
四国へ来て15年
この間に3~4度訪問しただけで、普段は忘れてる。
でも、この前に行ったときは、もう冬枯れていて
確か、花も殆ど咲いてなかった。
コスモスが見ごろだという話を聞いて
とりあえず午後も遅くなって車を走らせた。
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広い芝生に、なにやら赤い玉が沢山転がってて
それに大抵子供が張り付いている。
どうやら、この大きな風船玉みたいなの受付で貸してくれるらしい。
赤い玉を転がしてやって、それに飛びつく子供をカメラで追う親がいっぱい。
少し大きくな子供は、芝生の小山からプラスティックの板に乗って
一気に下り降りたりしてる。
疲れを知らない子供たちは、滑っては登り、登ってはまた滑る。
これを何回繰り返しているんだろうか。
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子供って5歳からは、泥と太陽で必死になって遊ぶ時間が無くてはいけない。
遊びを通して体力をつけ、仲間と付き合うことで社会性を学ぶ。
原発で環境を破壊された子供たちはこうした遊びが十分出来ないとすれば・・・
トンでもない事だ!と言わざるを得ないだろう。
どんな大人になっていくのか・・・本当に心配だ。
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淡い色のコスモスが秋風に揺れる様は、なんとも優しい。
ここでも、仲良く語らってる人々が大勢いたよ。
だいたいの人たちは小山のてっぺんに座り込んで秋風を楽しんでるようだ。
オイラもこそっと小山に登ってみたら、まぁ~気持ちが良いぞ。
コスモスをカメラに収めようとする人もた~くさん。
でも、三脚はやめたが良いな。
全然、雰囲気に馴染まないのだ。
この程度の風景を切り取るのに3本足はいらないよ。
接写するなら、植物図鑑の写真の方がずっと良い。
携帯電話についてるカメラってのも嫌だな。
そんな写真・・・
その後どうすんよ?
FaceBookやら、Twitterで仲間にレポートかい?
安直過ぎはしないか?
簡単にパシャ☆とやって、それを簡単に友人へ送って見せて・・・
見たほうは・・・わぁ!綺麗!とかいっておちまい。
そういうインタラクションで、コスモスの咲く有様を伝えることが出来るのかなぁ・・・
それでコスモスからのメッセージを伝えられたと信じるのは・・・
あまりに安直だと思うんだよな。
ここにも、複雑化し、一見便利になり過ぎた携帯電話の功罪を感じてしまう。
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これが、例のトレンドって奴なのか?
オイラは古いお爺に違いないのだが、こういうやり方は大嫌いだ。
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それでも良いと言うなら、しゃぁないわい。
好きにやってくれ。
オイラの写真ぢゃないんだから。
今日は頭の中がコスモスだらけになって・・・
なんだか寝にくい夜になりそうだ。
おちまい・・・・・☆
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野暮用がありまして、2~3日、ブログはお休みします。
皆さん、お元気で真っ只中の秋をお楽しみ下さいね。
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