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ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

地元の花火大会。

2015年08月14日 10時53分00秒 | 写真

 

ここ2~3日気圧配置の具合から涼しい日が続いている。

エアコンレスの生活者にとっては本当に有難いことだ。

スダレの隙間から見る夏の色合いも心なしか薄らいでるようにも感じられる。

ずっと前から気になってた地元の花火大会が開かれる。

港には横浜から観光客を乗せた飛鳥Ⅱって5万トンの船。

数日前から雨ではないか?との予報。

花火の上がる2時間半も前から地元の中心部の東にあたる高台へ。

ここも標高があるせいか、夏も終わりの予感に満ちていた。

適当な場所を見つけて三脚を立てた。

一体、どの辺から花火が上がるんだろう???

確か昨日の新聞に花火を打ち上げる場所が書いてあったんだよな。

世の中甘く見てるオイラだもん、忘れちゃった。

次第に辺りが暗くなってきたのは午後7時過ぎだったろうか。

友人が仕事を終えてすっ飛んできた。

わちゃわちゃと三脚を立ててカメラをセットする。

えらく焦ってるように見えたので、まだ1時間もあるよと落ち着かせる。

港に停泊してる客船のライトは花火を打ち上げる時刻になると消灯するらしい。

辺りが闇に沈む前の茄子紺色が退散してしまう前にパチリ、パチリと背景として

何枚か写しておこう。

こんなのは誠に邪道なんだけどホタルの撮影と同じ要領だ。

フィルム時代の多重露光に相当する合成写真用の背景写真の確保だ。

そうしておいて、カメラはバルブに設定する。

絞り値は8くらいが良いと思う。

なぜならRAWモードでバルブ撮影すると画像処理時間がうんと掛かるので

あまり絞り過ぎると露光時間を長くせざるを得ず

シャッター・チャンスを失う確率が上がる。

つまり、前のシーンの画像処理をカメラがうんうん言いながらやってる時に

どっか=ん!と良い花火が上がってもシャッターを切る事が出来ない。

jpgモードで撮影するなら絞りを22くらいまで絞っても

ISO100で3~4秒露光すれば良いだろう。

この辺の兼ね合いが難しくて精神衛生に悪いのだ。

出来ることならRAWモードで撮っておいて

パソコンで現像してtif形式ファイルにしたいんぢゃがねぇ。

うむ~と唸ってしまう兼ね合いなんだねぇ。

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まぁ~ショムないことを考えてるうちに予定時刻となって

どっか=ん!!と花火が上がり始めた。

しばらく、調子よくシャッター切ってたんだが・・・

妙な風が吹いてきたかと思う間もなく雨が降り始めた。

花火で雨雲が刺激されて大きな雨粒が落ちてきた。

ビニール傘を持ってきてたので

画像処理してる間はレンズを雨から守り

OKとなれば傘を取っ払ってシャッターを数秒押す。

これを何度か繰り返すうちに持ち物が濡れてきた。

こりゃ~あかんわ!

というんで、ちゃっちゃと撤退しましたが

撤退してからが良かったらしく帰途に着く耳に

どいぃ~ん☆と腹に響く大物の大砲が上がる音。

クソっ!

2時間半も待たせやがって花火が始まったら雨のヤツ。

誠に悔しい花火大会ではありました。

家にすっ飛んで帰って

ビールだ、ビールだぁと吠えてました。

 

 


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