元気なスイカ

新潟県は南魚沼市より

農家の気まぐれ日記
(西瓜と葡萄を育ててます)

人生で一番花を見た日 2

2019年09月16日 | 
<24日>

蓮華温泉に車中泊した翌朝は、
ヘッドランプをつけて出発。

体力不足のユックリペースを早起きでおぎなう算段です。



天狗の庭を通過して、白馬大池を目指します。
この時は、どこまで行けるか?
白馬大池に荷物を置いて、小蓮華岳までピストンか?

そんな風に思いながら歩いていました。



白馬大池到着は8:30
蓮華温泉からほぼコースタイム通りの時間で到着(^^)
「重いテン泊荷物を持っても結構やれるもんだ!!」

へ〜
まだ8:30、、、、、、

暫し考えた。。。。。。

1、ここに荷物を置いて、行けるとこまでピストンしようか
2、時間は早いし30年振りの白馬山頂までテントを持って向かってみるか

自信はないものの、もしも白馬岳でテンと思って泊が出来れば
もう一度アルプスの山の上でテント泊をする
いう夢が叶う。
それも懐かしの白馬岳。

「行くか、、!!」
「行ってダメなら、早めに引き返せばいいじゃないか」
それでもなんとかなるだろ。
持ち前のポジティブ思考で
プラン2を選択。

正解でした。



小蓮華岳を順調に通過して



「こんな景色を待っていたんだ」と気分高揚しながら歩いて



あっという間に無事白馬岳山頂到着

「やったー!!!!」
気分最高っす。
時間もまだ1時前。順調にたどり着きました。

本当にたどり着けるか?

と不安を持ちながら白馬大池を出発したものの、
山頂を踏んで

予定通りにテントに泊まれて、

山ビール飲んで、ワインも飲んで
幸せマックスでした。



ちょっと残念だったのは、ガスってきて
雨が降って
夕焼けと星がNGだった事。

さらに夜中は暴風雨。

まあね、幸せマックスと悪天候ゆえ超記憶に残るテン泊になりましたよ(^.^)


<25日>



再び山頂を踏んで
鉱山道経由で蓮華温泉へ。



さて
標題に書いた花のこと。

白馬岳と言えば高山植物で有名で、
大雪渓の上部、葱平(ねぶかっぴら)のお花畑はもう百花繚乱。
私もハイシーズンに見たことがあり、もう一回見たいよね
とは思いつつも
今回はシーズンも終わってるしでまあいいか。。。

それがそれが、
今回初めて歩いた鉱山道。
超マイナーな道で
8月だと言うのに出会った登山者は1人だけ。
おそらくこの日にこのコースを歩いたのは俺と彼の2名だけ(スライドした時に聞いたら俺が出会った1人目だって。勿論俺も彼が最初で最期の出会いです)

が、が、ががががー
途中に雪が何箇所もあり、
雪解けしたばかりのとこには、
ハクサンイチゲをはじめとする7月上旬の花々が盛り。

そうでないところでは初秋の花々が盛り。
という初夏から初秋までありとあらゆる花が
もうね、ヤバかったです。
「え?こんなのが」
みたいな感じで。

と言う事で、
この後は記録として見た花を列記(既に忘れてる)

コマクサ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、チングルマ、アキノキリンソウ、ウサギギク、トモエシオガマ、ヨツバシオガマ、タカネシオガマ、ウルップソウ、イワイチョウ、ツルリンドウ、シロウマリンドウ、トウヤクリンドウ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、イワギキョウ、チシマギキョウ、クロトウヒレン、アザミ(何種類か)、キツリフネ、タカネマツムシソウ、カライトソウ(ユキクラトウウチシウ)ハクサンシャジン、ソバナ、タカネトウウチソウ(?)、〇〇トリカブト、レイジンソウ、ミヤマアズマギク、シロウマタンポポ、タテヤマリンドウ、〇〇コゴメグサ、シシウド、クルマユリ、ヒヨドリバナ、オトコエシ、キバナノコマノツメ
う〜〜、まだまだあったけど出てこない。
図鑑か写メを見ながらじゃないとダメだ。
(見ればいいのに、、、、、酔ってるもんで)

鉱山道は距離が長いのが難点ですが、
この時期(8月下旬)の花達は凄いです。
花好きの皆様超おススメですよ。

9/24写真を追加しました

サラシナショウマ


ミヤマアズマギク


ヨツバシオガマ


トモエシオガマ


レイジンソウ


カライトソウ、初めて野生種を見ました!! 嬉しい~!(^^)!


カライトソウ

(調べたら、カライトソウとタカネトウウチソウの雑種でユキクラトウウチソウらしい)

ウルップソウ


タカネマツムシソウ


おまけ
白馬岳から白馬大池方面に向かって歩いていく登山者



by みそ









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