先月から今月にかけて、なぜか続けて3度もパリアマン(Pariaman)へ行くお誘いを受け、行ってきました。パリアマンは、パダンから直線で45kmほど北に位置する海岸の町です。
パリアマンは、きれいな海岸と、tabuikというお祭りが見所ですが、tabuikの開催時期ではなかったので、今回は3度とも海岸が目当てということでした。
どんな海岸かは、私の駄文よりも写真を見ていただいた方が、はるかにいいでしょう。
パリアマンへは、パダンから汽車で約1時間半です。上下線(と言っていいのかな?)とも1日4本。
パダン発は5時45分、9時00分、14時00分、17時10分。パリアマン発は6時05分、9時20分、14時20分、16時20分です。1日に4本しかありませんから、単線です。
パダンとパリアマンの中間に空港があって、空港行きの路線がもうすぐ開通になるだろうことは、No.83で書きました。
列車は機関車が1両、客車が5両の編成で、全席指定のようです。切符には座席番号が印字してあるし、便によってはすぐに売り切れるので、切符売り場がものすごく混雑したりするんですよ。1人で4枚までしか買えないという制限もあります。それなのに、なぜか車内で立ってる人も少なからずいるのです。
料金はどこから乗って、どこで降りても5000ルピア(約43円)です。
1回目、2回目は、切符が売り切れていて汽車に乗れず、バスでパリアマンへ行きました。バスでも時間はあまり変わりません。料金は15000ルピアと汽車の3倍です。
地図上の直線では45km程度で、パダンからパリアマンまで海岸がつながってるんですが、パダンから北への幹線道路は峠を通って高原の町ブキッティンギへと行くので、海岸沿いには行けないのです。実際の道のりは60~70kmぐらいでしょうか。
海岸沿いの道も建設計画はあるようですが…。
パリアマンの海岸は、観光地になっているだけあって、パダンよりもごみが少ないようです。2013年に清潔な町として表彰を受けた記念碑が建っていました。
遊泳禁止というわけではないはずですが、海で泳いでいる人はほとんどいません。
西スマトラの人たちは、イスラムの影響で、水着を着るということがほとんどないようです。平装で構わず海へ入っていく人もいますが、普通は裾をまくって膝まで海に入る程度です。
沖合には島が点在していて、渡し船が往来しています。2回目に行った時には、私も島まで行ってきました。
砂浜から船に乗るので、足元が濡れてしまいます。私なんかは平気ですけど、女性客だって多いし、観光地として恒常的に渡し船を営業するんだから、桟橋を作ればいいのに、と思っていたのです。
島に着いてみると、立派な桟橋があったのです。う~ん、なんで両側共に作らないんでしょうねぇ。しかも、帰りはなぜか砂浜からの乗船。せっかくの立派な桟橋がもったいないような…。
パリアマンの名物は、海岸だけあって魚介類。カニやエビ、タチウオなどを丸ごと天ぷらのように衣を付けて揚げたものが屋台などで売られています。
レストランではnasi sekという、バナナの葉っぱでご飯を包んだものが供されていますが、よくあるパダン料理と大した違いがあるようには思えません。
3回とも学生たちと一緒に行きましたから、私1人だけ冷たいビールを、ということはしませんでしたが、飲み物は南国のビーチらしくヤシの実ジュース。
おそらく、ヤシの実ジュースをストレートで飲むと、たいていの日本人の口には「不味い」と感じられるでしょう。スポーツドリンクのVAAMを薄めて少し酸味を加えたような味でしょうか。赤道直下の炎天下で、常温のジュースならなおさら美味しくない。
まあ、実際は砂糖で甘みを付けて、氷も入れてもらいますから、とっても美味しいです。こっちの人だと、練乳を入れる人も多いようです。
実の内側はゼリー状の果肉があって、それはスプーンで掬って食べます。
水分だからごく一時的ですが、ヤシの実1個でお腹いっぱいになりますね。
すでに書いたように、海まで行っても泳いだりはしませんでした。じゃあ何をしてたかって、一言で言うとのんびりしてました。
一緒に食事して、写真撮って、おしゃべりして。ギターを持参してきた学生もいて、みんなで歌ったり。スイカ割りもしました。
きれいな景色を見て、のんびりして。なかなか贅沢な休日ですね。
パリアマンは、きれいな海岸と、tabuikというお祭りが見所ですが、tabuikの開催時期ではなかったので、今回は3度とも海岸が目当てということでした。
どんな海岸かは、私の駄文よりも写真を見ていただいた方が、はるかにいいでしょう。
パリアマンへは、パダンから汽車で約1時間半です。上下線(と言っていいのかな?)とも1日4本。
パダン発は5時45分、9時00分、14時00分、17時10分。パリアマン発は6時05分、9時20分、14時20分、16時20分です。1日に4本しかありませんから、単線です。
パダンとパリアマンの中間に空港があって、空港行きの路線がもうすぐ開通になるだろうことは、No.83で書きました。
列車は機関車が1両、客車が5両の編成で、全席指定のようです。切符には座席番号が印字してあるし、便によってはすぐに売り切れるので、切符売り場がものすごく混雑したりするんですよ。1人で4枚までしか買えないという制限もあります。それなのに、なぜか車内で立ってる人も少なからずいるのです。
料金はどこから乗って、どこで降りても5000ルピア(約43円)です。
1回目、2回目は、切符が売り切れていて汽車に乗れず、バスでパリアマンへ行きました。バスでも時間はあまり変わりません。料金は15000ルピアと汽車の3倍です。
地図上の直線では45km程度で、パダンからパリアマンまで海岸がつながってるんですが、パダンから北への幹線道路は峠を通って高原の町ブキッティンギへと行くので、海岸沿いには行けないのです。実際の道のりは60~70kmぐらいでしょうか。
海岸沿いの道も建設計画はあるようですが…。
パリアマンの海岸は、観光地になっているだけあって、パダンよりもごみが少ないようです。2013年に清潔な町として表彰を受けた記念碑が建っていました。
遊泳禁止というわけではないはずですが、海で泳いでいる人はほとんどいません。
西スマトラの人たちは、イスラムの影響で、水着を着るということがほとんどないようです。平装で構わず海へ入っていく人もいますが、普通は裾をまくって膝まで海に入る程度です。
沖合には島が点在していて、渡し船が往来しています。2回目に行った時には、私も島まで行ってきました。
砂浜から船に乗るので、足元が濡れてしまいます。私なんかは平気ですけど、女性客だって多いし、観光地として恒常的に渡し船を営業するんだから、桟橋を作ればいいのに、と思っていたのです。
島に着いてみると、立派な桟橋があったのです。う~ん、なんで両側共に作らないんでしょうねぇ。しかも、帰りはなぜか砂浜からの乗船。せっかくの立派な桟橋がもったいないような…。
パリアマンの名物は、海岸だけあって魚介類。カニやエビ、タチウオなどを丸ごと天ぷらのように衣を付けて揚げたものが屋台などで売られています。
レストランではnasi sekという、バナナの葉っぱでご飯を包んだものが供されていますが、よくあるパダン料理と大した違いがあるようには思えません。
3回とも学生たちと一緒に行きましたから、私1人だけ冷たいビールを、ということはしませんでしたが、飲み物は南国のビーチらしくヤシの実ジュース。
おそらく、ヤシの実ジュースをストレートで飲むと、たいていの日本人の口には「不味い」と感じられるでしょう。スポーツドリンクのVAAMを薄めて少し酸味を加えたような味でしょうか。赤道直下の炎天下で、常温のジュースならなおさら美味しくない。
まあ、実際は砂糖で甘みを付けて、氷も入れてもらいますから、とっても美味しいです。こっちの人だと、練乳を入れる人も多いようです。
実の内側はゼリー状の果肉があって、それはスプーンで掬って食べます。
水分だからごく一時的ですが、ヤシの実1個でお腹いっぱいになりますね。
すでに書いたように、海まで行っても泳いだりはしませんでした。じゃあ何をしてたかって、一言で言うとのんびりしてました。
一緒に食事して、写真撮って、おしゃべりして。ギターを持参してきた学生もいて、みんなで歌ったり。スイカ割りもしました。
きれいな景色を見て、のんびりして。なかなか贅沢な休日ですね。