落穂拾い

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ウィンドウを畳む/戻す … KDE

2006年02月24日 15時06分25秒 | Linux
個人的にウィンドウマネージャーの raise/lower 機能を重用している。
ウィンドウが前面にあるときには背面に、背面にあるときには前面に出すという類の機能である。

この機能は Sun のワークステーションで、Solaris と呼ばれるようになる以前の頃から使い始めた。Sunのキーボードには左端に10個くらいの特殊キーがあり、その中に「Front」と刻印されているキーがある。そのキーを OpenWindow (懐かスィ)上でクリックすると、この raise/lower が働くというものだ。

一度慣れてしまうとこの機能無しではウィンドウの切替作業がとても煩わしく感じるようになってしまい、それ以来、たとえPCを使うときでも raise/lower を適当なところにバインドして使うようにしている。

fvwmやmetacityはこの機能がある。KDEにもあるように見える。少なくともデフォルト状態では Altキーとマウスの中ボタンで raise/lower が実現できているのだから。

ところがである。キーボードショートカットの中には raise/lower の項目がない。ウィンドウの「前へ/後ろへの切替」という名前でマウスにはバインドされているのだが、こういう名前の機能がキーボードショートカットの設定画面では出てこない。

ウィンドウの前面、背面を切り替えるのにマウスを触るなんてかったるいから、キーボードを使いたいのである。これではKDEでは満足に仕事ができないよぉ、などと思いながら適当にキーバインドを調べてみた。

するとである。

「ウィンドウを畳む/戻す」という機能が、raise/lower であることが判明!やっとこれで快適にウィンドウの前背面の切替ができるようになったのである。

ところで、ウィンドウを畳むというと、個人的には「ウィンドウをタイトルバーに巻き上げること」だと思っていた。敢えて別の解釈をするならばアイコン化することだろうか。私の日本語解釈では「ウィンドウを畳む」というのがウィンドウを背面に下げることとはとても思えない。

ひょっとすると翻訳ミスなんだろうか?などと思ったのであった。

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