ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

ねこマンガ作成中♪

さよならね、キミちゃん。

2011-04-28 04:05:49 | 地域猫、始めます!

4月27日、キミちゃんが死にました。

 

3才になるかならないかの、短い一生でした。

病院で、「もう出来る治療もない」と言われたので、通院はやめて、Shinoさんちで点滴をしていました。

ここ数日は、Shinoさんがキミちゃんの部屋に布団を敷いて、一緒に寝てくれました。

余命宣告を受けてから、10日でした。

 

余命宣告を受けて、Shinoさん、Nさん、私。ずっと思い悩み続けました。

一番つらかったのは、預かりのShinoさんだったと思います。

キミちゃん言ってるよ。「ありがとうお母さん。」キミちゃんは幸せだったって。

キミちゃんに里親さんを見つけてあげることは出来なかったけど、

そんなの関係なく、キミちゃんにとっては、Shinoさんがお母さんで、しあわせだったよ。

 

やせて小さくなったキミちゃんの体は、まるで子猫みたいでした。

毛もつやつやで、本当にただ、眠っているみたいでした。

子猫みたいなキミちゃんを見て、公園にいた頃のキミちゃんを思い出しました。

もう一度、あの頃の、人嫌いだったわんぱくキミちゃんに会いたいよ。

キミちゃんを応援してくれた、みなさま、ありがとうございました。

キミちゃんは、公園の猫たちの眠る自宅の庭、さんじじいたちのそばに埋めます。

でも、もう今頃、猫の天国で、さんじじいや福ちゃん、スミちゃん、政宗たち・・・、みんなと一緒にいると思います。

 

※追記。

生きていた時、キミちゃんはいつも1匹で、ぬいぐるみと遊んでいたそうです。

「そのぬいぐるみがボロボロで・・・、ボロボロになったぬいぐるみ見てさ、

キミちゃん、さびしかったんだと思う・・・。

猫が好きな子だったのに・・・、公園から連れて来て、1匹で・・・

保護したことはキミちゃんにとって良かったのかな・・・」

キミちゃんが死ぬとわかったときに、そう言ってNさんは泣きました。

Nさんも私も、保護したことは後悔していません。

でも、さびしい思いをさせたとは思うのです。

あの時もっとこうしていれば、ああすれば良かった、いろんなことを考えました。

その時々に、ベストは尽くしてきました。

でも、死んでしまった今も、もっとああ出来たんではないかと、思わずにはいられません。

でも、今回のマンガは、ShinoさんとNさんが、そんな風にもう自分を責めないで欲しいと思い描きました。

キミちゃんが頑張れたのは、2人がいたから、しあわせだったからだと思うから。

 

 

キミちゃんは、Shinoさんの赤いセーターに包んで、さんじじいの隣に埋めました。