人はつねに初恋にもどる。
(エチェンヌ「ジャコンド」)
(People always go back to first love.)
小牧山城・愛知県小牧市にある標高86mの山、織田信長の居城、現在は史蹟公園で桜の名所、2010年発掘調査で本丸部分から、信長の家臣、佐久間信盛を指す可能性の高い、佐久間と墨書きの石垣の石材が出土。織田軍は小牧山城を本拠地として美濃への侵攻を繰り返し、1567年美濃伊葉城は落城、岐阜城と改め移住。小牧山城は約4年間の役目を終え廃城。「安土城が近世城郭の原型とされていたが、信長の城つくりの思想は小牧山城で固まった」(奈良大学・千田嘉博教授)(小牧市教育委員会・小野友記子「信長の城づくり事始」生涯学習「信長塾第一回」2012年6月16日、岐阜市博物館にて。