Day by Day

明日は晴れるかな

ラ・サール45

2024年06月23日 | 進学校の算数

(1)「 0.18 × 38 + 4.5 × 1.8 + 18 × 0.27 を求めよ。」 2002

= 1.8 × 3.8 + 4.5 × 1.8 + 1.8 × 2.7 

= 1.8 × ( 3.8 + 4.5 + 2.7 )

= 1.8 × 11

= 19.8(答え)

もちろん、暗算で可能

たとえば、A  ×  B は、10A  × 0.1B 、0.1A  × 10B と等しいでしょう

 

(2)「 63 × 19 + 62 × 54 - 37 × 21 - 16 × 93 を求めよ。」 2017

= 21 ×  57 + 31 × 108 - 37 × 21 - 48 × 31

= 21 ×( 57 ー 37 )+ 31 ×( 108 ー 48 )

= 21 × 20 + 31 × 60

= 420 + 1860

= 2280(答え)

こちらも、暗算で可能

 

(3)「 59 × 20.8 - 236 × 0.7 + 4 × 29.5 を求めよ。」 2024

= 59 × 20.8 ー 59 × 2.8 + 2 × 59

= 59 ×( 20.8 ー 2.8 + 2 )

= 59 × 20

= 1180(答え)

結局、どちらでも暗算で可能。ラ・サールの傾向ですね。20年以上前にも同じように問うている。

 


ラ・サール44

2024年06月23日 | 進学校の算数

「 スタート地点からしばらく平地が続き、その後登り坂となり、さらにそのあと最初の平地の2倍の長さの平地がゴール地点まで続くコースがあります。このコースをAは平地を毎分300m、登り坂を毎分200mの速さで走り、Bは平地も登り坂も毎分250mの速さで走ったら、どちらもゴールするのに12分30秒かかりました。次の問に答えなさい。

(1)AとBが同時に走り出すとしたら、2人が途中で並ぶのは走り出してから何分何秒後ですか。
(2)Aが、登り坂100mを走るときは、平地100mを走るときよりも、何秒多くかかりますか。
(3)このコースの登り坂の長さは何mですか。」 2014

 

ではでは、事前に下調べやっとこか

まず、コースの全長は、250 × 12.5 = 3125m

そして、平地の長さを X m、登り坂の長さを Y mとすると、
( X +2X )/300 + Y/200 = 12.5
X +2X + Y = 3125 ⇒ Y =3125ー3X 
が、成り立つ

とすると、( X + 2X )/300 +( 3125 ー 3X )/200 = 12.5
全項を600倍すると、2X + 4X + 9375 ー 9X = 7500
3X =1875
X = 625、Y= 3125ー1875= 1250

つまり、はじめの平地の長さは625m、登り坂の長さは1250m、次の平地の長さは1250m

(1)A と B が途中で並ぶまでの時間を X 分とすると、
分速250m  ×  X 分  = 625m +{ X 分 ー( 625m  ÷  分速300m )}×  分速200m)が成りたつ

250X = 625 +( X ー 25/12 )× 200
250X = 625 + 200X ー 5000/12
全項を12倍すると、
3000X = 7500 + 2400X  ー  5000
600X = 2500
X = 250/60

したがって、2人が途中で並ぶのは走り出してから250/60分後、つまり4分10秒後(答え)


(2)100mわることの分速200mは1/2 分、100mわることの分速300mは1/3 分。
1/2 分は30秒、1/3 分は20秒。
したがって、
Aが、登り坂100mを走るときは、平地100mを走るときよりも、10秒多くかかります(答え)


(3)このコースの登り坂の長さは、1250m(答え)


楽勝やん♪

こういうのを「エクソシスト」といっておこうか(笑)


ラ・サール43

2024年06月23日 | 進学校の算数

「 整数のうち、5の倍数を除いて、左から小さい順に並べます。
  1、2、3、4、6、7、8、9、11、12、13、14、16、・・・・
 これらをつなげて、ひとつの長い数字の列を作りました。
  123467891112131416・・・・
 すると、左から9番目も10番目も11番目も1になります。このとき、次の問に答えなさい。

(1)左から100番目の数字は何ですか。
(2)はじめて0が出てくるのは、左から何番目ですか。
(3)はじめて0が隣り合うのは、左から何番目と何番目ですか。」 2016

 

ではでは、ノートPCに願いましては~

(1)1桁では、5以外の8個
2桁では、
(5の倍数は、)10、15、・・・、80、85、90、95までで18個
とすると、解に該当する整数の数は、90ー18となり、72個
数字の個数は、72個かけることの2となり、144個

100個のうち該当する1桁の数字では8個あるので、
2桁では、92個わることの2となり、該当する整数の個数は46個

10台で8個、20台で8個、・・・、50台で40番目から

とすると、51が41番目となるので、46番目は57
したがって、99番目の数字は5、100番目の数字は7(答え)

(2)はじめて0が出てくるのは、101
1桁では8個、2桁では144個なので、99の1桁の数である9が152番目。
99101102・・・ と続いてゆくはずなので、はじめて0が出てくるのは、左から154番目(答え)

(3)はじめて0が隣り合うのは、1001
1桁の整数では8個(数字の数も8個)、2桁の整数では72個で、数字の数はかけることの2となるので、144個。そして、3桁では、80個(1桁8個 +2桁72個)の9倍(100~900台)となり、720個の整数。数字の数は3かけることの720となり2160個。

とすると、3桁までの数字の総数は、1桁8個たすことの2桁144個たすことの3桁2160個となり、2312個。
9991001002・・・ と続いてゆくはずなので、999の1桁目の9が2312個目とすると、
はじめて0が隣り合うのは、左から2314番目と2315番目(答え)