに対し、Bは客観的。

出題の趣旨を過去数年分、確認すれば一目瞭然。客観的にとらえているかどうかは
重要な視点!

とても小さなことだけれど、丁寧にCareしたい視点です。

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