10年前には当たり前のようにあったけど、今はもう見かけなくなったものに、WARTEL(電話屋)があります。
どんなものかと言えば、店の中がいくつかの電話ボックスのようなブースに分かれていて、そこに設置されている電話を使うというもの。終わったら、入り口近くにいる店員さんに料金を支払います。
10年前でも、もうだいぶ携帯は普及してましたけど、まだ普及途上でしたし、携帯の通話料金が高かったりで、電話屋もあったのですね。
その後、いつの間にやら電話屋は姿を消していき、替わってWARNET(ネット屋)があちこちにできました。ネット屋は、日本のネットカフェからカフェとマンガの要素を除いたようなもの。つまり、ネットにつながっているパソコンが、ちょっとした仕切りやブースに分かれて置かれている店です。
スマホとWi-Fiの普及で、ネット屋も減りつつありますが、まだまだたくさん残っています。ネットゲームをしている子供が多いし、Wi-Fiを提供するネット屋もあるようです。
最近はネット屋を利用しなくなったので、正確なところはわかりませんが…。
携帯やスマホなどの通信機器の普及は早いですね。今なら、だいたい2人に1人、学生なら8割ぐらいはスマホを持っているような印象です。
日本と違って、支払いは月極めではなくプリペイド方式で、電話会社に2年間とか縛られることはありませんし、中古の端末がたくさん出回ってますから、初期費用も抑えることができるようです。
私は日本にいた5年間、ガラケーどころか日本では絶滅危惧種のプリケーを使ってましたから、周りよりもずっと遅れてしまっています。
私はテレビを見ませんけれど、テレビはパダンで普及率の高い家電の筆頭かもしれません。
テレビにはアンテナが必須ですが、以前はどの家にも大きなアンテナが真上を向いて立っていました。
広い国土をカバーするために、衛星を経由しているのだと思いますが、赤道直下のパダンですから、ちょっと東寄りの真上を向くわけです。
パラボラアンテナが真上を向いてますから、お皿の部分に雨水が溜まらないように、お皿部分は網状になっています。それでも、時々落ち葉なんかが溜まっていたりするのを見かけます。
最近ではそのアンテナも小型化して、形状もパラボラではなくなっています。
ですから、新設で大きなアンテナを立てることはしないでしょうけれど、真上を向いた大きなパラボラアンテナもまだまだ現役です。
10年間で変化したことについて、交通や通信事情を取り上げて、思いつくままに書いてきましたけど、ばっちり数字で客観的に示せる変化があることを忘れていました。
物価の上昇です。
私がはっきりと覚えているのは、ガソリンの値段です。2006年は1リットル4500ルピアでした。それが今は6950ルピア。10年で50%以上も値上がりしています。
燃料に対する補助金が廃止されたということもありますが、まだ補助金が含まれていた2014年でも6000ルピアでした。
正確な数字を示すことはできませんが、食料品や日用品など、たいていの物はガソリンと似たような上昇の仕方をしているという感じがします。
燃料で思い出しましたが、2013から2014年ごろ、各家庭にガスが一気に普及しました。
それまでにガスを使っていたところも、もちろんありましたけど、灯油コンロを使っている人も多かったのです。ガスは爆発するイメージがあるとかで、頑なに拒んでいた人も少なくなかったのです。
エネルギー政策で政府が強権的にやったのでしょうね。灯油の供給をストップして、ガスボンベを割安な値段で供給したようです。
今はどこでもガスコンロを使っていて、もうほとんど灯油コンロは見なくなりました。
パダンには季節の変化はないし、いっつものんびりしているようでも、結構いろんなものがダイナミックに変化していってるものですね。
私がパダンに来て初めてできた友達?、いやココロノトモかな?は、出会ったときは掌に乗りそうなぐらい小さかったのに、今やすっかり大きくなって、中学生です。
私の頭もずいぶん白くなってきてしまいました。まあ、10年というのは、それぐらいの時間だということでしょう。
さて、パダンも私も、10年後はいったいどうなっているでしょうか?
どんなものかと言えば、店の中がいくつかの電話ボックスのようなブースに分かれていて、そこに設置されている電話を使うというもの。終わったら、入り口近くにいる店員さんに料金を支払います。
10年前でも、もうだいぶ携帯は普及してましたけど、まだ普及途上でしたし、携帯の通話料金が高かったりで、電話屋もあったのですね。
その後、いつの間にやら電話屋は姿を消していき、替わってWARNET(ネット屋)があちこちにできました。ネット屋は、日本のネットカフェからカフェとマンガの要素を除いたようなもの。つまり、ネットにつながっているパソコンが、ちょっとした仕切りやブースに分かれて置かれている店です。
スマホとWi-Fiの普及で、ネット屋も減りつつありますが、まだまだたくさん残っています。ネットゲームをしている子供が多いし、Wi-Fiを提供するネット屋もあるようです。
最近はネット屋を利用しなくなったので、正確なところはわかりませんが…。
携帯やスマホなどの通信機器の普及は早いですね。今なら、だいたい2人に1人、学生なら8割ぐらいはスマホを持っているような印象です。
日本と違って、支払いは月極めではなくプリペイド方式で、電話会社に2年間とか縛られることはありませんし、中古の端末がたくさん出回ってますから、初期費用も抑えることができるようです。
私は日本にいた5年間、ガラケーどころか日本では絶滅危惧種のプリケーを使ってましたから、周りよりもずっと遅れてしまっています。
私はテレビを見ませんけれど、テレビはパダンで普及率の高い家電の筆頭かもしれません。
テレビにはアンテナが必須ですが、以前はどの家にも大きなアンテナが真上を向いて立っていました。
広い国土をカバーするために、衛星を経由しているのだと思いますが、赤道直下のパダンですから、ちょっと東寄りの真上を向くわけです。
パラボラアンテナが真上を向いてますから、お皿の部分に雨水が溜まらないように、お皿部分は網状になっています。それでも、時々落ち葉なんかが溜まっていたりするのを見かけます。
最近ではそのアンテナも小型化して、形状もパラボラではなくなっています。
ですから、新設で大きなアンテナを立てることはしないでしょうけれど、真上を向いた大きなパラボラアンテナもまだまだ現役です。
10年間で変化したことについて、交通や通信事情を取り上げて、思いつくままに書いてきましたけど、ばっちり数字で客観的に示せる変化があることを忘れていました。
物価の上昇です。
私がはっきりと覚えているのは、ガソリンの値段です。2006年は1リットル4500ルピアでした。それが今は6950ルピア。10年で50%以上も値上がりしています。
燃料に対する補助金が廃止されたということもありますが、まだ補助金が含まれていた2014年でも6000ルピアでした。
正確な数字を示すことはできませんが、食料品や日用品など、たいていの物はガソリンと似たような上昇の仕方をしているという感じがします。
燃料で思い出しましたが、2013から2014年ごろ、各家庭にガスが一気に普及しました。
それまでにガスを使っていたところも、もちろんありましたけど、灯油コンロを使っている人も多かったのです。ガスは爆発するイメージがあるとかで、頑なに拒んでいた人も少なくなかったのです。
エネルギー政策で政府が強権的にやったのでしょうね。灯油の供給をストップして、ガスボンベを割安な値段で供給したようです。
今はどこでもガスコンロを使っていて、もうほとんど灯油コンロは見なくなりました。
パダンには季節の変化はないし、いっつものんびりしているようでも、結構いろんなものがダイナミックに変化していってるものですね。
私がパダンに来て初めてできた友達?、いやココロノトモかな?は、出会ったときは掌に乗りそうなぐらい小さかったのに、今やすっかり大きくなって、中学生です。
私の頭もずいぶん白くなってきてしまいました。まあ、10年というのは、それぐらいの時間だということでしょう。
さて、パダンも私も、10年後はいったいどうなっているでしょうか?