ニッサン エルグランド PNE52 2013年式 145200キロ

入庫したらまずは試乗です。
う〜ん、なんとなく唸るような加速で、加速に伸びがないような(^_^;)
過去のメンテナンス履歴がないので断定はできませんが、ノーメンテだろうというような感じですね〜

ヘッドライト。
めちゃめちゃ曇ってるわけではありませんが

磨いた後にワコーズのヘッドライト用コート剤で

コーティング。

続いてはリアデフオイル。
某大手販売店で購入されたみたいで、購入時のパック?かなんかで下廻りは防錆塗装されてます。
塗らないよりはマシなんですけど、もう少し綺麗に塗って欲しいなー(>0<;)

注入口が緩むことを確認してから

ドレンアウト。

ドレンアウト。

納車整備で交換されてるのかな。かなり綺麗でした、、、が


ドレンプラグには大量の鉄粉がw(°o°)w
どうなってるんでしょう?(゜o゜;

オイルはワコーズのMG-90をチョイス


規定量を充填。

最後はメインのCVTF圧送交換。


アンダーカバーを外してミッションオイルパンを確認。

圧送交換の前に下準備としてオイルパンを外し、ミッション内部を見える範囲で綺麗にするので

ドレンアウト。
基本的には規定量を充填するんですが、エンジンオイルみたいに全量が抜けるわけではないので、補充量は排出量を参考にするため、このように量を計測してます(^^)


オイルパンの取り外し

鉄粉がかなり吸着されてますね(^_^;)
飽和状態と思われます(>ω<)


ストレーナーも取り外し

こちらにもかなりの量の異物が引っ掛かってますね〜(>ω<)

そんなストレーナーは新品に交換しますが、この車のストレーナーはメーカーからの部品供給がないので、別ルートにて仕入れてます。

バルブボディを綺麗にして

新品のストレーナーを取り付け。

鉄粉により肥大したマグネットは

綺麗にして

オイルパンに装着。
オイルパンも汚れを取り除いて本来の色に戻ってます(゜o゜;

ミッションに装着。

オイルパンとストレーナーの脱着で更に1Lほど排出されてますが、それでも全容量からみるとまだ半分程度(^_^;)

このミッションにはフィルターも付いてるので


交換して圧送交換用のホースを接続。

トルコン太郎にワコーズCVTFプレミアムSをセット。

排出量プラスαを初期充填してエンジンスタートです(^^)/

左 新油ワコーズCVTFプレミアムS
中 最初にドレンアウトした使用済みCVTF
右 現在ミッション内を循環しているCVTF

圧送交換スタート♪

















圧送交換が終わると同時にクリーニングモードに切り替わります(^^)

クリーニングモードも終了(^^)/
クリーニングモード前後でフルードの色、透明度にほとんど変化がないってことはミッション内部の汚れもないと判断できるので、見積もりの段階では圧送交換を2回でみてましたが1回で終了とさせて頂きます(ʘᴗʘ✿)

スキャンツールを繋いでみるとかなりの量のDTCがw(°o°)w
まだ納車されて2週間足らずということで納車整備後から今日までに発生したのではなくて、納車整備でスキャンツールを使った点検をしていないんでしょうね〜┐(´д`)┌




内容的にはやはりそんな感じですね〜(^_^;)

消去しておきます(^^)/

レベルゲージにてフルード量を確認。

最後にCVTF劣化度を



消去!

左 最初にドレンアウトした使用済みCVTF
右 圧送交換後のCVTF
改めて比べてみても真っ黒だったフルードがほぼ新油と同等の色・透明度になってるのが一目瞭然ですね〜(≧▽≦)
CVTやATはフルードの性能で加速や燃費がかなり変わるので、エンジンオイルなんかよりもよっぽど交換を体感しやすいと思いますが、今回の交換後の走りはというと〜
全然変わってますね♪
唸り気味だった加速がゼロになったわけではありませんが、かなり低減してその分しっかりと加速するようになってます(。・ω・。)ノ
過走行だから交換できないってことはなく、むしろ壊れる前に早く交換するべきなので、気になる方はぜひご相談くださいm(_ _)m
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。