
欧米では、元旦が祝日ではあっても、大抵は2日から本業が始まる。
それに元旦っていっても昨日の続きでしかないわけで
大騒ぎして何かとんでもなく良いことが起きるような気がして
普段は参拝もしないような人々が神社仏閣へやってきて
賽銭箱に銭を投げるのも
実にどうか?と思うのだ。
大体がゼニなどというものは人間が考えたもので
そんなもの神様が貰って喜ぶはずも無い。
賽銭箱に千円札や1万円札が入ってるなんてのも
日本であればこその現象だろう。
また、賽銭箱の前で手を合わせて何を拝むのか・・・
これが長い人もいるんだなぁ。
ンなもん、いくら拝んだって望みなんか叶いはしない。
なんとか天皇が祀られてる神社で、手を合わせても無意味だろう。
そうぢゃなくて手を合わせて「ありがとうございました」と感謝するのが
筋である。
破魔矢やら何やら買ってみたって運なんか良くなるわけが無い。
おみくじに至っては哀れを催すシロモノだ。
日本、世界はどんどん悪い方に向かって進んでるんだから
良い事なんか神社にお願いしたって起きる訳もないのだ。
てな減らず口を叩く癖に・・・・
本当はなんだか年が改まると何か良いことが起きて欲しいものだ
と思ってる。
人間なんて弱いもんだな。
というわけで
暮れから正月料理をせっせと作りました。
千枚漬け・・・これ運動もせずに酒ばかり飲む正月には必需品です。
蕪をなるべく厚く皮むいてスライサーで薄くカットする。
軽く塩を当てて2日ほど放置。
水を捨てたら味醂、柚子、酢などで味付けして2日ほどまた放置
利尻昆布を細く切って鷹の爪も混ぜる。
柚子の皮をあしらって出来上がり。
鯛の昆布〆。
ヒラメで作ることが多かったんだけど
最近はヒラメには寄生虫かなんかが居るってんで
魚屋さんは売ってくれないから鯛にした。
これも至って簡単だ。
3枚におろした鯛を刺身よりは厚めに切って
昆布を敷いた容器に並べていく。
ひと並らべしたら、塩を振って、その上からまた昆布を乗せる。
その繰り返しだけ。
〆すぎると「にちゃり」とした食感になるので
余り時間を掛けすぎないことである。
牛の角煮
こいつが一番手間が掛かるけど
作業は簡単だ。
蒸し器に牛のカタマリを放り込んで30分ほど脂を落とす。
ついで生姜をスライスして大鍋で2時間ほど茹でる。
このとき丁寧に灰汁をすくってやるのがコツ。
茹でたら一晩置いておく。
翌日大鍋に茹でて冷えた牛のカタマリを大きめに切って
酒8、醤油2、砂糖若干で大鍋の牛がヒタヒタになるまで浸す。
これを1.5時間小さい火でコトコト煮てやるだけ。
どれもオイラ好みの味付けになって
ことのほかお酒が進む。
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毎年暮れになるとこんなことをしてる。
なんで正月になると
いそいそとこんな料理しないといけないんだ?!
正月なんてたかが12月31日の翌日ぢゃないか?
何が嬉しくてこんなことしてんだ?
若かった頃への憧景なのか?
大して酒も飲めなくなった老人である自分を否定したいのか?
:
:
で
折角こんなことしてみても
やはり昔みたいにはお酒が飲めない。
つまらねぇ正月だわい。
初詣ですが、今日友人に誘われて田村神社に行きました。ところが、2日というのになんと行列が150mもできていたので、すんなりあきらめて隣の一宮寺をお参りして帰りました。
それにしても、この年末年始は異様に暖かいですね。天変地異の前触れでなければよいと思います。
話代わって、先日猪肉を分けてもらい、焼き肉にしました。久し振りの猪肉、硬い。家族にはイマイチ。私が責任取って一人で食べる羽目になったものの、食べ慣れてくると、なんとも味が濃く、野生らしい力強さを感じる。その後、豚肉を焼き肉で食したところ、マズイ。いつもは美味しいと思っているのに、味は薄いし、何よりもゴムのような食感。
今の便利な世の中、多くの本物を犠牲にして成り立っているんですね。
できるだけ自然のものを食べたり、感じていきたいとつくづく思った次第です。
ウチのユリ絞りという椿系の花・・・平年なら4月、桜の咲く頃に咲くのが、な~んともう咲いてしまいました。
3ヶ月も先行してさ。こりゃぁやっぱり異常ですわ。
栗林公園の梅ももう咲いてます。
やっぱり、ボケる前に新年会だね??
正月料理にしても、何ヶ月も前に作られた御節料理を食べるのは、ど~もピンと来ないんですよ。
おせち料理を作るメーカーにしてみれば材料が安い時期に買いこんで料理しておいて、時期になれば防腐剤が一杯入った奴をチョマチョマと引っ張り出してきて綺麗に並べて高い値段で売る。
商売って、そんなモラルの低いやり方で良いんだろうか?
で、オイラは最高の材料をその時期に仕込んで防腐剤はおろか。妙な増粘多糖類や色素なんか含まない、醤油と酒と味醂だけで料理するのが正しい在り方だと信じて居りますんで、そんなやり方で料理して食べます。
おそらく、猪肉なんかも丁寧に扱って上手に料理すれば、豚肉なんぞ足元にも及ばぬ食べ物が作れると思います。
今年もこれで行きましょう!!
食べ物にしても、できるだけ自然のものにする。タン白加水分解物、増粘剤など、できるだけ避ける。世の中にアレルギー症状が蔓延している原因の一つでしょう。そして、通常は玄米食。体力ある年齢なら、断食などでデトックス。少なくとも少食。まだまだありますが、別の観点からすると、どう生きるか。今、子供に、森信三さんの講話を読ませています。私の心がすーと晴れたものです。
本年もよろしくお願いいたします。
今年は久しぶりに高松方面に足を伸ばそうかと思っていますので
ご都合が合うようでしたら、御尊顔を拝しに参ろうかと考えております。
その際は、よろしくお願いいたします。
従って、森羅万象すべて相対的であるということのみが絶対に正しいと言う象徴のようなものが「幸福」であろうかと。
個人、個人が自分の幸せを追求するのが人生なのかも。
日々、己の信ずる道を真面目に生きることが大事ですね。
高松へ来られる時にはご連絡くださいね☆