dvipdfmxで作成したPDFファイルは、acroread (Adobe Reader)で読むと美しい。が、xpdfやevinceで見ると無惨だ。これはdvipdfmxがフォントを埋め込まないため、フォント設定が悪いxpdfやevinceでは汚なくなってしまうことに起因する。
xpdfは最近(といっても何年か前か?)、fontconfigを使うようになってしまった。そのため、xpdfでの表示フォントを設定するには fontconfig の設定を変更する必要がある。
LaTeXで埋め込まれる日本語フォントは、基本的には Ryumin-Light である。というわけで、Ryumin-Lightがどのフォントに割り振られるかをチェックしてみる。
すると、案の定、Kochi Minchoが割り振られていた。これでは見た目がいまいちなのも仕方がない。というわけで、RyuminにIPAのフォントを割り振るように変更する。
fontconfigの設定は、~/.fonts.conf で行う。fontconfigの設定の中に下記を追加すればよかった。
これでdvipdfmxで作成したPDFファイルもまともに閲覧できるようになった。
が、上記では縦書きフォントにはちゃんと対応できていない…。というわけで、縦書きフォントの場合には acroread を使って、閲覧、印刷する必要があるようだ。
xpdfは最近(といっても何年か前か?)、fontconfigを使うようになってしまった。そのため、xpdfでの表示フォントを設定するには fontconfig の設定を変更する必要がある。
LaTeXで埋め込まれる日本語フォントは、基本的には Ryumin-Light である。というわけで、Ryumin-Lightがどのフォントに割り振られるかをチェックしてみる。
fc-match ryumin
すると、案の定、Kochi Minchoが割り振られていた。これでは見た目がいまいちなのも仕方がない。というわけで、RyuminにIPAのフォントを割り振るように変更する。
fontconfigの設定は、~/.fonts.conf で行う。fontconfigの設定の中に下記を追加すればよかった。
<match target="pattern"> <test qual="any" name="family"> <string>Ryumin</string> </test> <edit name="family" mode="prepend" binding="strong"> <string>IPA Mincho</string> </edit> </match>
これでdvipdfmxで作成したPDFファイルもまともに閲覧できるようになった。
が、上記では縦書きフォントにはちゃんと対応できていない…。というわけで、縦書きフォントの場合には acroread を使って、閲覧、印刷する必要があるようだ。
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