ubuntuでも標準の repository に mpd が入っているのでインストールは簡単である。
sudo apt-get install mpd mpdscribble
などでインストールできる。
ただ、インストールすると自動で mpd や mpdscribble がそれぞれ mpd、mpdscribble というユーザーで起動してしまう。設定ファイルは/var/lib/mpd の中で、音源ファイルもここに登録することになる(シンボリックリンクでよい)。
ここでは、mpd, mpdscribble の両デーモンをログインユーザー権限で動作させるように変更する。
rcconf
を実行すると、CUIながらもインタラクティブにデーモンの自動起動のオンオフが設定できるので、これを使って mpd や mpdscribble の自動起動をオフにする。
個人で mpd、mpdscribble を使う場合には、設定ファイルは各自のホームディレクトリの中に置くことになる。このあたりは前回の Gentoo のときと全く同じ。
注意する点としては、ubuntu 9.04 では、サウンドシステムとして pulseaudio がデフォルトとなっているので、pulseaudio 用に設定ファイルを書いておいた方がよいという点だ。これには ~/.mpdconf に下記を追記しておけばよい。
audio_output { type "pulse" name "My MPD PulseAudio Output" #server "localhost" # optional #sink "alsa_output" # optional }
mpdscribble (last.fm用)の設定は Gentoo の時と同じで、~/.mpdscribble/mpdscribble.conf というファイルに user名やパスワード(MD5に変換した値)を書いておくだけだ。
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