大した手入れもしていないのに、決まったように
健気に咲いて、春の到来を知らせてくれます。
震災から1ヶ月が過ぎましたが、仮設住宅は
まだ1割ほどしかできていないようです。
先週、商工会と日赤に義捐金を持参してきましたが、
本当に、早く現地にも春が来ることを願っています。
隣地に大きく枝を伸ばしていた山桜の大木を
友人の手をお借りして枝払いなど、春の作業が続いています。
千本桜も、もう少しで咲き始めるようです。
お出掛け下さい。
徳川家康の江戸城入城により誕生した「桐生新町」は、日本の「フィレンツェ」と称されたほど絹織物の製造と商いが盛んな「まち」でした。
そのためそれらの足跡である近代化遺産や織物産業に欠かせない「のこぎり屋根」などの産業遺産が多数点在しています。それらの産業遺産をめぐるコースです。
桐生天満宮 県指定重要文化財
天満宮は桐生新町の宿頭として遷座している権現造りの社殿です。日光東照宮の流れをくむ彫刻が綿密に施された社殿。
群大工学部同窓会記念会館 国登録有形文化財
桐生高等染織学校として創立。建物はゴシックスタイルを基調とした建築で、大正時代の雰囲気を残しています。
講堂内。
旧金谷レース工場「レンガ」 国登録有形文化財
レンガ造りの旧金谷レース工場。パン工房「レンガ」としてオープン。
店内。
旧住善織物工場 工房金田丸岡平
市内唯一の鉄筋コンクリート造りの旧住善織物工場。現在は5人の作家が自然採光の良さを活用し、アトリエとして共同利用しています。
旧斎憲テキスタイル工場
大谷石造りののこぎり屋根工場。現在は大谷石造りの高い保温性という機能を生かして、ワインの貯蔵庫として活用。
こちらは裏から。大谷石造り。(表は道路整備のためコンクリートで造りかえられました。)
岩秀織物
織機稼働中見学ができます。大正2年の創業で、当初は帯などを製織していたが、そののち、洋服地に移り、現在、三代目として、金襴を駆使した全国各地のお守り袋用生地、5000種類以上を製織しています。
お守り袋を見せていただきました。
コースのご案内
このコースは、徒歩にての観光になります。全コース約1.3km、2~3時間の行程になります。案内料おひとり500円、昼食代はパン工房で600円程度かかります。
連絡先
非営利活動法人 桐生再生
電話 0277-47-0414 携帯090-6039-5601
桐生再生事務局 清水様まで。
歴史を紐解きながらのご案内に、時間を忘れて、楽しく散策できました。
これからもブログで、日本のフィレンツェ「桐生」散策 2~4をご案内いたします。