私はとても寂しがり屋で、予定のない週末がとても嫌いです。
さびしくて、情けなくて、でもそんな自分をさらけ出せずに誘ってほしいということもできずに一人でじっと家にいることもあります。
でも今日はふと、これって私が潜在意識でほしがっていたものなのかなと思い出しました。
小さい時の私は、ひとりになりたかった。一人になれる空間が欲しかった、一人で誰にも見られずに思いっきり好きなことを好きな時にしたかった。
そんなふうに人の目を気にしないでいられる方もたくさんいるでしょうが、私はとりわけ人に、親にどう見られているか、気に入られているか気になってしょうがない子供だったのでしょう。
夜寝るときに、もし一人で家出をしたらどれくらい過ごせるかなとか、冒険ができるかなとか、一人の部屋があったら何をしたいかな、どんな飾り付けにしたいかなとか、朝も夜も誰かに寝なさいとか起きなさいとか言われずに好きな時間に寝たり起きたりしたいな、とか考えていました。
食べるものも、自分で決めたいなとか、自分で決められたら好きなものを1日に3回続けて食べたいな、とか大人になったら、自分で決められるようになったらこうしたいああしたいと思っていたものでした。
大きくなって、一人暮らしを始めて、私はその自由を手に入れました。そして、私は一人でいることに寂しがっていました。
結婚願望はありませんでした。親を安心させたいとか、枠にはまった幸せな結婚を夢見て、結婚したいと思ったことはありましたがそれは私が心から願ったことではありませんでした。
そんな自分で決められる自由を手放したいとは思わないはずですよね。
どうして私は今もひとりなのかなと考えてみたら、やはりそれを望んだ自分がいたのです。それも随分と昔から。
一人になりたくて、自由になりたくて、自分で決めたい、小さな頃からの私がいました。親のせいでも、誰か他人のせいでもないのです。
そんな自分を責めることなく、否定することなく、まずは素直に向き合いたいと思います。認めてあげたいと思います。
なつかしい自分に出会えたようなそんな夜です。
まずは、私の小さな頃からの願いを叶えてくれてありがとう。
私の願いを叶えるために頑張ってくれてありがとう。ここから始まります。