映画は観に行かなかったので、録画しといたテレビのThis Is It特集番組を見ました。
何がすごいって、コンサートに出るはずだったダンサー達とコリオグラファーのトラヴィス・ペインの再現パフォーマンス。
これがほんとにマジでとんでもない。うますぎてびっくりする。
超ハイレベル。
度肝抜かれるほど、ぐうの音も出ない。
超一流のプロってこういうのだったよね・・・・・て、なんか目が覚めた感じ。
ハイレベルなもの見るといつも感じる、独特の覚醒感がある。なんなんだろう、これ。
一気に、視界が開けて、頭にかかる靄が晴れ渡る感覚。
胸が膨らむ。大きく息が吸えて、新鮮な空気が入ってくる感じ。
すべてがハイクオリティなあまり、とにかく釘付けで、他のすべてを忘れる。
隙のない肉体、計算されつくした衣装、魅惑的な振り付け、踊りこなす技術、魅せる能力・・・・・。
日本の芸能界って、ダンサーとかアーティストとかエンターティナーとか簡単に言っちゃいけない人、大勢いるような気がする・・・・・猛省して欲しいかも。・・・・・
しかしUSHERのPVに似た動きがあったから、あれもトラヴィスの仕事なのかな。
トラヴィスの完璧さを見て思ったんだけど、マイケル・ジャクソンのすごいところって、新しい血を入れることにまったく躊躇がないことなのかな。
あれだけの名声を得ていて、確固としたオリジナリティもあるのに、それに固執しない。
ストリートで流行ってる踊りや、これからの若いダンサー、才能あふれるコリオグラファー、そういうものを貪欲に、何の壁もなくどんどん自分の中に丸々取り入れて、消化し、それに同化することに対する恐怖心もまったくない。
呑まれるとか遅れるとかに怯えて、自分の枠に閉じこもるよりも、未知で新しいものにぶつかって先ずは砕け散ることを選ぶというか。・・・・それでも進化して再生することを信じてるというか。・・・・・
だって、ものすごい才能だよ、トラヴィス・ペイン。
私、振り付けだけであまり踊れない人なのかと思ってたら、違う。完璧なパフォーマーでもあるんだもん。
そりゃ、盛り上がるよ。だって紛うことなき本物だもん。これは興奮する。
あれだけ踊りきって息一つ乱さないし。
マイケル・ジャクソンが50過ぎて、あの踊りを本当にそのまま全部やる予定だったんだとしたら、すごい。
半端じゃなくトレーニングしなきゃ絶対にできないよね。
プロのエンターティナーって、こういうものだなーと・・・・。
それに、トラヴィスさんったら正直者。(笑)
マイケルに関しては、世界で一番、日本のマーケットがでかいって。
映画本編の方の感想としては・・・・・・。
マイケル・ジャクソンは、ダンサーやコリオグラファーとしてより、ミュージシャンやボーカリストとしての能力の方に驚かされた。
全盛期から全然衰えてないじゃないかな?声。
音に対する敏感さやこだわりも半端ないし。
彼の柱はやっぱり、音楽なんだなー・・・・と。
踊りは、割とトラヴィスに任せてる感じがした。
私はブラックミュージック全般が好きなので、レイ・チャールズやエラ・フィッツジェラルド、ディオンヌ・ワーウィック、クィンシー・ジョーンズ、マーヴィン・ゲイ、ジェームズ・ブラウン、テンプテーションズ、といった面々を思うと、マイケル・ジャクソン個人に対してはそれほど思い入れがないんですが、彼が偉大なマイルストーンの一人であることは間違いないと思っています。
でも、だから、彼個人に強くこだわるよりも、どちらかというと、次にまた現れるであろうマイルストーンの方に、興味があったりもするんですが・・・・。
スポーツ界もそうだけど、そういう、一気にその業界そのもののレベルを、まったく違う次元に引き上げてしまう人って言うのが現れる時がある。
今で言えば、陸上のボルトなんかそうかな。・・・・
サッカーで言えば、ペレやクライフ、マラドーナとか。
マイケル・ジャクソンもそういう人で、これまでの音楽界におけるダンスパフォーマンスの重要性やそのレベル、PVの価値、ブラックミュージック自体の地位さえもぐんと押し上げた感じ。
でも、マイケルの前にも、そういうことをやって来た人が居たのも事実で、着々とそれまでもレベルアップはされて来ていて、たぶんいつか、また次のマイルストーンが現れるんだろうな、と。
実はそれが、ものすごく重要なんじゃないかなー・・・・・と。
次に、新しい次元を切り拓くのは一体誰なのか。
すべてのクオリティを飛躍的に上げてしまい、後に続く者はもうそれ以下のものができなくなる。
だからみんな必死になって、創造性を育てて、磨くんじゃないかな。
たぶんマイケル・ジャクソン本人も、それを望んでいるんじゃないかと思った。
映画の中にも出て来たけど、基本・基礎はできて当り前、常に完璧を求められ、その上でその次のレベルを望まれる、と。・・・・・
先日NHKで放送された、バレエダンサーの吉田都さんもそんな感じだったなー・・・・・。
最前線に居る人たちの超一流のプロとしての矜持を、ひしひしと感じさせられる言葉とパフォーマンスでした。
あ、それから。
まったくMJと関係ないけど、「英国王のスピーチ」が観たいーー!
予告の映像みたら、すごく好きな感じだった。
でもヘレン・ミレン主演の「クィーン」と同じ感じで混みそう。・・・・・
単館系で混むとたいへんなんだよね。・・・・
何がすごいって、コンサートに出るはずだったダンサー達とコリオグラファーのトラヴィス・ペインの再現パフォーマンス。
これがほんとにマジでとんでもない。うますぎてびっくりする。
超ハイレベル。
度肝抜かれるほど、ぐうの音も出ない。
超一流のプロってこういうのだったよね・・・・・て、なんか目が覚めた感じ。
ハイレベルなもの見るといつも感じる、独特の覚醒感がある。なんなんだろう、これ。
一気に、視界が開けて、頭にかかる靄が晴れ渡る感覚。
胸が膨らむ。大きく息が吸えて、新鮮な空気が入ってくる感じ。
すべてがハイクオリティなあまり、とにかく釘付けで、他のすべてを忘れる。
隙のない肉体、計算されつくした衣装、魅惑的な振り付け、踊りこなす技術、魅せる能力・・・・・。
日本の芸能界って、ダンサーとかアーティストとかエンターティナーとか簡単に言っちゃいけない人、大勢いるような気がする・・・・・猛省して欲しいかも。・・・・・
しかしUSHERのPVに似た動きがあったから、あれもトラヴィスの仕事なのかな。
トラヴィスの完璧さを見て思ったんだけど、マイケル・ジャクソンのすごいところって、新しい血を入れることにまったく躊躇がないことなのかな。
あれだけの名声を得ていて、確固としたオリジナリティもあるのに、それに固執しない。
ストリートで流行ってる踊りや、これからの若いダンサー、才能あふれるコリオグラファー、そういうものを貪欲に、何の壁もなくどんどん自分の中に丸々取り入れて、消化し、それに同化することに対する恐怖心もまったくない。
呑まれるとか遅れるとかに怯えて、自分の枠に閉じこもるよりも、未知で新しいものにぶつかって先ずは砕け散ることを選ぶというか。・・・・それでも進化して再生することを信じてるというか。・・・・・
だって、ものすごい才能だよ、トラヴィス・ペイン。
私、振り付けだけであまり踊れない人なのかと思ってたら、違う。完璧なパフォーマーでもあるんだもん。
そりゃ、盛り上がるよ。だって紛うことなき本物だもん。これは興奮する。
あれだけ踊りきって息一つ乱さないし。
マイケル・ジャクソンが50過ぎて、あの踊りを本当にそのまま全部やる予定だったんだとしたら、すごい。
半端じゃなくトレーニングしなきゃ絶対にできないよね。
プロのエンターティナーって、こういうものだなーと・・・・。
それに、トラヴィスさんったら正直者。(笑)
マイケルに関しては、世界で一番、日本のマーケットがでかいって。
映画本編の方の感想としては・・・・・・。
マイケル・ジャクソンは、ダンサーやコリオグラファーとしてより、ミュージシャンやボーカリストとしての能力の方に驚かされた。
全盛期から全然衰えてないじゃないかな?声。
音に対する敏感さやこだわりも半端ないし。
彼の柱はやっぱり、音楽なんだなー・・・・と。
踊りは、割とトラヴィスに任せてる感じがした。
私はブラックミュージック全般が好きなので、レイ・チャールズやエラ・フィッツジェラルド、ディオンヌ・ワーウィック、クィンシー・ジョーンズ、マーヴィン・ゲイ、ジェームズ・ブラウン、テンプテーションズ、といった面々を思うと、マイケル・ジャクソン個人に対してはそれほど思い入れがないんですが、彼が偉大なマイルストーンの一人であることは間違いないと思っています。
でも、だから、彼個人に強くこだわるよりも、どちらかというと、次にまた現れるであろうマイルストーンの方に、興味があったりもするんですが・・・・。
スポーツ界もそうだけど、そういう、一気にその業界そのもののレベルを、まったく違う次元に引き上げてしまう人って言うのが現れる時がある。
今で言えば、陸上のボルトなんかそうかな。・・・・
サッカーで言えば、ペレやクライフ、マラドーナとか。
マイケル・ジャクソンもそういう人で、これまでの音楽界におけるダンスパフォーマンスの重要性やそのレベル、PVの価値、ブラックミュージック自体の地位さえもぐんと押し上げた感じ。
でも、マイケルの前にも、そういうことをやって来た人が居たのも事実で、着々とそれまでもレベルアップはされて来ていて、たぶんいつか、また次のマイルストーンが現れるんだろうな、と。
実はそれが、ものすごく重要なんじゃないかなー・・・・・と。
次に、新しい次元を切り拓くのは一体誰なのか。
すべてのクオリティを飛躍的に上げてしまい、後に続く者はもうそれ以下のものができなくなる。
だからみんな必死になって、創造性を育てて、磨くんじゃないかな。
たぶんマイケル・ジャクソン本人も、それを望んでいるんじゃないかと思った。
映画の中にも出て来たけど、基本・基礎はできて当り前、常に完璧を求められ、その上でその次のレベルを望まれる、と。・・・・・
先日NHKで放送された、バレエダンサーの吉田都さんもそんな感じだったなー・・・・・。
最前線に居る人たちの超一流のプロとしての矜持を、ひしひしと感じさせられる言葉とパフォーマンスでした。
あ、それから。
まったくMJと関係ないけど、「英国王のスピーチ」が観たいーー!
予告の映像みたら、すごく好きな感じだった。
でもヘレン・ミレン主演の「クィーン」と同じ感じで混みそう。・・・・・
単館系で混むとたいへんなんだよね。・・・・