久し振りの音楽ネタいきます!
以前は、JAZZ/BLUES/FUSION ときましたが、今回はAORのジャンルをご紹介したいと思います。
ちなみにAORとは
(1)Audio-Oriented Rock
(2)Album-Oriented Rock
(3)Adult-Oriented Rock
と、3つの説があります。
特に、日本では(3)、USAでは(2) の意味で捉えられているらしいです。
簡単に言うと、(3)=大人向けのロックみたいな感じです。
80年代の、TVのCMやハリウッド映画(例トップガン・フットルースなど)などで、使われている音楽といえば分かりやすいかもしれません。
代表的なアーティストをあげると、Boz ScaggsやDonald Fagenですか。
結構、このジャンルで登場してきたアーティストは1~2発屋的なパターンが多いような気がします。(ただその分、その唯一の曲・アルバムが名盤として語り継がれています。)
今日は、その中でも現役で活動しているバンドを紹介したいと思います。
The Doobie Brothers ドゥービー・ブラザーズ
USAのバンドです。
1971年に結成以来、活動~解散~再結成 と現在に至っています。
初期は、割りに泥臭いロックな感じのカッコいいバンドでしたけど、ある時期だけ、全く毛色の違うバンドに変化してしまいました。それは、賛否両論別れていますが・・・。
それは、元々の初期メインメンバーだったトム・ジョンストン(Vo・Gt)が、体調を崩したのがきっかけです。
急遽、スティーリーダンというユニットのバックボーカルをやっていた、マイケル・マクドナルドという実力派ボーカリストを引っ張ってきました。
しかし良いか悪いか、このマイケル・マクドナルドはトム・ジョンストンとは、音楽性が全く違っていました。(都会的というか、POPでおしゃれだなって感じです。)
皮肉なことに、マイケルが加入後の方がAORのジャンルとして多数の名曲を生み出しました。初期からのファンは、今でも喜んでないみたいですが。自分はどちらも大好きです。
オススメの一曲:Long Train Runnin' ←Guitarのカッティングがカッコよすぎです! トム・ジョンストン期(一番右端の人です。)
オススメの一曲:What a Fool Believes ←マイケルのファルセットとハーモニーが、聴いていて、とても心地よいです。 マイケル・マクドナルド期 (一番右端です。)
もっとお気に入りはありますが、ぜひ一度聴いてほしい2曲です。(店でよく流しています。)
その後、82年に一度解散して、89年にトム・ジョンストンがメンバーに復帰して本格的に再結成しました。
2012年現在も、現役バリバリで活躍しています。
こんな、オヤジたちになりたいもんです。