6月27、28日の土日を利用して、ブン・ハッタの学生たちとパダン・パンジャン(Padang Panjang)という所へ、一泊して遊びに行ってきました。ホームステイするから一緒に、と誘われたんですけど、実際はホームステイではなく、泊まったところはコテージのようなの。16人も一緒ですから、ほんとにホームステイなら、よっぽどの豪邸でしょう。
パダン・パンジャンというのは地名で、滝があるので有名なところ。パダンからは車で2時間ほどの、シンガラン山とムラピ山に挟まれた峠の町です。高原の観光スポットとなっているブキティンギという町へ、パダンから行く途中にあります。
遊びに行った場所は、MIFAN(Minangkabau Fantasy)という、プールがメインの娯楽施設。プールの他に、いくつかの遊戯施設や、前述の宿泊施設などがあります。まだ新しく、できてから1、2年だそう。
付属の遊戯施設というのは、ごく小さなジェットコースターや観覧車、ゴーカートなど。日本で言えば子供向けのもので、大学生ならネタにはなっても、ちょっと楽しめないでしょう。でも、一緒に行ったみんなは、十分に楽しんでいる様子。たとえ子供向けのものでも、それしか知らなければ、それで満足することができるということでしょうか。
日本だったら、せいぜい子供を遊ばせるためのような場所に、学生が泊まりで遊びに行くってのは、それだけパダンでは娯楽が少ないということです。一般的なパダンの人の娯楽はと言うと、筆頭はカラオケ。結婚式や何かのイベントの時には、必ずステージが設けられ、シンセサイザーの伴奏で大音量でやります。結婚式やイベントは土日に集中するので、土日はあちこちでカラオケが響いています。お高いレストランなんかにはカラオケセットがあったりします。
カラオケでなくても、パダンの人たちは音楽は大音量が基本。日本では時々、大音量の音楽をガンガン鳴らしながら走ってる車が、周りから白い目で見られたりしてますが、パダンでは、公共交通を担うアンコットがあんな感じで音楽をガンガンやりながら走ってます。ふつうの家でも、テレビやラジカセの音はかなり大きい。場合によっては音が割れて、かえって聞きづらいだろうに、とも思うんですけどね。
デパートの最上階には日本と同じようにゲームセンターがあります。はじめにコインを買って、それで遊びます。ちなみに、インドネシアでは硬貨が少なく、日本の感覚でいえば、50円か10円以下のような少額しか硬貨は使われていません。ゲームによっては、小さなカードが点数に応じて出てきて、それは後で景品に交換できます。ゲームセンターの他にはビリヤード場があります。
ほかに娯楽施設と言えば、映画館がありますが、私は言葉の問題もあるし、映画自体あまり興味がないので行ったことはありません。
遊ぶための場所って、だいたいこんなものでしょうか。あとは遊びに行くというと、海辺や公園などお金のかからない場所か、食べに行くというぐらいのようです。サッカーやバドミントンなどスポーツのコートがあったりもしますが、スポーツについては別の機会にしましょう。
私は日本でも遊園地とかには、ほとんど行ったことがありません。カラオケやビリヤード、ボウリングとかも、友人から誘われれば行くし、そこで楽しめるんですけど、自分からはそういうお金を使って遊ぶようなところへは行くことがありません。貧乏に育ってますからね。お金を使う遊びやスポーツはできないし、興味を持つこともないまま大人になったのです。
盲目の人は聴覚が鋭くなるって言われますけど、同じように、人の感受性って、どこかが閉じられれば別の部分が開かれるようになってるように思います。私の場合も、一般的な娯楽には興味が薄い分、普通の人にはあまり見向きされないような事に熱中する。それで「変わり者」なんて言われでもすれば、褒められたと思って、ますます深みにはまっていくわけです。
パダンの娯楽の少なさは、普通なら長期滞在すれば退屈するかもしれませんが、私にとってはむしろ魅力的だったのです。遊びだったら、日本でできることをわざわざ海外に出てすることもないでしょ。ここではお仕着せのものが無い分、何でも、自分で探し出したり、作り上げたりするという楽しみがあるのです。
パダン・パンジャンというのは地名で、滝があるので有名なところ。パダンからは車で2時間ほどの、シンガラン山とムラピ山に挟まれた峠の町です。高原の観光スポットとなっているブキティンギという町へ、パダンから行く途中にあります。
遊びに行った場所は、MIFAN(Minangkabau Fantasy)という、プールがメインの娯楽施設。プールの他に、いくつかの遊戯施設や、前述の宿泊施設などがあります。まだ新しく、できてから1、2年だそう。
付属の遊戯施設というのは、ごく小さなジェットコースターや観覧車、ゴーカートなど。日本で言えば子供向けのもので、大学生ならネタにはなっても、ちょっと楽しめないでしょう。でも、一緒に行ったみんなは、十分に楽しんでいる様子。たとえ子供向けのものでも、それしか知らなければ、それで満足することができるということでしょうか。
日本だったら、せいぜい子供を遊ばせるためのような場所に、学生が泊まりで遊びに行くってのは、それだけパダンでは娯楽が少ないということです。一般的なパダンの人の娯楽はと言うと、筆頭はカラオケ。結婚式や何かのイベントの時には、必ずステージが設けられ、シンセサイザーの伴奏で大音量でやります。結婚式やイベントは土日に集中するので、土日はあちこちでカラオケが響いています。お高いレストランなんかにはカラオケセットがあったりします。
カラオケでなくても、パダンの人たちは音楽は大音量が基本。日本では時々、大音量の音楽をガンガン鳴らしながら走ってる車が、周りから白い目で見られたりしてますが、パダンでは、公共交通を担うアンコットがあんな感じで音楽をガンガンやりながら走ってます。ふつうの家でも、テレビやラジカセの音はかなり大きい。場合によっては音が割れて、かえって聞きづらいだろうに、とも思うんですけどね。
デパートの最上階には日本と同じようにゲームセンターがあります。はじめにコインを買って、それで遊びます。ちなみに、インドネシアでは硬貨が少なく、日本の感覚でいえば、50円か10円以下のような少額しか硬貨は使われていません。ゲームによっては、小さなカードが点数に応じて出てきて、それは後で景品に交換できます。ゲームセンターの他にはビリヤード場があります。
ほかに娯楽施設と言えば、映画館がありますが、私は言葉の問題もあるし、映画自体あまり興味がないので行ったことはありません。
遊ぶための場所って、だいたいこんなものでしょうか。あとは遊びに行くというと、海辺や公園などお金のかからない場所か、食べに行くというぐらいのようです。サッカーやバドミントンなどスポーツのコートがあったりもしますが、スポーツについては別の機会にしましょう。
私は日本でも遊園地とかには、ほとんど行ったことがありません。カラオケやビリヤード、ボウリングとかも、友人から誘われれば行くし、そこで楽しめるんですけど、自分からはそういうお金を使って遊ぶようなところへは行くことがありません。貧乏に育ってますからね。お金を使う遊びやスポーツはできないし、興味を持つこともないまま大人になったのです。
盲目の人は聴覚が鋭くなるって言われますけど、同じように、人の感受性って、どこかが閉じられれば別の部分が開かれるようになってるように思います。私の場合も、一般的な娯楽には興味が薄い分、普通の人にはあまり見向きされないような事に熱中する。それで「変わり者」なんて言われでもすれば、褒められたと思って、ますます深みにはまっていくわけです。
パダンの娯楽の少なさは、普通なら長期滞在すれば退屈するかもしれませんが、私にとってはむしろ魅力的だったのです。遊びだったら、日本でできることをわざわざ海外に出てすることもないでしょ。ここではお仕着せのものが無い分、何でも、自分で探し出したり、作り上げたりするという楽しみがあるのです。