落穂拾い

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【ubuntu】 9.04 → 9.10 アップグレードの記録:VAIO Z1R/P 編

2009年11月10日 01時01分50秒 | Linux
6年前のノートパソコンである VAIO Type Z1R/P にインストールしてあった ubuntu 9.04 を ubuntu 9.10 にアップグレードした記録。

ちなみに、パソコンの簡単なスペックは下記の通り。

CPU:Pentium M 1.5GHz
RAM:1.0GB (増設済み)
HDD:80GB (換装済み)
ビデオチップ:ATI Radeon Mobility M6 LY
無線LAN:ipw2100 (初代 Centrino)

続いてアップデート手順。

  1. アップデートマネージャーを起動
  2. 9.04 として最新状態にアップデート
  3. アップデートマネージャーで、9.10 へのアップグレードを選択

    1. 自前で設定したリポジトリが外される
    2. キーボードの選択が出てきた。よく分からんので Generic 105-key (Intl) PC を選んでおいた
    3. 1時間ほどしてから、パッケージを置換するかどうかの問い合わせ。mpd、NetworkManager、scimの3種類。置換する。
    4. 126個のアプリがサポート切れといわれる。削除することを了解する。
    5. 数分後、やっとリブート。

  4. 無事再起動。しかし、いくつか不具合。

    1. ログイン後、「アップデート情報」として「不完全な言 語サポート」と表示される。しかしネットワーク接続ができていないので言語設定もアップデートできない。
    2. OSD (通知領域)の表示が乱れる。まったく読めない。



という状況であった。
無線LANが繋がらないのが痛いが、何度かトライすれば、何かのキッカケで接続できる。しかし、再現性が悪く、安定しない。

何が原因か分からない。こういうときは「クリーンインストール」というのが昔ながらの Windows 的な解決方法である。Linux 界の Windows を目指している ubuntu でもやっぱり「クリーンインストール」がお勧めされているような気がする。いくつかの ubuntu の伝道師的なウェブページを見ると、当たり前のように「クリーンインストール」を勧めていたりするから。

というわけで、Linux 文化とは相容れないし、個人的には好きではないが、ubuntu ということで、さっさとクリーンインストールをすることにした。まずは外付けUSBドライブに/home の全データをバックアップ。完全に新に ubuntu を入れることとする。ちなみに、Windows は既に入っていないので、全領域を ubuntu で使う。

クリーンインストール手順は下記。

  1. USBブートができないパソコンなのでCD-RWにubuntuのインストーラ(live CD)を焼く(他のPCで作成した)。
  2. ブート。CD-RW のチェック。問題なし。
  3. インストール開始

    1. 言語は日本語、タイムゾーンは JST、キーボードはデフォルトを選択
    2. partitioner を起動。手動で設定。/home 以外は ext3 を選択。ext4 は避けた。
      • /boot, 256MB
      • swap, 1.5GB
      • /, 12GB
      • /home, 残り全て (reiserfs)

    3. インストールはさくっと終了。そしてリブート。


といった感じで、とりあえずのインストールは終了。で、その結果。
アップグレードしたときと全く同じ状況になり、苦労したというのが、ここ2、3回、このブログに書いた内容であった。

とりあえず、今のところ「運用でカバー」している感じがしないでもないが、なんとか無事使用できているような感じである。

次の記事では、ubuntu をインストール後のパッケージの追加状況などをまとめておこう。

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