いつかは・・・アルピニストと呼ばれ隊

我儘放題のあたし(へっぽこ登山隊・隊長)と
それを叶える
王子(へっぽこ登山隊2号)の四苦八苦な山登りを面白くお届!

竜ヶ岳、雪と氷のトラップ(山頂~下山編)

2011年12月19日 | 登山3年生
2011年12月10日(日)に行きました、「竜ヶ岳」の続きです。


石仏が3体並ぶ祠を覗きまして



富士をバックに



竜ヶ岳山頂へ向かいます。目の前に、九十九折された道が山頂まで続いています。



所々に登山者の姿が見え隠れもしています。



雪で凍った道から、砂の道へと変わりましたが



これがまた・・・ズルズルと滑って危ないです



大した斜面でもないのに、気を抜くと「ズリっ

もう登山靴どころか、足首にも「ドロドロの泥」が付いています

歩きにくいったらありゃしません



何度もつまずいたり、何度もスッ転びそうになってる隊長に

「ちょ・・ホントに気をつけてよ

「なによ~~っこれでも気をつけてるんだから

「でも・・・あほら、言ってるそばから・・・

「ここ、下るんだよね???あたし、5回以上は転ぶ自信がある

「何の自信だよゆっくりでいいから転ばないでくれ・・・」

ここで転んだりしても、滑落の心配は殆どありませんが

2号が心配しているのは、転んだ後の姿が

どれだけ「泥んこ」になってしまうかなのでしょう

そうなれば車には、とうてい乗れません 



ふぅ・・やっと先が見えて来ましたが、泥んこのグチャグチャ道はまだ続いています。

雪を少しかぶった道は歩きやすいが、この泥んこ道は

凍った道と同じぐらい厄介だと知りました



この雪道の下は、凍っておりまして危険です

が、雪の解けた道は泥んこになって非常に滑りやすくなっております

靴を見る限り、隊長は諦めて泥んこ道を選択したようですが・・・

帰ってからの「靴」のお手入れを考えると少々「鬱

が、きっと山頂までもう少し。転ばないことだけを祈って頑張ります!



ど~っとうとう開けて、道も泥んこが無くなりました

やっとトラップだらけの道を抜け

本栖湖に直接下りる道との分岐に、何とか辿り着きました



只今11時45分。えっ!?ここまで2時間もかかったの???

ほへ~っないわぁ・・・が、

渋滞を交わしながら、遊びながら、チョイチョイの休憩しながら

富士を見すぎながら、泥んこのトラップにハマりながら

雪に隠された凍った道でスッ転びながら・・・頑張ったじゃないでしょうか

ここから山頂までは直ぐ!!行ってみよう





ほらほらもう見えて来たでしょう



2号とドロドロになった靴を、雪で洗いながら登って来ました

お陰で、意外と綺麗になったよ(笑)

そして、歩くこと10分ジャ~ン



とうとう山頂へ着きました「アッパレ富士山



折角なので、雪だるまさんを作ってみたよ



ひょ~っ雪が、当たり前ですが冷たいです

しかも、パウダースノーでさらさら・・・なかなか上手に固まりません

何とか出来た可愛い雪だるま、富士山と一緒に記念撮影



山頂は広々と、遠くに南アルプスの嶺々が・・・



う~ん、いい気分だぁ

雪に不慣れなへっぽこ隊長でしたが・・・竜ヶ岳、ばんざ~い





さ、この日は食べる物は何もないので、気が済んだらサッサと下山致します。

時間はジャスト12時



5分でさっきの分岐へ着きました。



ここで2号のGPSを確認しながら相談・・・

「ねぇ2号、あたしヤッパどう考えても、登って来た道を転ばずに下る自信がない

「・・・やっぱり

石仏の道は緩やかだが、泥に滑ってどうにも足が先に行きバランスを崩しそう。

しかし、北側斜面の方はまだまだ凍っていそう・・・う~ん・・・どうする隊長

「ええ~いどうせ転ぶなら、泥より雪だろ少し進んで無理なら引き返すさ

「さすが隊長男ですねぇ(2号、心の声)

では、ちょっくら進んでみましょう。



う~ん・・・やはりこちらは凍った道を想定されてか、あまり踏み跡がありません



富士山もすっかり見えなくなりますしね・・・



その代わり麓の本栖湖が、九十九折を一つずつクリアする度

ドンドン大きく見えてきます。



なんだか楽しくなっちゃいました。思ったほど凍ってはいないようです。



な~んて調子こいてたら・・・



つる~ん



やはり転んじゃいました2号びっくりの割には撮ってるよね

「・・・はははっ

ま、こんな雪コロだって斜面を転がった形跡があるんだから



隊長が転がっても可笑しくないよね?

「いや、可笑しいだろ!気を付けられるんだから





「あ、危ない

「・・・気を付けてるのに・・・痛いにょっ

そんなこんなを繰り返しながら





遊歩道分岐まで来ました。山頂下の分岐から45分です。

ここから赤い線の遊歩道を行くか、更に九十九折を下るか検討し・・・

結果、このまま九十九折から車道を歩くことにしました。



木の根元の穴倉・・・いったい誰が開けたのか?上手に開いてます



ここら辺で最後、見事なスッ転びを見せた隊長ですが、これ、そのせいじゃないよね



とうとう車道前の最後の看板に辿り着きました



下山開始から58分



何度も転んだり、転びそうになりながら、散々なへっぽこ振りの隊長でしたが



泥だらけは免れ、なんとか2号の車に乗せて連れて帰ってもらえそうです





な~んて安心してたら・・・まだ続いてましたこの雪の下は凍ってた

「ズリっ」いやいや何処までも何時までも気が抜けません



オマタが破けて・・・ちょっぴり足が長くなるところでした

日陰の雪の下は凍っているので、
      気を抜かない事へっぽこ日記にメモしておきます



隊長は吸血鬼だったのか???っちゆうぐらい眩しい

う~ん、あそこをずーっと登って来たんだね



てこてこ歩いて駐車場に向かってると、またもや富士が顔をチラリ

そして・・・



とうとう駐車場へと着きました只今13時14分。登山開始から3時間39分



最後に本栖湖キャンプ場から富士山にお別れしました

あ~楽しかった



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