銀うさぎの庭(お人形日記)

人形と花の写真のブログです。HPへもどうぞ♪
人形が苦手な方の閲覧はご遠慮くださいませ。

絵本の読み語り

2008-05-21 | 雑記

今朝は、小学校の読み語りのボランティアへ行って参りました。
六年生の予定でしたが、変更があって、五年生のお教室へ。複数で入りましたので、私は二冊読みました。
今日読んだ絵本です。

 「おおきくなるっていうことは」中川ひろたか・文 村上康弘・絵
 「ぶす」             もとしたいづみ・文 ささめやゆき・絵

「おおきくなるっていうことは」は、5月9日に二年生で読みましたが、今回は高学年の子供達が、低学年とはまた違った心で受け止めてくれたら良いな…という気持ちで読みました。
「ぶす」は、「狂言」の「附子」をもとにした絵本です。軽妙なテンポの良い文章で、読んでいると私も楽しくなります。ちなみに「附子」というのはトリカブトの猛毒の事です。頓知の利いた昔のお話は本当に楽しいですね! もっともっと素敵な昔話の絵本を見つけたいです。

画像はエリカです。

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「KATANA 第3巻 妖刀」

2008-05-21 | テレビ等の感想

そういえば、昨日本屋さんに行きましたら、コミックス新刊コーナーに、私の好きなご本が!

  *かまたきみこ著「KATANA 第3巻 妖刀」(ぶんか社刊)

一か月も前に出ていたなんて、全然知りませんでした!
新刊をわくわくしながら待つのも心楽しいものですが、
偶然大好きなご本の新刊にばったり遭遇するのも、すごく楽しいです。
ちょっと足のつま先が喜びのあまり踊ってしまいましたが…。
こちらのコミックスは、以前、朝日/新聞の紹介記事を読んで、
面白そうだな、と思って書店で第1巻を取り寄せて出会えたご本です。

 一見ごく普通の高校一年生の滉君は、
 千年の歴史を持つ名門「刀鍛冶=刀匠」のお家の跡取り息子。
 実は刀の「魂魄」が人の姿として見えるという特異体質で、「研ぎ」の天才です。
 彼の「研ぎ」で、数々の刀達(刀の問題児達)を清めていく、というファンタジーです。

普段、ちょぴりぽや~としている印象の滉君が、刀と対峙する時に見せる真摯な表情、
刀や人の持つ因縁を解きほぐしていく活躍が魅力的です。
さて、以下、お人形の画像の下から、ネタばれを含む感想になります。ご注意下さいませ。




全体を通して…三巻は、シリアスで重いテーマの作品が多い様に思いました。
表紙もホラーっぽいですし。

「第13話 やぐらの刀」は、本気で怖かったです。
それにしても、滉君の絶体絶命の危機を、滉君が知らないところで「襲(かさね)」ちゃんが解決してしまいましたが……?
「襲」ちゃんは実は滉君が大好きなので、これで良かったのでしょうか? 少々切ない気持ちが残ります。
あ、「襲」というのは刀の名前です。
あまりにも可愛いキャラなので、つい「ちゃん」づけしてしまっています。

「第14話 妖刀」
これも怖い話です。
いつもは問題児の刀や、刀に魅入られてしまった人を助ける立場の滉君が、
「妖刀」に取り込まれてしまうというお話。
自らの身を挺して「妖刀」を救う滉君が格好良かったですが、
ラスト、清められた「妖刀 闇斬丸」がお茶目な美青年だったのには、吃驚しました。


第三巻は、京崎君と葉月さんの出番が少な目でしたのが、ちょっと残念でした。
特に天然お嬢さまの葉月さんが大好きなので、この辺は次巻に期待したいです。
という訳で、次巻も楽しみにしております!

さて、「KATANA」を読みながら思ったのは、刀に魅入られた人が刀に取り込まれて、
刀を振り回したりすると、本当に大変~という事です。
お人形に魅入られても、せいぜいお人形を着飾らせて、
フミャフミャ喜んでいるだけですので、お人形好きは人畜無害ですよね~♪

あ~、ここまで書いて気付いたのですが、
このご本、「ホラーミステリーコミックス」というレーベルから出ていました。怖い筈でした!


*画像はエリカです。
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