今回は近鉄吉野駅に着いてからバスで上千本まで行き、「竹林院群芳園」を見て来ました。
寺伝によれば、聖徳太子が開創して椿山寺と号し、その後弘仁年間(810年~824年)空海が入り常泉寺と称したという。1385年(至徳2年/元中2年)に竹林院と改められた。戦国時代の院主尊祐は弓道に優れ一派をなした。明治初年の神仏分離に伴い1874年(明治7年)廃寺となったが、その後天台宗の寺院として復興したそうです。
ここは庭園とお宿が一緒になっていて特別室には昭和天皇皇后両陛下もお泊りになられた由緒あるお宿です。
群芳園は千利休が作庭し、細川幽斎(藤考)が改修したと言われている池泉回遊式の借景庭園で与謝野晶子も次のような詩を残されてます。
山の島 竹林院の林泉を 楽しむ朝となりにけるかな
与謝野 晶子
写真上 画面左のしだれ桜が咲く時にはライトアップされた庭園をご覧いただけます。 綺麗な夜桜に千利休さんもさぞかしビックリでしょうね~^^
春は心和む桜、夏は新緑で瑞々しく、秋は燃えるような紅葉、冬は幻想的な雪景色、日本人に生まれて本当良かったと感じますね~^^
さて、竹林院を後にしてしばらく下ってまいりますと重要文化財の吉水神社が見えてきます。
ここは南北朝時代南朝方の皇居があった場所で、古くは源義経が弁慶や静御前と共に潜伏されていた場所でもあります。
お!静御前の鎧が展示してありました。義経とずっと一緒にいたかったでしょうね~
実際の鎧等を目の前にして義経と静御前の悲劇の恋を想い浮べると思わず目頭が熱くなりました;;
後醍醐天皇のお座りになった玉座がすぐ目の前まで近づけたのには興奮しましたね~
いや~歴史大好きなんで興奮したり涙が出たり大変でした^^;
吉水神社を出てすぐの所に前回ののブロクで紹介させて頂いた「八十吉」さんがありますので夏の限定メニュー 「ゆずサイダー」 と葛切りのセットを頂いてきました。
「八十吉」御主人の村田さんが育てた自家製のゆずで底のゆずと蜜をソーダと混ぜながら頂きます。 混ざって色が変わるのでテキーラサンライズみたいでオシャレ^^
今まで吉野葛のイメージはスイーツ的な感じだったのですがパスタやうどんの麺代わりに使うと非常にヘルシーな代用品になると村田さんに教えて頂いたのでチャレンジしてみようと思ってます。
皆さまも八十吉で通販もあるのでお試しくださいませ^^
「八十吉」 奈良県吉野郡吉野町吉野山561-1 TEL: 0746-32-8739 FAX: 0746-32-3028 http://yoshinokuzu.co.jp/int_yasokichi.html