Gentooで日本語LaTeXを使い、それをPDFにする場合、dvipdfを使うのが普通だろう。dvipdfmxという手もあるかもしれないが、これはある種の special に対応していないため、いくつかのよく使われるスタイルファイルが使えなかったりする。
というわけで、dvipdf を使うことになるのだが、dvipdf というのは内部的には dvips を実行した後で ps2pdf で PDF にしているに過ぎない。というわけで、実際のPDF化というのは ghostscript (ps2pdf) が担当していることになる。
でまぁ、そうやって日本語PDFファイルを作ってみると、見るも無惨なフォントになっている。kochi-substitute ってやつだ。PDF化され、フォントが埋め込まれた後で kochi-substitute だとかなり見栄えが悪い。beamer などを使ってプレゼンする場合にはフォントも重要だ。
というわけで、gsが使うフォントを変更することにする。
emerge ghostscript
でインストールされる gs は、esp 版であり、バージョンは現時点では 7.07 だ。こいつの設定ファイルは /usr/share/ghostscript/7.07/lib の中にある。この中の CIDFnmap.Koc というファイルが kochi-substitute を指定している。
本当は Koc という「東風」用のファイルを書き変えるべきではないのだろうが、面倒臭いので Koc ファイルを書き変える。使いたいフォントを ~/.fonts の中にインストールしておき、そのフォント名を kochi-substitute.ttf の変わりに書くだけだ。
/Kochi-Mincho (tlmincho.ttc) ;
/Kochi-Gothic (tlgothic.ttc) ;
これはターボリナックスについてきたフォントを使う場合の例だ。
これでまともなフォントを使ったPDFファイルが作成できる。
というわけで、dvipdf を使うことになるのだが、dvipdf というのは内部的には dvips を実行した後で ps2pdf で PDF にしているに過ぎない。というわけで、実際のPDF化というのは ghostscript (ps2pdf) が担当していることになる。
でまぁ、そうやって日本語PDFファイルを作ってみると、見るも無惨なフォントになっている。kochi-substitute ってやつだ。PDF化され、フォントが埋め込まれた後で kochi-substitute だとかなり見栄えが悪い。beamer などを使ってプレゼンする場合にはフォントも重要だ。
というわけで、gsが使うフォントを変更することにする。
emerge ghostscript
でインストールされる gs は、esp 版であり、バージョンは現時点では 7.07 だ。こいつの設定ファイルは /usr/share/ghostscript/7.07/lib の中にある。この中の CIDFnmap.Koc というファイルが kochi-substitute を指定している。
本当は Koc という「東風」用のファイルを書き変えるべきではないのだろうが、面倒臭いので Koc ファイルを書き変える。使いたいフォントを ~/.fonts の中にインストールしておき、そのフォント名を kochi-substitute.ttf の変わりに書くだけだ。
/Kochi-Mincho (tlmincho.ttc) ;
/Kochi-Gothic (tlgothic.ttc) ;
これはターボリナックスについてきたフォントを使う場合の例だ。
これでまともなフォントを使ったPDFファイルが作成できる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます