おもい出し日記

地域型住宅ブランド化事業

先週の6/6(水)に申請書を郵送しました。

締め切りは6/8必着!

4/中発表から準備スタート!

打ち合わせ、書類作成、チェック、まとめ

これの繰り返し

5月の連休は家に缶詰状態!
(5/3は大雨だったので特に集中!)
約一か月半かけなんとか間に合いました。


これは国の事業です。

今までもあった木のいえ整備促進事業と同じですが…。

地域の工務店が長期優良住宅を建てる場合100万円or120万円を助成してもらえました。

平成24年度からは内容と名前を変え、新しく「地域型住宅ブランド化事業」になりました。

事業の趣旨は

将来にわたって継続される、地域における木造住宅生産・維持管理体制の強化を図ることを目的として、
中小住宅生産者等が木材・建材流通等の関連事業者とともにグループを構築して地域材を活用した
木造長期優良住宅の供給を促進することにあります。

それにより
・消費者の信頼性の向上
・地域経済の活性化
・住文化の継承、街並みの維持、保全
・地域の林業・木材産業関連事業者と住宅生産関連事業者との連携構築を通じた、
木材自給率の向上及び森林・林業の再生

どのようなグループをつくり、地域にあった家どうつくるのか?

そのためにどのような活動をするのか?維持管理は?



原木供給者、製材所、プレカット、設計、工務店、建材業者のグループを形成して…。とは

前に聞いたことがあると思います。

そう、宮城県の地域型復興住宅のグループ形成に似ています。

そもそも地域型復興住宅のグループ形成は国の地域型住宅ブランド化事業を想定してできたものです。

春から始まるであろう国の事業を前提に、復興住宅を造るにあたってグループをあらかじめ形成しておけば
スムーズにブランド化住宅グループに…。

ということだと思いますが…。


聞いた話ですが

地域型住宅ブランド化事業の申請にはかなり混乱したところもあったとか。

まず、書類がつくれない、まとまらない。

そりゃそうです。グループは寄せ集めのところも…。

名前だけ貸して、というところもあったそうで、復興住宅にグループを形成しておけば
自動的に国の補助金がもらえると思っている工務店もいたそうで…。


「地域型住宅ブランド化」ですから

いろいろとやらなくてはいけないことがあるはずです。

採択を受けたところは国からのお墨付きがもらえた!
と思ってもいいぐらいです。

それだけ審査は厳しいはずです。書類を作っていてそう思いました。

宮城県の地域型復興住宅生産者グループは76ですが

採択を受けられるのは

たぶん5グループぐらいでは?多くて10グループでしょうか?



宮城県でも地域材を利用して家を建てると最大50万円!
建て主に助成されます。


今から3年前ぐらい前。
優良みやぎ材の認証制度が出来て補助事業が始まりました。

その申請等が縁で、県から近くの山を見に行きませんか?の案内が届き、
山に入りました。

2月でしたが気持ちがよかったのが印象に残っています。

入った山は当社で利用している宮城殖林さんの山でした。

参加者は県の方、各森林組合、NPO法人、山所有の方、工務店、設計事務所、総勢30数名

その当時は60万円~80万円の助成があり、工務店約70社が申請したと聞きました。

しかし、その時参加した工務店は当社含め2社、設計事務所1社。

あまり山の方には関心がなかった…。

みやぎ材を利用するのはお金が出るから?

地域型住宅ブランド化事業も
地域材を利用する目的が、お金が出るから…では残念です。


弊社では平成16年よりグループを形成し、地域材を利用しています。

さて、コツコツ活動してきた内容が評価されるでしょうか?
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