オンライン学習支援システムGETA

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GETAの特徴

2006-11-09 | できる!eラーニング導入
○ 高速・軽快
 GETAは,サーバーが個々のホームページとして各種の機能を提供します。500人~1000人の登録と利用にも絶え,Perlによるシステムと比較し高速に動きます。
ブラウザによる利用者のリクエストに対し,データベースサーバーと連動して軽快に個別のページを生成するので,利用にストレスが少なく,軽快です。


○多機能・高性能
 認証システムをはじめ,グループ切り替え機能,接続履歴作成,教材提示,ファイルのアップロード,シラバス作成や教材作成及び配列,レポート管理,オンライン調査,高機能スレッド化掲示板,ノートパッド,出欠席管理,利用者登録,学習コース管理などがあります。
これら,学習支援に必要と考えられる機能が,実際の学習支援のなかで実装と改訂が繰り返されていて,利用者にとって使い易いシステムです。


○安定動作とバックアップ
 GETAシステムは,PC-UNIXをOSとしています。システムのスクリプトも保護され,無停電電源装置やデータベースサーバーと連動して,安定的な運用が可能です。
また,データベースは,GETAの自動定期バックアップ機能で常に予備を作成したり,必要であれば,別サーバーにもバックアップを作成したりするなど,システムとして高い頑健性を持っています。


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GETAとは

2006-11-09 | できる!eラーニング導入
 GETA(ジータ:General Empowerment tool for Abilities)は,ホームページとして使う学習支援を目的としたグループウェアです。
 GETAは,大学や高等学校での利用を想定して設計・使用されています。当初の設計は,一人の教員によるものです。その後,院生や大学において使用が広まり,実際の学習支援での利用の過程で改定や機能追加が繰り返されてきました。現在もその形態が続いています。
 利用者の要望により,この度,現在の時点でのGETAを紹介する機会を得て,書籍の形としてまとめることになりました。最新バージョンは,いまも検討と改訂が続いていますが,本書では,2004年末の時点で実際に利用されているGETAを紹介します。
この種のグループウェアとしては,世界的にも有名なWebCTをはじめ,BlackBpardなど様々なシステムがすでに提供されています。本書の監修者や執筆者は,それらのグループウェアを学習支援に利用してきました。
 そうした経過を踏まえ,執筆者が独自にシステムを展望し,実際に学習支援を行うなかで,必要かつ有効と考えられる最小限の諸機能から実装し,同時に大学や高等学校の学習者,あるいは特定目的のグループまたは目的をともにする学術団体等で利用する中で改良が重ねられてきました。

 GETAは,いわゆるWeb-Basedシステムです。インターネットに接続した端末で動くブラウザがあれば利用可能です。認証システムを通過した利用者は,教材作成や提供をはじめ,問題作成支援機能と提供およびその実行と評価が可能です。また,学習者は,GETA上でコミュニケーションを維持し,学習者の目的に沿い,学習支援を受けられます。GETAは,WebBasedの多目的グループウェアとしての機能備えています。
 オンラインによる学習支援を達成するため,GETAは,学校をはじめとする教育および学習支援機関の支援者が,その機関に関係する学習者に対し,ネットワークを介した仮想的な学習空間を提供します。そこでは,学習者を中心とし,学習支援者(デザイナー),指導補助員(TA),GETA管理者,およびシステム管理者(ルート権限者)が,それぞれの立場で役割を発揮し,学習者の目的を具現するための学習支援を展開できます。
 GETAは,システムとして,ApacheをはじめPHPやPostgreSQLなどの,いわゆるフリーウェアの活用により,ブラウザを中心として,非常に取り組み易く,メンテナンスも手軽で,時間や物理的な制約を可能な限り排除した非対面による,コミュニケーションと指導や支援の場を,ネットワークを介して提供します。


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