オンライン学習支援システムGETA

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直近接続

2006-03-31 | できる!eラーニング導入
 この機能では,利用者が接続する度にその日時をデータベースに記録され,それを最も近い接続から順に整列して表示します。同時に,各利用者の接続回数をかぞえ,その回数も同時に表示します。次の図のような画面デザインです。


Figure 6-82直近接続閲覧

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指定日接続

2006-03-30 | できる!eラーニング導入
 この機能では,指定した日付に当該学習グループでの利用者が,いつGETAシステムへ接続したかの記録を提供します。

 「ユーザー管理」の上部メニューにある,「指定日接続」のリンクを操作すると,下部には以下のような画面が示されます。


Figure 6-79 指定日接続画面1

 当該学習グループ全員が,指定された当日に接続したかが右側の表に示されます。接続がなかった場合は,「利用記録無し」と示されます。

指定した日に接続がなかった場合は,次のようになります。


Figure 6-80指定日接続画面2

 この資料は,利用者の出欠情報をローカルに取り出し,スプレッドシート等を使って整理したり分析したりするために役立ちます。さらに「CSVファイル表示」のボタンを操作して,次図のように,テキストデータとして取り出せます。


Figure 6-81 CSVデータ取り出し画面


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オンライン登録操作(拡張機能)

2006-03-29 | できる!eラーニング導入
 オンライン機能を使うためには,ツール機能設定で以下の設定が必要です。


Figure 6-77 オンライン登録のための設定

 当該GETAシステムに拡張機能が実装されたうえ,GETA管理者が拡張機能であるこの機能を有効と設定している必要があります。

 オンライン登録申請がなされると,GETAシステムからオンライン登録担当のデザイナーへ自動送信メールが届きます。この配信は,申請者に対して返信されたものと同一の内容です。Bcc機能により担当のデザイナーにも届きます。

デザイナーは,デザイナーオプションの「利用者管理」をクリックします。次に左のメニューにある「オンライン登録」リンクをクリックして,オンライン学習者登録状況を確認できます。


Figure 6-78 オンライン登録申請一覧


 登録を許諾できないものがあれば,チェックして削除できます。もし申請のすべてを登録する場合は,チェックを入れずそのまま不要登録削除のボタンをクリックして,登録準備に移ります。

 実際に登録を許諾する場合,利用者としてのIDを自動発行できますが,氏名の下の欄に配置された文字列入力枠内を指定して,デザイナー自らも登録できます。

 デザイナーの登録許諾により,システムは当該申請者を当該学習グループの学習者として利用できる認証情報を申請者に対して電子メールを自動送信します。Bccにより担当デザイナーにも同報送信され,登録が確認できます。

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キー操作登録

2006-03-28 | できる!eラーニング導入
 デザイナーは,学習者グループ内に学習者を登録できます。次表は,登録する内容の説明です。

項目 文字列長 摘要
初期パスワード 半角4~8文字以内 本人はいつでも変更可能。学習支援者権限からも変更可
メールアドレス 半角 本人のメールアドレス。システムで使用する。
備考 全角20文字以内程度 本人の属性,所属等


 学習者の登録は,下図で示す画面で実行できます。

Figure 6-73 学習者登録画面

 最初は,新規に登録を予定するユーザーのID(利用者ID)を入力します。このIDについては,次の点に留意が必要です。


○ グループに登録できる学習者人数には上限があります。デザイナーにお問い合わせください。

○ 学習者のIDは,GETAシステム内ではユニークでなくてはなりません。

Figure 6-74 利用者IDが重複している場合

○ もし,新規に登録しようとする利用者が当該学習グループに存在する場合,GETAシステムは,上図のようなメッセージを示し,再度,利用者IDを入力するように促します。

○ 現在の学習グループには存在せず,他の学習グループにすでに登録がある場合は以下のように表示され,当該グループに追加するかどうか判断します。

Figure 6-75 既登録者を追加



○ 実際の登録画面は,下図のとおりです。パスワードは,デザイナーの確認を容易とするため,可視状態でセットできるようになっています。


Figure 6-76 学習者登録画面


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利用者の一括登録

2006-03-26 | できる!eラーニング導入
 デザイナーは,csv形式のテキストファイルを用意して当該学習グループ内へ複数利用者を一括して登録できます。

 Csv形式のテキストファイル最初の行には,5つの項目を含む以下の内容が必要です。
id,passwd,name,email,post

 2行目以後は,次の内容を半角カンマで区切って一人のデータを一行に書き並べます。

Table 6-7 一括登録で用意する内容
項目 摘要
user_id GETA内でのid,GETA内でユニークであること。重複の場合は,全登録が拒否される。
init_passwd 初期パスワード(半角4文字以上10文字以下)
user_name 利用者名(全半角3-10文字以内)
mail_address メールアドレス(半角50文字以下)
user_data 利用者情報(全角15文字以内)



 例えば,以下のような例のcsv形式テキストファイルをローカルに用意します。

id,passwd,name,email,post
student01,password01,兵庫次郎,student01@dokka.ac.jp,備考01
student02,password02,兵庫三郎,student02@dokka.ac.jp,備考02
student03,password03,兵庫四郎,student03@dokka.ac.jp,備考03
student04,password04,兵庫五郎,student04@dokka.ac.jp,備考04
student05,password05,兵庫六郎,student05@dokka.ac.jp,備考05



 csvファイルの作成は,下図のようにMS-Excelなどのスプレッドシートアプリケーションを利用すると便利です。


Figure 6-70利用者登録準備

 以上のファイルを用意した後,下図のように一括登録画面のテキスト入力枠へペーストして,「登録開始」をクリックします。


Figure 6-71 一括登録入力例

 csvファイルのデータが正常であると次のような画面となります。


Figure 6-72一括登録入力例

 [■登録実行■]のボタンをクリックして処理を確定します。

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利用者管理

2006-03-25 | できる!eラーニング導入
 利用者管理とは,学習グループ内の学習者に対する管理的機能のことです。即ち,学習グループのデザイナーは,グループに学習者権限をもつ利用者を追加登録したり,削除したりできます。また,パスワードの再設定や利用者の接続状況を一覧できます。

 拡張機能の一つであるオンライン登録にかかわる作業もユーザー管理の機能です。オンラインによる利用者登録申請の状況を整理あるいは確認して,申請に付随する処理が容易に行えます。


Figure 6-68 利用者管理メニュー


Table 6-6 利用者管理の概要



 この画面の最初は,当該学習グループ内の利用者全体について,下図のようにその直近の接続日時等をデザイナーに提供します。


Figure 6-69 直近接続状況一覧

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メッセージ管理

2006-03-24 | できる!eラーニング導入
 メッセージ管理は,デザイナーが利用できます。この機能は,学習者の登録した電子メールアドレスへメールを送信する機能と,学習グループの全員に対する連絡用のグループメッセージを掲示する機能から成ります。

● 個別メール
 デザイナーは,学習者との連絡を容易にするために,自分のメールアカウント名で電子メールを発信できます。この機能は,サーバー内のsendmailによってメールが配信されます。

 電子メール発信は,メール発信のリンクをクリックして,下図の画面から送信先となる利用者を指定します。このとき,当該送信先の利用者が有効なメールアドレスを登録していなくてはなりません。


Figure 6-64 メール送信先指定

 下図は,メール作成の実際画面の例です。


Figure 6-65 メール作成画面


● グループメッセージ
 学習支援者が作成したグループメッセージは,下図のように表示されます。


Figure 6-66 デザイナーによるグループへの連絡

 前の図では,デザイナーの氏名とリンク,登録に日時,メッセージの表題およびメッセージ内容が示されています。このほか,学習者が参照すべきページのリンク先を追加できます。


Figure 6-67グループへの伝言入力

 グループメッセージの削除は,表題とメッセージ本文に半角空白を入力すると実現できます。

 なお,学習支援者は,グループへ送信した過去の記事も上記画面の下部から参照できます。


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シラバスセクション編集技法2

2006-03-23 | できる!eラーニング導入
 シラバスセクションでは,後述するファイル管理によってGETAシステム内にアップロードした画像やその他のファイルを利用できます。
学習グループは,グループIDを持っています。これから説明する学習グループのIDは,[shino]であるとします。利用したいファイル[guide_geta1.gif]とします。学習グループは,デフォルトとしてこの下位にある次のディレクトリィを利用できます。
今,目的ファイルは,次のパスをもつとします。


./__geta__/groups/shino/c01/ guide_geta1.gif




 下図に,下位項目の欄の入力例を示します。


Figure 6-62下位項目内に書く画像表示設定例


 このように入力した結果,シラバス閲覧時には,以下のように表示されます。


Figure 6-63 シラバスページへの画像表示例

 なお,当該の入力枠になにも入力されない場合,この下位項目については項目名を含め,表示されません。即ち,不要な下位項目を表示させないためには,なにも書かなければよいのです。

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シラバスセクション編集技法1

2006-03-22 | できる!eラーニング導入
 シラバスセクションでは,HTMLによる記述が有効です。電子メールへのリンクの例を挙げて試してみましょう。以下の内容を入力枠へ改行を含まず,一行で入力します。

単なる入力の場合simo@ceser.hyogo-u.ac.jp
HTMLでの記述例

simo@ceser.hyogo-u.ac.jp




 これを閲覧すると,下図のようになります。


Figure 6-60 メールアドレスのリンク生成例


 利用者は,シラバス内に埋め込まれたメールのリンクをクリックして,ローカルメーラーを起動させて,直ちに送信メールを作成できます。

 同様にして,次の内容を追加し,ホームページへリンクさせることも可能です。


〈a href="http://grace.ceser.hyogo-u.ac.jp" target="_new"〉ホームページ〈/a〉




Figure 6-61 シラバスページへのリンク生成例

 以上で作成できた「ホームページ」のリンクをクリックすると,別ウインドウで,指定されたページの閲覧が可能です。なお,targetオプションを省くとホームページの下部に指定したページを表示できます。


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シラバスセクション編集と削除

2006-03-22 | できる!eラーニング導入
 シラバス未登録の状態から,いくつかのシラバス形式を指定して追加しますと,以下のような画面になります。


Figure 6-53 未編集シラバス一覧

 上図では,二つのシラバス形式が追加されています。表は,「指定」の列にラジオボタン,「セクション形式」には,追加した形式,そして「セクション表示」には,実際にシラバスを参照する内容が示されます。現在は,デフォルト状態の「(セクション名を入力)」となっています。これによって,当該セクション形式の内容が未編集だということがわかります。

セクション形式単位で,編集や削除が可能です。「指定」欄のラジオボタンをクリックして対象を選び,必要なフォームボタンをクリックします。削除の場合は,下図のように確認の画面が示されます。削除を中止する場合は,一旦「ホームへ戻る」などの別操作が必要です。


Figure 6-54 セクション削除確認


 以下,「デザイナー情報」を例に,編集の方法を説明します。下図で示すように,セクション形式「デザイナー情報」を指定して,「セクションの編集」をクリックします。


Figure 6-55 未編集シラバス一覧

・セクション編集画面
 編集画面には,先に示した下位セクションの項目に対する入力欄が示されます。「デザイナー情報」の場合,最初の部分は,下図のようになります。セクション名の欄は,デフォルトで入力されています。


Figure 6-56 シラバスセクション入力枠例1

 画面の下部には,入力を確定する「セクション登録」のフォームボタンや,編集を中止するリンク,およびホームへ戻るためのリンクなども配置されています。


Figure 6-57 シラバスセクション入力枠例2

以上,図示した各下位項目のうち,「セクション名」については,入力された内容が表示されますが,その他の下位項目の項目名は,そのままシラバスに表示されます。

・下位項目入力例
 それぞれの項目への入力の方法を説明します。入力枠内には,HTMLタグが使用できます。枠内で「改行」された場合は,GETAシステムがHTMLの改行タグに置き換えてしまいます。では,実際に下図のように入力した場合と,そのシラバス表示を見てみましょう。


Figure 6-58 下位項目入力例とシラバス表示

 合成された上図の左上が実際の名前項目への入力です。右下の大きい部分が,再現したものです。このように,下位項目入力枠内に書き込んだ内容が,改行も含めてそのままシラバスの項目として表示されます。
シラバス内容は,データベース内に登録されます。実際に,どのようになっているかは,次の画面で確認できます。


Figure 6-59 下位項目内に実際に記録される内容


 このように,入力時には単に改行だけであったのが,HTMLの改行タグであるへと置換されているのです。入力枠に様々な既述をしたものを提供する場合,以上の自動的に改行がタグに変換される機能を知っておく必要があります。


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シラバスセクション追加

2006-03-22 | できる!eラーニング導入
 シラバスのセクション追加は,下図のように追加したいセクション形式を選んで,「追加」ボタンをクリックします。


Figure 6-50 シラバス形式の指定

 シラバスが未登録であった場合,以上の操作によって画面左は,次のように変化しますので,確認のうえ「セクションの追加」ボタンをクリックします。


Figure 6-51 追加シラバス形式確認

 続いて,追加登録のための下位項目が次のように表示されますので,「継続」をクリックします。


Figure 6-52 追加シラバス形式の下位項目

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シラバス管理

2006-03-21 | できる!eラーニング導入
シラバス管理では,全体が三つのフレームに分かれます。既に登録がある場合,例えば下図のような画面となります。


Figure 6-48 登録済みシラバス管理画面例

シラバスが未登録の場合は,以下のように表示されます。


Figure 6-49 シラバスが未登録の場合

シラバス管理画面の右側には,追加するセクション形式の指定と形式の整列に使用するボタン類があります。

シラバス全体は,授業情報を始め,いくつかのセクション形式によって構成されます。

Table 6-5 シラバスのセクション形式
セクション形式 下位項目
授業情報 セクション名,授業名,授業番号,授業分類,授業概要,授業開始・終了日,教室,授業時間,基礎必須科目
デザイナー情報 セクション名,名前,電子メール・ホームページ,オフィスの場所,オフィスアワー,電話,FAX,経歴,ティーチングアシスタント
授業目標 セクション名,授業目標
授業方針 セクション名,概論,成績評価基準,関連サイト,追加情報
教科書等 セクション名,書籍1,書籍2,書籍3,参考書1,参考書2,参考書3
受講条件 セクション名,必須条件,推奨
授業内容 セクション名,授業内容,授業日程,ねらい,主題,参考文献,課題,予定ゲスト
その他 セクション名,その他
自由書式 セクション名,シラバス



上記表の,「下位項目欄」に示した,「セクション名」は,編集時にデザイナーが指定できます。それ以外の項目名は修正できません。

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教材コンテンツの整列

2006-03-20 | できる!eラーニング導入
 配置した教材コンテンツは,その並べ替えができます。基本的に二つのコンテンツの配列を入れ替える方法を用います。下記メニュー画面の「順序」リンクを操作します。


Figure 6-45 教材コンテンツの整列リンク

 順序を入れ替えたい教材コンテンツを下図のようにラジオボタンを操作して「移動対」で指定します。


Figure 6-46 教材コンテンツの整列操作

 この操作の後,再度,「順序」のリンクを操作すると,下図のように修正状況を確認できます。


Figure 6-47整列操作後の教材コンテンツ


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教材コンテンツの削除

2006-03-19 | できる!eラーニング導入
 教材コンテンツは,学習コースから随時削除できます。削除には,下図の「削除」リンクの操作をします。


Figure 6-41 教材コンテンツの削除リンク

 「削除」リンクを操作すると,下部右側フレームに削除候補となる教材コンテンツが示されますので,対象をチェックボックスで指定します。


Figure 6-42削除する教材コンテンツの指定


 指定して,「削除実行」のボタンを操作すると直ちに削除されます。下部右側フレームは,次のように変化します。


Figure 6-43教材コンテンツの削除処理通知

 上部フレームの「一覧」リンクを操作すると,削除後の教材コンテンツ一覧が示されます。


Figure 6-44削除処理後のコンテンツ一覧


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